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クラウドとセフィロス、なんか仲良くなってんだけど……?謎に包まれた『FFVII リバース』を世界最速で遊んできたらFFVIIがFFVIIすぎる

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 みんな、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』……楽しみにしてる!?

 「全三部作」というとんでもない規模感で『FFVII』をリメイクしてしまった『FFVIIリメイク』の続編、それが『FFVIIリバース』

 既に発売前から「あの規模感でワールドマップを作っていったらどうなってしまうんだ」「本当に完成するのだろうか」とさまざまな話題を呼んでいましたが……なんと今回はそんな今作をいち早く体験させていただいたのです!

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 とはいえ、この「2作目のFFVIIリメイク」こと『FFVIIリバース』が一体「どんな内容なのか」わからない方も多いのでは? というか、私もよくわかっていません。なぜなら全然情報が出ていないから。

 具体的にどこからどこまでのお話が描かれるの?
 ワールドマップはどうなっているの?
 そもそも……どんなゲームになっているの?

 逆に、この「謎に包まれてる感」自体がFFVIIの味でもある。謎に包まれてなくっちゃFFVIIじゃない。それがFFVIIリメイクならなおさら。でも全然情報が出ていない。そんな謎に包まれた『FFVIIリバース』……今回は特別に紹介しちゃいましょう!

 まぁ……これで大体『FFVIIリバース』がどんなゲームなのかわかることでしょう。
 いや、わからないかもしれない。とにかく最後まで読んでください!

 ちなみに、同時に今作のプロデューサーを務めた北瀬佳範さん、ディレクターの浜口直樹さん、クリエイティブ・ディレクターの野村哲也さんへのインタビューも掲載されています。ノムテツさん……ノムテツさん!? マジかよ。貴重なインタビューです。ぜひ、こちらも読んでください。

文/ジスマロック
編集/実存


『FINAL FANTASY VII REBIRTH 』って、どんなゲーム?

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 とはいえ、もしかしたら『FFVIIリバース』からこのシリーズに入る方もいるかもしれません。そんな方のために、改めて「FFVIIリバースってこんなゲーム」を解説しましょう。FFVIIの「オープニングからミッドガル脱出まで」を超絶グラフィックでリメイクした前作、『FFVIIリメイク』。いや「オープニングからミッドガル脱出までで1作」って改めて書くとやっぱ正気じゃないですね。

 魔晄都市ミッドガルを脱出したクラウドたちは、運命の壁を越えて未知なる荒野への旅に踏み出す。端的に言えば、「ミッドガル脱出後から忘らるる都まで」が描かれるのが『FFVIIリバース』ということだそうな。

 「忘らるる都」ってコトは、やっぱあのシーンですね。さぁ、どうなっちゃうのかな!? さっきあんなに「謎を解き明かす」とか書いてたのにまた謎を増やしてしまった。

 ちなみに、現在公開されているPVにてちょっと明かされていますが、ザックスも出るとか、出ないとか……? イカン、書けば書くほど謎が増えていく!

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YouTubeより

 「ミッドガル脱出後」……それはつまり「ワールドマップ」が登場するということ。

 あのFFVIIの広大なワールドマップが、現代のリアルスケールで登場するらしいのです。あの「ミッドガルから出たら思ったより豊かな自然が広がっていた」構造を私が勝手に「首都圏から出たらほとんど田舎な北関東の国道沿い」と呼んでいるワールドマップが、とうとう登場するらしいのです!!

 そしてワールドマップを探索するということは、もちろん「チョコボ」も登場します。山チョコボや空チョコボを駆使して、さまざまなフィールドを駆け回っちゃいましょう。さらにあの「バギー」も登場! うわっ! これあのちょっとダサい特徴的な見た目のバギーじゃん!! ここ再現する!?

 しかもコスタ・デル・ソルでは「ウィリー」という名の立ち乗り二輪車に乗ることもできるらしいです。クラウドがこれに乗ってる絵面すごいな。流石にバスターソードどっかに置いてきなさいって。FFVIIすぎる。最高か? もうPVの情報だけでお腹いっぱいになってきた。あのバギーを「お馴染みの!!」みたいな雰囲気で出してきてるこのPVもすごい気がする。

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YouTubeより

 そして、FFVIIと言えばやっぱりミニゲーム! 「と言えば」と言ってしまっていいのかわからないけれど、とにかく『FFVIIリバース』でもミニゲームはたっぷり登場するそうです!!

