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「NPCの尾行が好きなら『シェンムー』をやったほうがいい」と勧められたので遊んでみたら、尾行の甲斐がありすぎた! 総勢300名以上の登場人物 “全員に” やたら細かい設定があり、複雑な人間関係に首をつっこむことができる

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「NPCの尾行が好きなら『シェンムー』をやったほうがいい」

ある日のこと、1999年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム『シェンムー 一章 横須賀』(以下、『シェンムー』)を “NPCの尾行が好きなら” というものすごく独特な角度から勧められました。というのも、筆者の趣味は「ゲームに登場する通行人や商人など(いわゆるNPC)を尾行すること」なので、興味が湧かないわけがありません。

NPCの尾行が好きな理由は、尾行をすることでキャラクターひとりひとりの生活感、ひいては「人生」が見えてくるからです。

たとえば、過去に筆者は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で広大なハイラルにいる75人のゲルド族を尾行したことがあります。各キャラクターの名前・髪型・服装・役職・出現場所・特性・ほかのキャラクターとの関係性を徹底的に調べた結果、ふつうに話しかけただけでは気づきにくい「小さな嘘」などを見つけることができました。

このようにNPCの人生を見ることで、あたかも自分がその世界の一員になったような気分になる。筆者にとって、それこそが没入感であり「ゲームに求めるもの」のひとつでもあります。

そしてどうやら『シェンムー』はNPCの設定がやたら細かいとのこと。総勢300名以上のキャラクターひとりひとりにフルネーム・生年月日・星座・身長・体重・血液型と、さらには「生い立ち」までもが設定され、それぞれがスケジュールを持ちながら生活しているそうです。

つまり、「単なる通行人が歩いているだけ」というわけではなく “どこかでなにかをするために歩いている” と。

仕事の休憩時間にごはんを食べに行くためかもしれないし、だれかと会うためかもしれない。そこで生活を営む人々の人生を見ることができるそうです。それは尾行の甲斐がありすぎる。

そしてもうひとつの特徴が、NPCとの「会話」です。ストーリーの進行状況によって会話の内容が “継続的に” 変化していくとのこと。たとえば、昨日・今日・明日で同じ人に話しかけてもそのときのプレイヤーの状況次第で異なる会話が展開されていくそうです。ゆえに、タイミングを逃したら2度と聞けない会話もたくさんある。そんなの……、

どう考えても筆者向けのゲームだ!

そこで本稿では、『シェンムー』の細かすぎる設定や複雑な人間関係など、NPCの尾行が好きな人にはたまらない魅力を紹介いたします。

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筆者がプレイしたのは2018年に発売されたPS4向けの移植版

また本作は建築物やオブジェクトの表現も非常に細かく、「壁の亀裂」「剥がれた壁紙」「古くなった紙」など細部まで見どころの多いゲームでした。『シェンムー』には、クリエイターの狂気が詰まってる。

文/柳本マリエ


父親の死の真相を解き明かすために謎の男・藍帝の行方を追う物語

まずは『シェンムー』のストーリーをざっくりおさらいしましょう。

横須賀で生まれ育った高校生の芭月涼(はづきりょう)は柔術道場「芭月武館」に帰宅すると、藍帝(らんてい)という男に目の前で父親を殺害されてしまいます。さらに道場に隠されていた龍鏡(りゅうきょう)という鏡まで奪われ、藍帝はそのまま姿を消してしまいました。

藍帝とはだれなのか。龍鏡とはなんなのか。そして、なぜ父親は殺害されたのか。復讐を誓った涼は、すべての謎を解き明かすため長い旅へと出る──。

以上が大まかな流れです。主人公の涼は、幼いころから父親に「芭月流柔術」を教え込まれていました。ストーリーを進めるとチンピラたちとバトルをすることもありますが、アクション要素はそれほど多くはありません(バトルシステムは『バーチャファイター』がベースになっているとのこと)。基本的には横須賀の街で生活をする人々から話を聞くなど、情報収集をしながら藍帝の行方を追うこととなります。

