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青木陽菜さんがギターをはじめたきっかけは“音楽の授業”、初めて触れたギターを「持ち帰りたい!」と感じ、即購入。弾き語りも披露した『GINKA』ミニトークライブ&お渡し会が開催

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ビジュアルノベルゲーム『GINKA』のパッケージ版発売を記念して、本作でハナ役とエンディングテーマを担当した青木陽菜さんミニトークライブ&お渡し会が9月29日(日)に開催された。当日は、あいにくの雨模様であったが、パッケージ特装版を購入した人の中から抽選で選ばれた100人以上のファンが会場に集結した。

ちなみに、この日集まったファンの中には7月に行われた「長谷川育美さんミニトーク&お渡し会」など、過去に行われた『GINKA』に関するオフラインイベントにも足を運んだことがあるという人も数多く参加していた。

青木陽菜ミニトークライブ&お渡し会レポート:弾き語りも披露、青木さんの優しい歌声とギターが会場を包み込む。自らの音楽ルーツも語る_001

会場内には『GINKA』や、同じくフロントウイング開発のビジュアルノベルゲームで青木さんがエンディングテーマを担当している『リルヤとナツカの純白な嘘』のポスターも貼られており、イベント開始前は自由に撮影やSNSの投稿がおこなえるようになっていた。本稿では、トーク・ミニライブ・お渡し会で構成される、あたたかな本イベントの模様をレポートする。

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青木さんはエンディングテーマの他、『GINKA』では作中に登場する「最初の巫女」ハナの声優も担当。
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こちらはイベント会場内に貼られたポスター。

取材・文/高島おしゃむ
編集/anymo


青木さんのギターのきっかけは「音楽の授業」。ルーツにも迫るトークセッション

今回のイベントは大きく分けて3つのパートで構成されていた。最初に行われたのがトークセッションだ。

声優活動やアーティスト活動など、多種多様な作品にひっぱりだこの青木さん。実は本イベント実施の前週は『BanG Dream!』のMyGO!!!!!として上海でのライブを行っており、さらにその前週は『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE 青嵐- Baby Blue』の舞台にも出演していたそうだ。

忙しいスケジュールを振り返ってみて「体力がいる仕事だとわかった」と語る青木さん。ライブのときなどは、発声練習やストレッチをするというエピソードを披露していた。

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青木さんは、ビジュアルノベルゲーム『GINKA』のエンディングテーマ「夢浮橋-ユメノウキハシ-」を担当。自身のタイアップ楽曲としては2曲目の作品となる。本楽曲について、「ゲームの世界観が歌詞や楽曲に込められており、その想いを受け取りながら歌唱することが新鮮な思いだった」と語った。

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レコーディングは昨年の6月に行われており、そのときは『GINKA』の切ないストーリーにあわせて、エンディングの余韻に浸ることができるような歌い方にしてほしいというリクエストをされていたとのこと。そのときの心境について、青木さんは「この曲で楽しんでもらえたらいいな」と思いながらレコーディングで歌ったと振り返った。

また、本楽曲は今年の1月に行われた「ブシロード新春大発表会2024」で初歌唱。新曲を初めて人前で披露することにかなり緊張したと、当時の想いを振り返った。

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実は歌唱だけでなく作詞や作曲の活動も行っている青木さん。
初めて作曲に挑戦したのはアニメ『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress Season3』のエンディングテーマ「BLUE BUD」。当時、作曲への挑戦をしてみないかというオファーがあり、自身で作曲した楽曲をいくつか提出したとのこと。

その後、ビジュアルノベルゲーム『リルヤとナツカの純白な嘘』のエンディングテーマ「Colors of You」で、作曲に加えて作詞も担当。曲自体はするっと作ることができたという青木さんだが、歌詞を書くのは苦手で難航したという。そのため、普段から単語を収集している。そうして苦労した楽曲が出来上がったときは達成感がすごいため、今後もチャレンジしていきたいそうだ。

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小さい頃からピアノを習っていたという青木さん。今回のイベントでは、ギターによる生演奏も披露した。音楽の授業でギターに触れたことから、中学2年生のときに独学で始めたという。

授業でギターに触れた同氏は「楽しい!!持ち帰りたい!!」と思い、自宅の近くにある楽器屋に足を運んだという。そしてギターの本体やスタンド、チューナーなどひと通り揃って1万円ぐらいの「入門セット」のギターを購入し、それが現在は仕事になっていると笑顔で語っていた。

ミニライブで『GINKA』と『リルヤとナツカの純白な嘘』のEDテーマを披露

トークセッションが終わった後、今回のイベントの目玉でもあるミニライブが行われた。今回は、先ほど話題にもあがった『GINKA』のエンディングテーマ「夢浮橋-ユメノウキハシ-」と、『リルヤとナツカの純白な嘘』のエンディングテーマ「Colors of You」が披露された。

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「夢浮橋-ユメノウキハシ-」は伴奏をバックに歌声を披露、そして2曲目に披露された「Colors of You」では、自身のギターを弾きながらのスタイルで楽曲を披露した。両楽曲が持つやさしさが、青木さんの歌声とともにふんわりと会場を包み込んだ。

最後はお渡し会でイベントを締めくくり。笑顔でファンを見送る

トークセッションとミニライブが終了後、今回のイベントの締めとなるお渡し会が行われた。こちらはあらかじめ決められていた席の前方から順番に行われていったのだが、受け渡しの時に青木さんがひとりひとりと丁寧に、笑顔で挨拶や会話を交わしているところが印象的であった。

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青木さんのギター演奏のルーツについても語られた今回のイベント。ミニライブのみならず、お渡し会では実際にファンと接する姿が見られるなど、青木さんの魅力がぎゅっと詰まったイベントであった。


次回開催の予定などはアナウンスされていないものの、これからも活躍を見せる同氏ならばこういった機会もまた用意されそうだ。公式Xアカウントをフォローのうえ、出演作などを楽しみながらお知らせを待とう。

ビジュアルノベルゲーム『GINKA』、『リルヤとナツカの純白な嘘』は好評発売中。まだゲームをプレイしていない人は、ぜひストーリーと合わせて素敵なエンディングテーマ曲を聞いてほしい。

ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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