てことでサマーセール始まりましたね~
「季節の大型セール」なので6月28日から7月12日の午前2時までの14日間にわたり、ほぼすべてのゲームがセール対象となります。
そして今回もまたセール対象のゲームをまとめた画像を作っちゃいました。早速ですがどうぞ!
前回のスプリングセールでは著名なタイトルを中心に紹介したので今回は今までのセール表で紹介したことのないタイトルを中心にピックアップして紹介してみました。
そして、今回もまた電ファミのニュースライターさんらにオススメゲームを聞いてみました。一癖も二癖もあるゲームの数々。ゲームを購入する際の参考になれば嬉しいです。
企画・画像 / cookieP
※本文中・および画像に書かれているゲームの値段はすべて税込み価格です。
※セール画像に記載されている情報はすべて6月24日時点の情報です。
※セール画像で使用している画像は全てストアページのヘッダー画像を引用しています。
Neon White
アニメのOPのように、テンポの良いアクションで華麗に戦う妄想をしたことはないか?これはそんな夢を叶える、ありそうで無かったゲームだ。
地獄に落ちた罪人たちが天国の暗殺者「Neon」となり、悪魔をバッサバッサとなぎ倒してゴールを目指す爽快タイムアタックアクションゲーム。操作キャラは主人公の「White」1人だが、他のキャラクターと交流を深める要素もある。
このゲームの特徴は、あらゆる要素がハイスピードでアクションを決め続けることに特化している点だ。武器とアクションは共通のカードで管理され、武器を「破棄」することで超ダッシュや空中ジャンプといった特殊アクションを繰り出すことができる。リトライも速く、ヒント機能もあるため失敗時のストレスも少ない。
解法は一つではなく、直観的な走りでもサクサククリア可能。猛スピードでステージを駆け抜けながら限られたカードの使い道を瞬時に判断し、華麗にゴールが決まった時は思わず脳汁が出そうな気持ち良さだ。ちなみに、全メインステージをぶっ通しでプレイする最終関門ステージがRTA in Japan 2024 Summerに採用されている。
文 / 逆道
Photogenic Minds : Identity
公式が定義したゲームジャンルは“デッキ構築型3D探索サイコホラー”。その名の通り、デッキ構築型ローグライクと3D回廊探索、そして背後に敵が忍び寄るサイコホラーを全部合体させた欲張りゲームだ。あと論理パズルと若干の少女萌えも。
撮影した写真がデッキのカードになるため、プレイヤーは強い写真を求めて回廊を探索する。デッキを回してリソースを取得し、そのリソースを消費しつつ回廊を探索、撮影できた写真でデッキを強化、より回廊の奥へ……というのがゲームの流れだ。また、回廊は6つあるが正しいゴールは1つしかない。探索中は写真を撮るだけでなく、ヒントを集めて正しいゴールを特定する必要もある。
SCPやThe Backroomsのような超現実的ホラーと日本的な怪異を掛け合わせた世界観も魅力の一つ。情報は断片的だが、ロード画面やカードテキストなど細かい部分まで世界観が染みわたっている。「国際指定怪異」や「超常多発都市」といった単語にロマンを感じる人には絶対に刺さるだろう。なお、プレイヤーが動かない限り敵も動かないので、ビジュアルの割にホラー要素は優しめだ。
文 / 逆道
Don’t Starve
え!?何の説明も無しにこの世界に放り込まれてサバイバルするんですか!?