その “人々” こそが冒頭で触れた「やたら細かい設定があるNPC」で、本作の大きな特徴のひとつ。

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とくに街の大きな商店街「ドブ板商店街」や新横須賀港は多くの人々が生活しているため目が離せません。そこで見えてきた、いくつかの人間関係を紹介いたします。

ミリタリーショップの栗田さんと花屋の優理子さんによる始まりから終わりまで

やっぱりいちばん気になるのは、商店街で起こる色恋沙汰ではないでしょうか。筆者は、ミリタリーショップ「クリタ」の店長・栗田士郎さん(25歳)と花屋「スマイリー」の店員・菊池優理子さん(23歳)による “恋の始まりから終わりまで” を見届けることができました。

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栗田士郎さん
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菊池優理子さん

ある日のこと、なんとなく優理子さんに話しかけたところ「栗田さんと飲みに行った帰りに栗田さんのアパートを教えてもらった」というやや気になる情報を得ます。どうやらふたりは飲みに行く関係のよう。アパートを教えてもらった “あと” はどうしたのでしょうか。
しかしこのとき優理子さんから「栗田さんとはなんでもない」と釘を刺されました。本当かな……?

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数日後、栗田さんに話しかけると「陶器屋で優理子さんへのプレゼントとしてコーヒーカップを買ったけど渡すタイミングがない」と報告を受けます。これはもしかして、脈ありなのでは……?

そこで今度は優理子さんに話しかけてみたところ「陶器屋に行ったらかわいいコーヒーカップがあった」と言っていたので、もしかしたらふたりで一緒に行っているのかもしれません。あるいは優理子さんが単独で行ったときに見つけたコーヒーカップのことを栗田さんに話したという可能性も。いずれにせよ、かなり親しい間柄であることは間違いなさそう……?

その後もふたりに話しかけるたびに、港までドライブに行く約束をしていること骨董屋に行ったこと香港旅行の予約をしていることなどを教えてくれました。これはさすがにもう付き合っているでしょう!

すごくお似合いだし、どんどんのろけてほしい。そう思っていました。

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しかし、別れは突然やってきます。いつものように優理子さんに話しかけると、なぜか栗田さんの近況をやたらと気にしていました。さらに、花屋「スマイリー」の店長からは「優理子さんがいつも思いつめていて様子がおかしい」という相談を受けます。なにかトラブルでもあったのでしょうか。

急いで栗田さんのところへ行ってみると「人と話す気分ではない」と、傷心モード。なんと優理子さんと別れてしまったとのこと。

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やっぱり付き合ってたんだ! と思ったものの、それより別れた理由が気になります。栗田さんによると「自分のわがままでつらい思いをさせてしまった」「一方的すぎたからうしろめたい」「自分がこの街からいなくなれば優理子さんが元気になる」と、具体的にはなにもわからない説明を受けました。

栗田さんマジでなにしちゃったの……?

そこで、仕事終わりの優理子さんを尾行してみることにしました。こういうときこそ尾行でしょう。
優理子さんは19時前に仕事を終えると寿司屋「宝ずし」で食事を済ませ、コーポ大岩の101号室へと入っていきました。そこですかさずドアをノックしてみると、

男性の声で「だれだい?」と返答がありました(『シェンムー』はフルボイス)。しかし栗田さんの声ではありません。これは新展開なのでしょうか。優理子さんに男性の影がチラつきます。
……兄弟か! 兄弟であってくれ! 家族と住んでいるのかも。