 バイクレースにチョコボレース、何ガイツやトバルNo.何を想起させる「3Dバトラー」……おそらくゴールドソーサーが登場すると思われる今作は、特にミニゲームが盛りだくさんになるのではないでしょうか。前作の時点で盛りだくさんだったのにこれ以上増えるっていうのか。

 さらに今作からは「ユフィ」「ケット・シー」のふたりの仲間が本格的に合流! PVでもヴィンセントらしき何者かがチラッと登場していますが…………え、まさかあのめんどくさい加入手段リメイクでもやるんですか。流石にアレは優しくしてほしいんですけど。

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YouTubeより

 以上が『FFVIIリバース』の大まかな概要です!
 ちなみに、前作『FFVIIR』と『FFVIIリバース』がセットになった上で、前者がほぼ無料になっちゃうくらいの超お得なセットも販売予定なんだとか。『FFVIIリバース』から入る方もご安心を。

 ……正直、まだ「うん、わからん」と思っている人が大半かもしれません。もうとっとと体験プレイの本番に移りましょう! なんと今回の試遊では「セフィロスで戦う」ことができました。ぜひご覧あれ。

「FFVII」らしさ、爆発してます。クラウドとセフィロスで戦えニブルヘイム

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 スクエニの人から「クラウドとセフィロスで戦えますよ^^」と聞いた時、私は「どういうこと!?」と思った。実際、過去のニブルヘイムの話だった。なるほどね。なんか上手く騙された気がする。でも……このためにプレイアブルのセフィロスを用意しているのか!?

 しかもこのニブルヘイムの話……なんか明らかにクラウドとセフィロスのやり取りが増えている。こんなにイチャイチャしてなかっただろ!? いやぁ、こればっかりは本編を楽しみにしてほしい! この「明らかに盛られている」のは間違いなくFFVIIリメイクの味わいなんだけど……これは流石にすごい!

 「ファンサービス旺盛」ってこういうコトなんだろうか。いや、本当にそうか? 初手からちょっとクラクラしてきた。3年ぶりのFFVIIR味、たまらん。『FFVIIリバース』、すごいぜ。

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ちなみにティファの服装も原作そのままです。その服なんなの……。

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 ここで紹介しておきたいのが、今作から新たに登場した「連携アクション」

 R1ボタンでガードしている最中に各種ボタンを押すことで、仲間と協力して攻撃を繰り出してくれます。これは仲間の組み合わせによって全く違ったアクションが用意されており……つまり、「クラウドとセフィロス」「クラウドとエアリス」では全然違う連携アクションを発動します。

 たとえば上記の画像はクラウドとセフィロスが繰り出す「ヴォイドブレイク」。クラウドのバスターソードにセフィロスが怪しいオーラを付与<エンチャント>して、強力な斬撃を繰り出します。このためにクラウドとセフィロスの専用アクションを用意したのか。相変わらずヤバいぜ。

 基本的に『FFVIIR』の戦闘システムは「通常攻撃などでATBゲージを貯めて、アビリティや魔法を発動する」という、ATBゲージの管理が大切でした。

 ですが、この連携アクションに関してはATBゲージを消費せずに発動することができるのです。なんだかお得。感覚的には、「単純にお得な攻撃手段がひとつ増えた」という感じでした。

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 そしてみんな気になっているであろう「セフィロスの性能」ですが……。

 まぁ~~~~~~~~~~~~~強いですよね。

 そもそも正宗による通常攻撃に隙がない。「残心」による斬撃で空中の敵も斬り落とす。いつもの串刺し攻撃こと「獄門」で火力もバッチリ。締めはリミットブレイクの「八刀一閃」! これは最強のソルジャー1stですわ。もう、とにかく強い。

 一応体験内ではクラウドも使えたんですが……ぶっちゃけほとんどセフィロスしか操作していなかったくらい強いです。本編でも仲間として加入してほしい。いや……FFVIIRならワンチャンあるかもしれないでしょう!? もう純粋に性能面でも仲間になってほしい。

