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本田翼のモンハン愛が爆発!「モンハンのCMに出るのはすごく名誉」──ジャージ姿で登場した本田翼が実機プレイも披露『モンスターハンターライズ』 イベントレポート

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 カプコンは、3月9日(火)に品川インターシティホールで、「狩猟解禁直前!モンスターハンターライズ デジタルライブイベント」を開催。本イベントは、YouTube Liveで一般向けに生配信されたほか、事前募集された総勢1000名のオンラインサポーターもリモートを通じて参加した。

取材・撮影・文/トモトモ


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 『モンスタハンターライズ』は、Nintendo Switch向けに3月26日発売予定のシリーズ最新作。今作では、カムラの里と呼ばれる和やアジアンテイストを基調とした世界を舞台に、狩猟生活が楽しめる。モンスターを操れる「操竜」、さらにはモンスターの群れからカムラの里を守る新タイプのクエスト「百竜夜行」など、新たに追加された複数の要素によってこれまでとは一味違う『モンスターハンター』が体験可能だ。

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 リリースに先駆けて行われたイベントでは、書道家・青柳美扇さんによるライブパフォーマンスでオープニングが飾られ、躍動感のある力強いタッチで「狩猟魂」の書がしたためられた。

 パフォーマンス後には『モンスターハンターライズ』のプロデューサーを務める辻本良三氏とディレクターの一瀬泰範氏が登壇。青柳さんとミニトークを繰り広げた。

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 青柳さんは、今作における筆文字のデザインを担当しており、各モンスターの筆文字は、設定資料やイメージを基に生み出されたとのこと。

 一瀬氏は「マガイマガド」や「フルフル」などのモンスターを例に「個性的なモンスターの特徴を全てにおいて入れて頂いている」と青柳さんへ感謝を示していた。プレイヤーは同デザインを、ゲーム中のモンスターやステージ紹介演出といった場面で見られるようだ。

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 続いて、スペシャルゲストとしてメガネをかけジャージに身を包んだタレントの本田翼さんが登場。衣装について「すごい格好だとは思うんですけど、これはこのあと……」と多くは語らなかったが、直後の新CMお披露目で、劇中のイメージキャラクターに扮していることが明らかに。

 「モンハン先生 登場篇」そして「モンハン先生 リモート授業篇」と題された2種類のCMでは、本田さん演じるメガネとジャージ姿がトレードマークのモンハン先生が学校で『モンスターハンターライズ』をレクチャーする様が描かれている。

 完成したばかりのCMを見た本田さんは「モンスターハンターのCMに出ることってすごく名誉なことなので、本当にうれしいです」と笑顔をのぞかせた。

 先生という設定について辻本氏は「本田さんと言えば、ゲームがめちゃめちゃ上手いので、完全に先生でしょ」とその理由を端的に語り、CMでの巨大な太刀を持ったり、先生のサイズが突如小さくなったりする演出は、ゲームでそのような要素があるためと、今作の特徴を反映させた内容になっていることを解説。

 話題は撮影時のエピソードへ。本田さんは注目シーンについて聞かれるとCM冒頭の「武器を持って入ってくる先生」をピックアップ。竹刀を持って教室へ入ることをイメージして演技に臨んだが、何回も武器をぶつけてNGを出してしまったという。

 武器として用意された小道具の太刀は、とても大きなサイズだったようで「かなり右肩も筋トレになりました」と撮影時の苦労を笑いながら答えていた。現場に立ち会った辻本氏も「長時間の撮影だったがはじめから最後まで元気に、立ち会っている僕らも楽しめた」と回想し、終始明るい雰囲気でCM撮影が行われたことを印象付けた。

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 トークは『モンスターハンターライズ』の内容にも及び、1月に期間限定で配信された体験版『モンスターハンターライズ DEMO』の印象を聞かれた本田さんは、新オトモとしてガルクが増えたことに言及。ガルクに乗るとすばやく移動でき、かつプレイヤーのスタミナが減らないことを「モンハンはスタミナ管理が大変だったけど、それがなくなるというのが革新的」と感動していた。

 さらに、「武器は?」と辻本氏からふられると、「本作は笛ですよね。ZRでできる回避が強いなって。奏でてすぐに強化・回復できるのは強い」と狩猟笛を使っていることを明かしていた。そのほか、「昨日のナルガクルガの発表、感動しました」と前日の発表内容にも触れるなど、随所でモンハン愛を爆発させていた。この熱量には、シリーズに長年携わっている辻本氏も司会から「ちょっと引いてます?」と指摘されたほど。

 その後、辻本氏と協力しての『モンスターハンターライズ』実機プレイにも挑戦。チャレンジするクエストには、本邦初公開となる”なまはげ”をモチーフとしたパワフルなモンスター「ゴシャハギ」討伐が用意された。辻本氏曰く「ゴシャハギが登場するクエストを遊ぶのは、関係者以外では本田さんが初めて」とのこと。