そう、本作はキャラクターを選んでゲームを始めると1、2文謎のおっさんが喋るだけで初心者だろうとお構いなしに丸投げでスタートする。チュートリアルなんてものはない。プレイヤーは手探りで不気味な無人島を探索し、枝、石、草を集めてツールを作り、拠点を作って生活していく。探索を続けていると思わぬ発見もあるだろう。
ただし夜には注意したい、本作は全ての暗闇におぞましい化け物が潜んでおり、光源が無いと一瞬で襲われてしまう。そうならないよう常に松明を携帯しておこう。
シビアなゲーム性とその独特な世界観に惹かれたあなたは一度プレイしてみてはいかがだろうか。
文 / fab
真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER
「東京が死んで、僕が生まれた。」の伝説的キャッチコピーで知られる名作RPGのHDリマスター作品。「メガテン」の名でも知られ、6月14日には最新作『真・女神転生Ⅴ Vengeance』も発売。
本作は世界に終末をもたらす「東京受胎」に突如巻き込まれてしまった主人公が、魔界と化したトウキョウで世界を”産みなおす”物語。
変わり果てたトウキョウには神話上の存在である「悪魔」がいたるところに存在しており、戦闘中の会話を通じて”仲魔”とすることもできる。本作は主人公が戦闘中に倒されてしまった時点でゲームオーバーの中、相手の弱点をついて行動回数を増やしていくプレスターンバトルシステムが特徴。常に緊張感のある戦闘を楽しめる。
さらに、仲魔同士を合体させて新たな仲魔を作り出す「悪魔合体」で強力な悪魔を作り出し、戦略の幅を広げよう。2003年にPS2で発売された本作は、20年以上経った今でも色褪せない名作と言えるだろう。HDリマスターとして現代に蘇った名作RPGを、まだプレイしたことが無い方は是非遊んでいただきたい。
文 / fab
Divinity: Original Sin 2 – Definitive Edition
『バルダーズ・ゲート3』の開発スタッフが送るRPGで、オールドスクールなRPGを踏襲したゲームシステムはLarian Studioの“らしさ”が存分に詰まっている。
最初は人間、エルフ、ドワーフ、竜人といった種族から選択し自分のキャラクターを作成する。
船に囚われていた主人公はとある海岸に漂着し、自分の首にはめられた鉄の輪を外し自由を手にするために動き出す。その後のストーリーの本筋は、自分が作ったキャラクターの種族の神様から勅命をうけそれに向かって動きだすといったシンプルなもの。
そこに向かうまでの過程で盗みを働くのも殺人をおかすのもプレイヤーの自由で、英雄的な存在であり続ける道も選択できる。本作の特徴はフィールドのギミックを用いた戦闘システムだ。
油を巻いて敵を転ばせる魔法や、燃え盛るフィールドを雨を降らせる魔法で鎮火させたりといったことも可能。
自身の戦闘能力のみで戦ってもいいし、フィールドを利用して器用に立ち回ってもいい。ぜひ、友人やご家族を誘って遊んでみてほしい。剣と魔法と血みどろのファンタジー世界が君を待っている。
文 / Tsushimahiro
Coffee Talk
現代風の世界にファンタジーの住民が住んでいたら……という世界観でさまざまな種族の日常を描く傑作アドベンチャーゲーム。
プレイヤーは深夜限定に開店する店「コーヒートーク」の店長となり、エルフやサキュバス、オーク、マーメイドなどの住民との交流を楽しめる。
自然な日本語で読めるシナリオの完成度の高さや魅力的なキャラクターなど魅力的な部分が多く、店内で流れるBGM中にはドビュッシーが手がけた名曲「月の光」を見事に現代風にアレンジしてゲームの雰囲気にマッチさせているものをはじめ、”ハマる”曲ばかり。サウンドトラックも販売されており、現在はエピソード2まで発売されている。
文 / Tsushimahiro
NieR Replicant™ ver.1.22474487139…
『ニーアオートマタ』が好きだ。3周目をプレイするころには心臓がギュッと痛み、真実を知りたいという気持ちと、もうすぐ全てを知ってしまうという恐怖を抱えていた。そしてクリアした後に分かった。“これで全てじゃない”と。
今回紹介したい『NieR Replicant™ ver.1.22474487139…』は、2010年4月に発売された『ニーアレプリカント』をベースにバージョンアップした作品だ。主人公は辺境の村に住む心優しい少年。少年は不治の病「黒文病」にかかってしまった妹「ヨナ」を救うため、人の言葉を話す謎の書物「白の書」と旅に出る。バージョンアップで追加されたというシナリオも最高だ。苦しみが追加された。
私は全てを知るために『ニーアレプリカント』をプレイし、NieRシリーズがさらに好きになった。そして絶望した。あと主人公の顔が良すぎる。
文 / アきら
SANABI
「サイバーパンクなピクセルアート綺麗~」「ワイヤーアクション楽しそう~」とりあえずそれだけでこのゲームを始めてほしい。上記2点はもちろん楽しめる。サイバーパンク都市は隅々まで観たくなるぐらい細かく作りこまれている。ワイヤーアクションもテクニカルな技やスピード感はありながら、直感的な操作で純粋に気持ちいい!と感じることもできる。
主人公は退役軍人。物語が進むにつれ、彼の過去、娘との思い出が明らかになる。明らかになってしまう!