 そしてやっぱりFFVIIRと言えば……「異様なこだわり」

 なんか普通に考えれば手を抜いても良さそうなところに全力投球。「なんでここにまでリソースを投入しちゃったのよ!?」と頭を抱えたくなるほど全力投球。「お前が一番FFVIIに真剣だよ」と両手を挙げて降参したくなるくらいには全力投球。

 ほんで『FFVIIリバース』でも……その異様なこだわりが随所で炸裂しております。たとえば、ニブル山を登る時、いくつか崖を登っていくような場面もあったりします。そしてセフィロスも、崖を登ります。

 でもみなさん、「セフィロスが両手でわっせわっせと崖を登っている絵面」なんて……想像したくないでしょう? セフィロスはやっぱり、崖を登る時でもスタイリッシュであってほしい。崖すらカッコよく登ってほしい。
 
 大丈夫、『FFVIIリバース』はそんなご要望にも応えます。

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 なんとセフィロス、片手で崖を登ります。

 どうして……どうしてそう変な方向にばかり思いきりがいいのよ!?

 いや……むしろ「妥当」と言えるのかもしれない。「セフィロスが崖を登る時には、片手で登るのが当然でしょう?」と言われたら、まぁ確かに当然のコトではある。本当にそうだろうか。この巨大な煙に巻かれているような感覚、見紛うことなくFFVIIRだと思う。

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クラウドが引っ張っている緑色の装置が「魔晄除去装置」です。

 崖を登ったクラウドを待っていたのは、「魔晄除去装置」だった。

 そんな装置知らん。

 要はこの魔晄除去装置を掃除機のように動かすことで、魔晄ガスを取り除いていくミニゲームが用意されています。出た! ミニゲーム来た!! なにこれ? FFVIIRすぎる。

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 いよいよニブルヘイム編も大詰めへ。ボスの「マテリアキーパー」が登場。出た、FFVIIお得意の「なんか原作から存在感が盛られている気がするボス」だ。しかも強い! そうだ、このゲームって前作から気を抜くと死にそうになるくらいの絶妙な難易度だった!!

 そしてここで紹介したいのが、「連携アビリティ」

 これは先ほど出てきた「連携アクション」とはまた少し違ったシステムとなっております。端的に言えば、連携アクションが「連携の通常攻撃」だとしたら、連携アビリティは「連携の必殺技」という感じです。……イマイチ伝わってないかもなこれ。

 とにかく動画をお見せしましょう!
 これがクラウドとセフィロスの連携アビリティ、「クロススパイラル」だッ!

 誰が呼んだか石破ナントカ武神覇斬。

 バスターソードと正宗の乱舞が敵を切り刻む! その隙にチラッと見つめ合うクラウドとセフィロス。アタシ何見せられてんの? やっぱりちょっと仲良くなってるよね!? そんなコトないのか!? 私がそう見えているだけ……? いや絶対ちょっと仲良くなってるって。

 この「連携アビリティ」について、もう少し詳しく説明しておきましょう。連携アクションは特にATBゲージなどを消費せず発動することができましたが、連携アビリティは専用のゲージを消費することで発動します。ちょっと、下の画像をご覧ください。

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 「クロススパイラル」と書かれている横のセフィロスとクラウドの顔アイコンに、ふたつの水色のゲージがあることを確認できます。これが、連携アビリティを発動するために必要な「連携ゲージ」です。

 この「連携ゲージ」は、アビリティや魔法などのATBゲージを使用するアクションを繰り出すことで、ひとつずつ増加していきます。そしてセフィロスとクラウドで別個にゲージが求められているということは、「セフィロスとクラウドの両方が、2ゲージ分持っている必要がある」ということです。

 ちょっと文面だけだと大変そうに感じるかもしれませんが、そもそも『FFVIIR』のバトルシステム自体がアビリティや魔法をバンバン駆使するような作りにはなっているので、そこまで連携アビリティ用のゲージを溜めることは意識せずともよい感触でした。

 まぁ……「カッコいいからそんな細かいこといちいち気にすんな!」って感じですかね! ファイナルファンタジーはカッコよけりゃいいんだ!! ワッハッハ!! 今の「プレイレポ」の根幹を折るような発言だったかもしれない。