 ゲームが開始されるやいなや、ゴシャハギを討伐する目的なのに、目の前に現れたベリオロスに突撃する本田さん。辻本氏から「新モンスターに行きましょうか」と促される場面も。そんな紆余曲折ありながらゴシャハギの生息エリアへ到達、強大なモンスター相手にふたりの共闘が繰り広げられた。残念ながら時間の都合で討伐は叶わなかったが、新要素「操竜」なども駆使した見応えのあるマルチプレイを披露した。

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 ここで、本田さん出演の生配信番組「モンハン先生 本田翼が生配信 みんなでモンハンライズ」開催が発表。3月12日(金)よりリリースされる体験版『モンスターハンターライズ DEMO Version2』を使った実況プレイが行われる予定で、カプコンのYouTubeチャンネルにて3月20日(土)20時より放送されるとのこと。

 少数ながら視聴者も一緒にプレイを通して番組へ参加できるようだ。本田さんは「ちょっと緊張するので、練習していきたい」と意気込みを語り、最後には「3月20日、楽しみにしているので、ぜひ皆さん一緒にプレイしましょう!」と力強くメッセージを送った。

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 イベント中、突如本田さんが「モンハンの素材の名前がいつも読めないので、本当にふりがなが欲しい」とシリーズファン故の切実なお願いをクリエイター陣へ直訴する一幕も。この要望に辻本氏は「僕らでもたまに間違えるときがある」と反応し、一瀬氏は「検討します」と返答。いつか実現される日がくることを願いたい。

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 イベントの後半では、歌手の加藤いづみさんが『モンスターハンターライズ』のテーマソング『カムラ祓え歌』を熱唱。“モンハン語”の歌詞の余韻が残る中、リモート参加しているサポーターからの質問に答えたり、防衛型クエスト「百竜夜行」の世界初となる実機プレイが披露されるなど、複数のセッションによって発売が迫る『モンスターハンターライズ』の特徴や魅力が伝えられた。

 最後に、イベント終了後に開発陣へ質問させていただく機会が得られたので、以下ではその模様をお伝えする。


──百竜夜行をプレイするにはゲーム本編を進める必要があるのですか? また報酬は?

一瀬
序盤からプレイできます。後半になるほどバリエーションは増えていきます。イベントとして出てきますが、通常のクエストのサイクルの中に常設されるようになります。討伐ではなく撃退で、つぎつぎに追い返していくような形になりますが、最後に現れる大物モンスターは、討伐することができます。サブ任務もこなすことでランクが上がり、報酬が多くもらえるようになります。報酬は出現モンスターの素材などが手に入ります。百竜夜行でしか手に入らない報酬もありますが、必ずしもそれを取らなければいけないわけではありません。

──「メインモンスターは制作に3〜4年かかることがある」と語られていましたが、どのような手順で制作を進められるのですか。

一瀬
たとえば火属性のモンスターがほしいとなったら、まず企画会議を行います。おもしろくなりそうな意見をピックアップして、コンセプトに基づいて遊びを広げていき、モンスターの姿をデザインしていきます。そこまでが数ヵ月。デザインが完成したら3Dモデルを作成し、イメージを固めるためにアニメーションも同時進行で作っていくと、ざっくり1年くらいかかかります。もちろんゲームとしておもしろくないといけないので、プレイヤーが気持ちよく倒せるように調整を行っていくと、2〜3年かかったり。制作に携わる人数はモンスターによってまちまちで、ひとりがずっと担当することもあれば、10~20人が関わることもあります。

──体験版の第1弾では狩猟笛に注目が集まり、SNSでも拡散していましたが、反響は想定内だったのでしょうか? また、開発者として楽しみにしているユーザーの反応などはありますでしょうか。

一瀬
狩猟笛は多くの反響をいただいて、ありがたいと思っています。入れ替え技でいろいろな武器の使いかたができますし、遊び方も変わるので、製品版で最終的にどのような人気になるのか楽しみですね。

辻本
狩猟笛は使用率が毎回最下位くらいの武器なので、上がってくれたのはうれしいですね。ただ、あんなに上がるとは思っていませんでした(笑)。プレイヤーのみなさんの反響は見させていただいていますので、体験版第2弾や製品版が発売されたあとに、感想や意見、盛り上がりをSNSなどで伝えてもらえるとうれしいですね。

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ライター
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小学生の頃にセガの『シェンムー 一章 横須賀』をプレイして以来、ゲームに夢中です。 将来はゲームを作りたいとゲームプランナーを志すも紆余曲折あり、現在は経済学を教えるジョブなどをやっています。 未来を感じられるようなワクワクを体験できるゲームとそれを生み出すクリエイターが大好き!
Twitter:@totetote114

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