そしてSANABIとはいったい何なのか。自分の目で確かめてほしい。
文 / アきら
One Step From Eden
デッキを構築して敵を倒し、最終地点「エデン」を目指せ。
『One Step From Eden』は、名作アクションゲーム『ロックマンエグゼ』の戦闘システムを踏襲し、デッキ構築型のローグライクを融合させたアクションゲーム。とにかく反射神経が大事なんですが、慣れるまで非常に難しく感じるため「アクションゲームが苦手!」な人にはオススメしにくい……ケドそこを乗り越えたらめっちゃ楽しくなってきます。
特におすすめしたいポイントは何と言ってもデッキ構築の部分。敵を倒したりステージ道中にあるショップなどで自分が使う武器となる「スペル」をランダムで入手できてそれらをデッキに組み込んで戦うのですが、それぞれにシナジーがあってうまいこと噛み合うと超高火力のダメージを叩き出せることも。
個人的に好きなのは毒構成。毒……いいよね……へへへ……。
そうしてデッキ構築とアクションに慣れてクリアできた後でも「ヘルモード」で難易度を上げられるので、どれだけやっても時と場合によっては無様に死ねる”ドM向け”な作品としても仕上がってます。
文 / はくまいさん
Terraria
めちゃめちゃ時間泥棒なサンドボックス・アクションゲーム『Terraria(テラリア)』。もう知らない人なんてほとんどいないと思いますが、まだ買ってないって人向けにセールスポイントをいくつかピックアップさせていただきます。
・初心者から上級者まで楽しめる難易度設定
・色んなブロックで楽しめる建築
・「少しだけ……」のつもりがいつの間にか数時間経ってる探索要素
・数多くの敵とそれらに対抗する色んな種類の武器
・手ごたえを感じられる強力なボス
・Steamだと最大8人で遊べるマルチプレイ
・ゲーム本編だけではなくワークショップ、Modも豊富で色んな要素を追加しまくれる
・何千時間も遊べるのにセール時には600円とめちゃめちゃ安いこれらのポイントにひとつでも引っかかったのであれば買いましょう。そしてハマって沼に落ちましょう。
文 / はくまいさん
Armello
2015年に登場した『Armello(アルメロ)』は、濃厚なファンタジー要素と戦略を練る楽しさが病みつきになるデジタルボードゲームの傑作だ。本作は4種類ある勝利条件とダイスロールの運により、ボードゲーム初心者でも逆転勝利を狙える遊びやすさを備えている。一方で長所・短所を持ち合わせたキャラクターとゲーム展開に影響をおよぼすカードの組み合わせ次第で、堅実な展開を目指すこともできる。
本作はあらゆる生物を蝕む“穢れ”によって王が狂い、腐敗の進む「アルメロ王国」を舞台に、次代の王となるべく立ち上がった各部族の英雄たちが競いあう作品である。作中の勝利条件は王を打倒する「王様殺し」、王が“穢れ”によって倒れる前に最も高い“名声”を獲得する「名声勝利」、王よりも強い“穢れ”の力で淘汰する「穢れ勝利」、そして王の“穢れ”を取り除く「浄化勝利」に分かれている。
また、可愛さと格好良さを兼ね備えた動物たちのビジュアルも魅力。オオカミ族は戦闘が得意、ネズミ族はカードをたくさん持てるなど種族ごとの特徴にも繋がっている。
文 / ヨシムネ
TrinityS
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)における“移動”と“位置取り”が重要なボス戦の魅力をレベリングや装備・アイテムなどの準備なしで楽しめるゲーム。ひとりでも遊べるが、フレンド込みの最大3人で連携しながら遊ぶともっと楽しい。
『FF14』や直近で話題になった『Rabbit and Steel』と異なる部分は「最大3つで使う技を組み替えていく」点、そして「その場に留まり続けることで攻撃役のダメージ量やヒーラーの回復量が増加する」パッシブスキルの存在である。
作中では「ステージの外周だけ安全」や「敵の正面・背面だけ安全」など、さまざまな範囲の攻撃が敵から繰り出される。しかし、作中では「時間内に一定のダメージを与えなければ全滅」する“DPSチェック”や、「時間内に全員のHPを満タンにできなければ全滅」の“ヒールチェック”といった仕掛けも登場するため、なるべく動かずパッシブスキルの効果を受けなければならない。
遊びの内容としては繰り返しの学習と一体感が必要な“大縄跳び”のそれだが、達成できた時の喜びと脱力感はクセになること請け合いだ。
文 / ヨシムネ
いかがでしょうか。
以上、各ライターのオススメゲームの紹介文となります。セールは6月28日から7月12日の午前2時まで開催中。
気になるタイトルがあれば、ぜひストアページをチェックしてみると良いでしょう。