閉じたミッドガルから、開けた世界へ。思ったより自由度ヤバい

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 『FFVIIリバース』が発表された時、私は一番気になっていたことがありました。確かに、『FFVIIリメイク』のミッドガルの表現はすごかった。ミッドガルの中だけで1本のゲームとして成立してしまうくらいには、凄まじいパワーがあった。だけどミッドガルは、あんなに長いFFVIIの一部でしかない。

 ミッドガルを飛び出せば、さらに広大なワールドマップが広がっている。あの広い世界をミッドガルと同じ物量で描いていたら……一生完結しないんじゃないか? もうゲーム界のサグラダ・ファミリアと化してしまうのではないか?

 ……ところが、『FFVIIリバース』の映像が発表された時、かなりしっかりフィールドが作られていた。正直、驚いた。「で……できとるやないか!!」と。いや、でも嘘かもしれない。謎に包まれているのがFFVIIだから。実際蓋を開けるまで、本当に完成しているかわからない。

 で、遊んでみた。

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こちらがジュノンエリアのマップ。ジュノン付近だけでこれほどの広大さなので……もうどんなスケールになっているのか見当もつきません。

 で……できとるやないか!!

 あのワールドマップが等身大の視線で描かれ、チョコボに乗って自由に走り回り、好きなところに行くことができる! 今回遊べたのはジュノン付近のみなので実際の他のエリアがどうなっているかはよくわからないのですが……それでもとにかく「できとるやないか!!」という驚きがあります。

 ちなみに、レッドXIIlもフィールドでは普通にチョコボに乗ります。

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 こうなります。

 嘘でしょ……。
 なんで……なんでこんなことに……。

 マズい、こんな細かい部分にいちいち突っ込んでいたらいよいよ本当に記事が終わらなくなる。もう先に行きましょう。そんなこんなでフィールドをうろついていると、「はぐれチョコボ」なるかわいいチョコボに出会うことがあります。

 そしてはぐれチョコボについていくと、「チョコボストップ」という拠点を発見することができます。これはファストトラベルのポイントになったり、セーブポイントになったり……いわゆる「フィールド上の拠点」ですね。

 なんとなく歩いていればはぐれチョコボと遭遇し、いい感じにチョコボストップに誘導してくれます。最近流行り(?)の「UIに頼らないプレイヤーの誘導」というヤツでしょうか。

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この白い子が「はぐれチョコボ」。△ボタンでなでることもできます。見つけたらついていきましょう。

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 そしてチョコボストップでは「ざぶとん」を消費して休憩することができます。

 「ざぶとん」。
 
 えっ、「ざぶとん」なんて単語……FINAL FANTASY Vllに出てきてもよかったのか。いや、もしかしたらノムテツさんの書いた超絶カッコいいざぶとんが出てくるかもしれない。どれ、見てみるか。

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 いや思ったよりざぶとん。

 な……なぜ「ざぶとん」なのか!?
 もっとこう……「クッション」とかあったのでは!?

 一応、「ざぶとん」で休憩するクラウドの動画も載せておきましょう。
 ざぶとんで休憩するクラウドの動画、世界初かもしれません。

 …………なんでこのシーンの動画を貼ったんだろう。

 いや、私が初めて見た時に感じた「お、おぉ……」という気持ちを全員に味わってほしかったからなのだが。さぁ、全員味わってくれ。世界よ、これが『FFVIIリバース』だ。もしかしたら「FFVIIリメイクが3年ぶりに帰ってきた」という事実をざぶとんで一番実感したかもしれない。

 何って……ざぶとんで休憩してHPを回復しただけだが……?

 そんなこんなでフィールドをウロウロしていると、「討伐拠点」というエリアに遭遇することがあります。この討伐拠点では、強力なモンスターとバトルすることになります。いい感じに経験値とかを稼ぎましょう。まぁ……立ち位置的には「軽めのモブハント」みたいな存在だと思われます。

 そして……接敵すると(多分)CV本渡楓のポケモン図鑑みたいな音声が流れ始めます。この音声……何? なにも……なにも説明されない……怖いよォ! むやみやたらに高いテンションで討伐拠点の敵を解説してくれます。本当になんなの!?

