「今週のゲーム&アニメの話題ランキング」では、直近1週間で注目を集めたゲームやアニメ界隈の話題を、ランキング形式でお届けします。
ネット上におけるゲーム&コンテンツ関連の話題では、いったいどんな話題がどのくらい注目されていて、そしてそれはどういうことなのか? 数値込みで整理&まとめていくことで、ゲームファンはもちろん、ゲーム業界で働く方々への情報収集の一助になれば幸いです。
※調査期間:4月4日〜4月10日。ランキングはSocial Insightによる調査データを元に作成しています。
総合ランキング(30位まで、トータルスコア順)
※Twitter、Facebook、はてなブックマークの数値を合計&重み付けをしたものです。
先週に引き続き、今週のランキングも新型コロナウィルスの影響が大きく残る結果となった。Nintendo Switchの国内出荷が一時停止されたほか、ゲーム審査機関のCEROが1ヶ月間の臨時休業を発表。世界最大級のゲームイベント「E3」も今年は完全な開催中止を表明した。
また、4月24日に公開を予定していた『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は延期となり、Facebookを中心に大きな話題となった。
任天堂、スイッチ国内出荷を一時停止 再開は未定 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57784500X00C20A4000000/
ゲーム審査機関CEROが臨時休業を発表。1か月レーティング審査がストップし、新作ゲームの発売に甚大な影響
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200407-119462/
「E3」2020年は完全に開催中止へ。代替えのオンラインイベントも実施せず、ただし各社発表やイベントは支援予定
https://news.denfaminicogamer.jp/news/200408d
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公開延期のお知らせ:News | 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト
http://violet-evergarden.jp/news/?id=108
一方で、リモートワークの増加に応じて、様々な企業がビデオ会議で使える背景画像を無料で提供したり、外出自粛により窮地にあるゲームセンター等を支援するサイトが開設されるなど、現下の危機的状況を支援しようという動きも現れている。
【バーチャル背景画像】在宅のテレワークやビデオ会議、ウェブミーティング用の背景画像に!『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』より、四軒茶屋、喫茶ルブラン、屋根裏部屋、ベルベットルームをご活用ください。https://t.co/DBOVpHCgAU #P5R pic.twitter.com/tnIAv5nUq0
— アトラス公式アカウント (@Atlus_jp) April 7, 2020ゲーム企業が配布する「ビデオ会議向けバーチャル背景」の画像まとめ。『十三機兵防衛圏』『龍が如く』『スーパーマリオオデッセイ』など
https://news.denfaminicogamer.jp/news/200407f
WEB会議などで使える「エヴァンゲリオン壁紙」登場! – エヴァンゲリオン公式サイト
https://www.evangelion.co.jp/news/web_screen/
新型コロナで「支援を求めるゲーセン」&「応援したいゲーマー」をつなぐサイトが公開 「手を差し伸べられたはずなのに」と後悔しないために – ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2004/08/news113.html
ほかゲーム業界の話題では、PS5の新コントローラー「DualSense」の公開や、サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」の日本配信が注目を集めた。
PlayStation®5用 新ワイヤレスコントローラーDualSense™公開 | PlayStation.Blog
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/9498/20200408-ps5.html
“コンソールゲームのサブスク”ついに日本にも! Xbox Game Pass日本サービス詳報 – GAME Watch
https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1245664.html
歴代のPlayStationコントローラーとは一風異なるデザインとなった「DualSense」。白を基調としたツートンカラーや丸みを帯びたシルエットから、「〇〇に似ている」という比較画像が海外を中心にミームと化している。
PS5のコントローラー「デュアルセンス」に“謎の既視感”を感じる人が続出。さまざまなキャラクターと重ね、比較やコラージュ画像を投稿する人も
Xboxのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」は、海外ではすでに2017年から配信されていたものだが、ようやく日本でも配信されることとなった。GAME Watchによると、ここまで日本でのサービス開始が遅れた理由は、CEROへの対策を練っていたためとのこと。配信されるタイトルには、『Gears 5』といったCERO:Z指定(18歳以上)以上のものが含まれてしまうが、サービス設計の時点でCERO:Zを除外するような仕組みを持っていなかったのだ。最終的にはCERO対応を断念し、日本ではサービスごと18歳以上限定とすることでの提供となった。
紆余曲折があったとはいえ、Xbox Game Passの料金はコンソールで月額850円、PCで月額425円と他のサービスに比べてもかなりの安さを誇る。Apple Arcade、Google Stadiaなどの新規参入もあり、ゲームサブスクリプションサービスの覇権争いはこれから本格的になっていくだろう。
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