そこで優理子さんの生い立ちを見てみると下記が書かれていました。

銀行員の父は転勤が多く、優理子は名古屋で生まれ、小学生のときは大阪、中学2年のときに横須賀と各地を転々とした。高校3年生のときに一家は福岡へ引っ越すことになったが、進学のことを考えて優理子だけ残り、ドブ板のコーポ大岩に1人で住むようになった
短大生の頃に始めた花屋スマイリーのバイトだが、店主の根本の信頼は厚く、そのまま卒業後も仕事を続けており、今では優理子が店主だと思っている地元民も少なくない。
(「シェンムー 一章 横須賀 コンプリートガイド」より引用)

優理子さんはひとり暮らしでした。ということはもしかしたらすでに新しい恋人がいるのかもしれません。そもそもふたりは付き合っていたのでしょうか。どちらにせよ、ひとつの恋が終わったようです。

栗田さんと優理子さんのこれらのストーリーは、メインストーリーにまったく影響しません。単純に筆者が、このふたりにたくさん話しかけただけです。栗田さんはまだしも、優理子さんのお店は商店街の最奥なので頻繁に行かない人も多いはず。それなのにここまで作り込まれていることに驚きました。

『シェンムー』はこのように総勢300名以上ものキャラクターが生活を営んでいます。これはたしかにNPCの尾行が好きならやったほうがいい。

BAR「ヨコスカ」の爆美女ホステス・明美さんの謎めいた過去が気になる

商店街などいろんなお店を回っていると、BAR「ヨコスカ」のホステス・佐藤明美さん(28歳)から「涼ちゃん」と話しかけられます。高校生の涼とホステスの明美さんに接点や共通点はなさそうですが、ちゃん呼びされるほど親しい間柄なのでしょうか。

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佐藤明美さん

店に行くたびに「涼ちゃんにはまだ早い」「稲さんが心配してる」など帰るように諭してくる明美さんは、先述した栗田さんや優理子さんと違い自分のことについて多くは語りません。

そこで、少しでもプライベートな明美さんの姿を見るために、尾行(というより待ち伏せ)をして自宅を探してみることにしました。ここからは明美さんの部屋を特定するまでの様子をお届けします。

まずはBAR「ヨコスカ」の前で待ち伏せをして、明美さんの出勤時間を調べました。どうやら14時くらいにお店に着くようです。

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出勤する明美さん

出勤時間がわかったので、今度はその出勤時間の少し前に「出勤時に通るであろうルート」で待ち伏せをします。すると、「コーポ大岩」「コーポつくし」「メゾン石川」がある通りから歩いてくることがわかりました。

そこで、それぞれの建物の前で待ち伏せをします。まずはコーポ大岩の前で待っていたところ、それより奥から歩いてきたため、コーポつくしかメゾン石川のどちらかの可能性が高いと判断しました。

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右手に見えるコーポ大岩より奥から歩いてくる明美さん

ただ、なんとなく建物名の響きから「コーポつくし」よりは「メゾン石川」に住んでいそうだと思ったので、今度はメゾン石川の前で待つことに。お店との距離を考えると13時くらいから待ち伏せしていれば問題なさそうです。

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メゾン石川

このとき、1階と2階のどちらから出てくるかわからないためどちらも見える位置で待ち伏せしなければなりません。すると13時30分すぎ、2階から降りてくる明美さんを確認することができました。

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2階から降りてくる明美さん

ここまできたらあと少し。今度は13時30分より前にメゾン石川の2階の廊下で待ち伏せしていれば、部屋を特定することができます。

明美さんの自宅は、メゾン石川の202号室でした。出勤前はどこにも寄らずにお店に行くようです。こうして「お店の外」での明美さんの姿を見ることができました。

しかし、お店では相変わらず自分のことをあまり話してくれません。それでも事あるごとに話しかけていると「パイロットのチャーリー」や「タトゥ」にやや含みのある反応をすることもありました。さらには、「男はうんざり」「ウソばっかり」とぼやくことも。どうやら過去になにかあったようです。

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明美さんの過去についての発言は筆者の調べた限り上記くらいしかなく、謎めいたまま。もしかしたら見逃してしまった会話もあるかもしれないので、引き続き追っていきたいと思います。