 ちなみに、先ほども触れた通り「連携アクション(アビリティ)」はキャラ全員分に用意されています。だからもう、こんな風にクラウド・エアリス・ティファでパーティーを組み、クラウド起点に連携アクションを使おうとすると……

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 あぁもう、「どっちを選ぶの!?」状態ですね!
 ソルジャー1st、罪な男だねぇ……。

 これらの「チョコボストップ」や「討伐拠点」を筆頭に、今作は想像以上に探索要素が増えているのです。

 ある意味、ゲーム的な部分も前作とは対称的に、「開けたゲームプレイ」「自由な遊び」を楽しむことができるようになっています。正直、こっちの方向に舵を切るとは思っていませんでした。意外&新鮮。これぞファイナルファンタジー。

 他にも、ジュノン付近には「チョコボファーム」が存在しており、クラウドたちが乗る用のチョコボの装備を付け替えたりすることができます。

 なんと頭・胴・脚にそれぞれ別の装備が用意されており、その上で装備別にカラーリングの色相・彩度・明度まで自分好みにカスタムできるのです! どういう気合いの入れ方!? あとこれエオルゼアでも見た気がする。

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 そして、探索はほどよいタイミングで切り上げ、「アンダージュノン」へ。あぁ思い出した……ここ人工呼吸のミニゲームするとこだわ……。そして案内されるままに海辺に行くと……なんとユフィが溺れている!!

 ユフィの……ユフィの加入方法【※】が変わってるじゃないか!!!

※「ユフィの加入方法」
一応、説明しましょう。原作『FFVII』のユフィは、森エリアにしか出現しない謎のニンジャを倒す必要があります。そして戦闘後にユフィの好感度を上げることで仲間になる……という、ちょっと不思議な流れで仲間に加わるのです。が、『FFVIIリバース』ではアンダージュノンで出会うようです。

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 そしてなんかもうリヴァイサンくらい存在感を盛られている気がする「ボトムスウェル」とのバトルに突入。

 ここで触れておきたいのが、「レッドXIIl」について。前作では明確にプレイアブルというわけではなく、ストーリーの要所要所で助けてくれる「サポートキャラ」といった感じのポジションでしたが、今作からはパーティーメンバーとして正式加入してくれます。

 まず、レッドXIIlは「リベンジモード」という特殊なアビリティを持っています。攻撃のガードに成功するとリベンジゲージが蓄積されていき、そのゲージを消費して△ボタンで「リベンジモード」を発動することができます。攻撃が強力になったり、回避も素早くなったり。とにかくリベンジモードをガンガン狙うのが大切。

 実際、ゲージを溜める条件が「ガードを成功させること」なので、そこまでリベンジモードの発動自体は難しくありません。その上、一度この状態に入ったレッドXIIlはめちゃくちゃ強い。

 実は私、原作ではほとんどレッドXIIlを使わなかったのですが……『FFVIIリバース』では主力キャラとして運用するのはかなりアリだと思います。レッドXIIlこんな強いんだ……。

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リミットブレイクの「ハウリングムーン」も超強力。

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 そして……なんやかんやあってイルカが助けてくれたりします。「なんやかんや」は「なんやかんや」だよ。この「アンダージュノンと言えば……イルカですよね?」みたいな強硬姿勢、FFVIIリメイクすぎる。確かに、確かにイルカいたけども! この「なんやかんやイルカ」、『FFVIIリバース』本編をお楽しみに。

 さぁ、いかがでしたでしょうか!?

 これが……これが『FFVIIリバース』だ!!

 「いかが」も何もないか。もうあの……本当に「FFVIIの味」が全く変わっていなくて感動しました。間違いなく、「FFVIIの味」がある! そしてワールドマップもデカい!! これは……これは『FFVIIリメイク』の2作目です!!

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 そんな『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は2024年2月29日に、PS5で発売予定!

 「えっ、なんかすごい勢いで終わりそうになってるけど!?」と思ったそこのアナタ、なんとこちらに浜口さん・北瀬さん・野村さんへのインタビュー記事が用意されています!

 思いっきりこのレポートと内容が繋がっているので、こっちまで読んでいただいて初めて完結すると言っても過言ではありません。もうこの記事も2部作みたいなモンだと思ってください。インタビューまで読んでいってくれよな! 私との約束だぞっ!!

ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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