実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ存在「ウマ娘」たちが活躍する『ウマ娘 プリティーダービー』。サイゲームスがクロスメディアコンテンツとして展開している本プロジェクトは、ゲームやアニメ、音楽やコミカライズなど多岐にわたるメディアで展開されています。実際に育成ゲームとしての『ウマ娘』を遊んだことがなくても、彼女たちの存在を知らない人は少ないでしょう。
とはいえ、プロジェクト全体としてみれば2016年の発表から8年が経過しました。長年続くシリーズだからこそ、多くのメディアで展開しているからこそ、コンテンツに参入するハードルをちょっぴり高く感じてしまうかもしれません。
ただ、『ハチャウマ』は違います。特徴的なドット絵のグラフィックにも象徴されるように、その参入障壁が一度リセットされており、文字通りウマ上級者とウマ初心者が同じ土俵で楽しめちゃう作品に仕上がっているんです!
2023年のニンテンドーダイレクトでサプライズ的に情報が解禁され、界隈も大いに盛り上がったカジュアルアクションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』。8月30日の発売に先駆けて、サイゲームスさんから体験会にご招待いただきましたので、実際のゲームプレイの様子を、カジュアルウマ娘ユーザーの視点でお届けします。
ウマ娘を知らなくても大丈夫!超ハチャメチャな4人対戦でウマ娘の世界に飛び込もう!
このゲーム、本当に『ウマ娘』を知らなくても遊べてしまうくらいに遊びやすいんです。
競技は「バスケ」、「ドッジ」、「大食い」、「大障害」の4種。「ハチャメチャGP(グランプリ)」というモードではこれらを順番に遊び、獲得した合計得点を競うというシンプルなルールです。収録されている競技を、順番にご紹介していきましょう。
バスケット奪取ステークス
コートの左右に設置されたゴール目がけて、ボールを投げ入れる競技。ゴールの重なりや、ステージ中に散りばめられたギミックの数々に注意しながら高得点を目指します。
ゴールした時のポイントが2倍になる「チャンスボール」や、一定時間ボールを持ち続けることで確実にゴールが決まる特殊なボール「スペシャルボール」をウマく使いましょう。ボールは案外簡単に取られてしまうので、注意が必要です。
ウマドッジチャンピオンシップ
狭いコートでボールを投げ合う、直接対決。バスケとは違い体力制なので、より正確なプレイを心がけましょう。
バスケと同様に必殺シュートが搭載されていますが、タイミングよくキャッチすることで無効化出来るのでコソ練が鍵かも。遊んでいるだけでもタイミングは十分に掴むことが出来るので、ワイワイしながら上達していきましょう。
大食いダービー
二人一組で戦う変則競技。料理を食べる役の「イーター」と、配膳役の「サーバー」をウマくチョイスして立ち回りましょう。
同じ色のトレーを運び続けてコンボを発生させると、「イーター」の食事スピードがアップ。色の塗替えが可能な虹色トレーを組み合わせてコンボを途切れさせないことがコツ。
ファン大感謝祭 大障害
最後は『ウマ娘』らしい“走り”で勝負。グラウンドを飛び出して、学園内や街中を駆け巡るハチャメチャレースが展開されます。
チェックポイントの通過順で得点が加算されていくので、最後まで気が抜けない競技。最終チェックポイントでは獲得点数が表示されないので、最後まで結果がわからないハラハラドキドキの競技です。
なお、全競技終了後には「個人賞」があるのも忘れてはいけません。競技の結果以外にも、ウマ娘個人の活躍を参照してポイントが与えられるので、この賞の結果で最終的な順位が入れ替わることも。
実際体験会中にも、フードファイター賞とMVPを獲得した自チームのツルマルツヨシのお陰で、2位をまくり優勝する場面がありました。最後まで気を抜かないことが大切。
『ウマ娘』らしさも健在!パラメーターに注意してウマ娘を選出しよう!
シンプルなゲーム性とあわせて、『ウマ娘』といえばの「ステータス」要素も楽しむことができます。
実は本作、「大障害」はスピード、「ドッジ」ではパワーとガッツといった具合に、競技ごとに有効なステータスが設定されているようで、競技ごとに適したウマ娘を選出する必要があります。
リーダーは全体的にステータスが高く、一見リーダーだけをチョイスしていれば良いようにも思えますが……。あのシンボルが出ていますよね。そう、「やる気メーター」です。
一度競技に参加したウマ娘は、やる気がガクッと下がってしまうので再登用はなかなか出来ません。そのため、「特定の競技に残しておきたいウマ娘がいる場合は、それまで温存する」といったプレイングが重要になることも。ゲーム性が変わっているのに、ちゃんと『ウマ娘』だ……!
余談なのですが、育成ゲームの『ウマ娘』とのつながりを感じられる要素はほかにもあります。本作には一人でも楽しめるストーリーモードもバッチリ搭載されているのですが、ストーリーの執筆にはゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』を担当している方たちが参加されているそうなんです。
オグリがご飯食べてるだけでもうそれはご褒美なんですが、なによりもこのドット絵がかわいい!全て新規描き下ろしで表情豊か!圧巻の3DCGで評価されていて、アニメでも評価されていて……、ドット絵も間違いなく評価されること考えると……。グラフィック業界のクラシック三冠狙ってますね、これは。
『ハチャウマ』は『ウマ娘』のさらなる拡がりを感じられる作品
発表された当初、トレーナーたちがスピンオフ的にプレイできるゲームなのかなぁとも思っていた本作『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』。実際に遊んでみると、ファンを喜ばせる要素を取り入れつつも、競馬よりも「ゲーム」のエッセンスを強く感じる、とてもカジュアルな印象を受けました。
もっとも、『ウマ娘 プリティーダービー』自体が、競馬好きや馬好き、ゲーム・アニメ好き、アイドル好きと様々な趣味趣向、多くの年齢層のユーザーたちが一同に会するコンテンツであることを考えると、今回の流れは自然なのかもしれませんね。
『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は2024年8月30日発売予定、対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、Steamとなっています。なお、オンライン対戦に対応する本作ですがクロスプラットフォームには対応していないため、お友達とプレイを予定されている方は、同じプラットフォームでの購入が必要です。
初回生産分にはゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』で使用可能なシリアルコードも付属。限定サポートカードのほか、虹の開放結晶や……。虹の開放結晶!?
だいぶヤバいので要チェックです。
ダウンロード版のほか、Nintendo Switch版ではパッケージ版の発売も予定されており、コレクションにも最適。数量限定のDELUXE BOXには、今後発売が予定されているDLCが全て収録されているほか、作中のドット絵が掲載されたアートブック、ブロックフィギュアなども付属予定となっていますので、興味のある方はあわせてチェックしてみてください。
製品情報
対応機種:Nintendo Switch™/ PlayStation®4 / Steam®
ジャンル:ハチャメチャカジュアルアクション
発売日:2024年8月30日発売
プレイ人数:1~4人(オンライン時:最大4人)
価格:通常版(パッケージ/ダウンロード) 4,840円(税込)
DELUXE BOX(パッケージ) 14,800円(税込)
SPECIAL EDITION(ダウンロード) 6,930円(税込)
レーティング:CERO A(全年齢対象) IARC 3+
発売:株式会社Cygames
権利表記:© Cygames, Inc. Developed by ARC SYSTEM WORKS