このほかにも、弁当屋「ホクホク弁当」の沢野姉妹、スナック「リンダ」の極秘夫婦、コンビニ「トマトマート」の美女店員など、キャラクターをひとりひとり紹介していると本当にキリがないので、ここからは『シェンムー』における「生活感」についても書かせてください。

“生活感” をより高めるのは建築物やオブジェクトの “使用感”

筆者が『シェンムー』を始めてまず驚いたのは、“汚さ” でした。誤解のないように先に言っておきますが、これは悪口ではありません。

冒頭でも触れた通り、筆者がNPCを尾行する理由は「キャラクターひとりひとりの生活感を見たいから」です。その “生活感” をより高めるのは、建築物やオブジェクトの “使用感” ではないでしょうか。『シェンムー』はその表現が群を抜いています。たとえば下記の画像をご覧ください。

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汚い……!!!

筆者はこのアパートの壁を初めて見たとき、胸が高鳴りました。この汚れこそが生活感だと思っています。ちなみに筆者が『あつまれ どうぶつの森』でとくに好きだった家具は「ドラムかん」でした。なぜなら汚いからです。そこに生活感が見えるから。

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この視点で見ると『シェンムー』は汚れの宝庫で(悪口ではありません)、行く先々で筆者の心は奪われました。ここからはとくに刺さった汚れを紹介いたします。

BAR「ヨコスカ」の剥がれた壁紙

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BAR「ヨコスカ」の剥がれた壁紙と黒ずみがたまりません。古い壁紙ってこういう剥がれ方しますよね。しかしまるで廃墟のような剥がれ方。
オーナーでありホステスの湊洋子さん(42歳)を尾行したところ、お店に飾る花を花屋「スマイリー」で買ってから出勤していました。お店やお客さんへの愛を感じます。

食堂「港湾食堂」の手書きメニュー

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港湾労働組合から委託を受けた調理師・丸山富さん(51歳)がひとりで運営する食堂「港湾食堂」の手書きメニューの汚れも細やか。紙のたるみも見事に表現されていて思わず立ち止まってしまいました。
うどんが「おうどん」と書かれているところも好きです。

岡山ハイツ「タトゥショップ」の鍋のフタ

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鍋のフタが斜めになっている

生活感は、汚さだけではありません。「鍋のフタの置き方」も生活感を出す要因のひとつです。店主の高城隆史さん(29歳)は頭までタトゥが入っている強面の容姿ですが、自炊派なのでしょうか。

また、汚れとは少し離れてしまいますが、「タトゥショップがアパートの一室にある」というところも現実的で妙に納得してしまいました。自宅でもあるため自炊もするし、ゴミも出るのでしょう。

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玄関先に置かれたゴミ袋

鍋のフタが斜めになっていることやゴミ袋が置かれていることはすごく些細なことでありながら、これらの演出は間違いなく生活感に説得力を与えていると思います。筆者にはそこがすごく刺さりました。


『シェンムー』は、“なくていいもの” が “だいたいある”

通勤するサラリーマン、買い物をする主婦、公園で遊ぶ子どもたち、彼らにフルネームがなくてもストーリーに支障はありません。部屋も綺麗なほうが制作コストがかからないはずなのに、ちゃんと汚い。

極めつけは、こたつの上のみかんを手に取ることができること。手に取って「ただ眺めること」ができるようになっています。眺めたところで、もちろんなにも起こりません。

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みかん以外にもあらゆる家具を眺めることができる(これは台所のザル)

このように、“なくていいもの” が “だいたいある” ことによって、圧倒的な没入感を得ることができました。「生活感のあるゲーム」の究極は『シェンムー』なのかもしれない。発売から約25年の時を経て得た大きな気づきとなりました。

NPCの尾行が好きなら『シェンムー』をやったほうがいいと思います。

編集部
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちでレベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著「デブからの脱却」(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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