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【今日は何の日?】『キャサリン』が発売された日(2011年2月17日)。アダルティーなアドベンチャーパートと高難度なパズルパートが楽しめる。ペルソナスタッフが作った異色な作品

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2月17日は『キャサリン』が発売された日だ。

『キャサリン』は、2011年2月17日にアトラスから発売されたプレイステーション3、Xbox360用ソフト。本作は、橋野桂氏、副島成記氏、目黒将司氏といった同社の『ペルソナ』シリーズを手掛けたスタッフが制作している。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_001
(画像は公式サイトより)

本作の主人公は、32歳男性のヴィンセント。彼は、恋人であるキャサリンに結婚を迫られるが、決断できずに大きなプレッシャーを感じるようになった。そんな彼は悪夢を見るようになるが、悪夢の中で恋人と同じ名前の美女キャサリンと出会い、彼女と一夜をともにしてしまう……。

このストーリーから想像できる通り、全般的にアダルトな雰囲気のゲームとなっており、日本国内ではCERO:C(15歳以上対象)のレーティングで発売されている。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_002
(画像は公式サイトより)

『キャサリン』は、アドベンチャーパート(現実)とアクションパズルパート(悪夢)を繰り返しながら進めていくことになる。アドベンチャーパートの選択肢によってエンディングは変化。ちなみに、この選択肢はネットワークに繋ぐことで選択の傾向がチェックできた。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_003
(画像は公式サイトより)
『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_004
(画像は公式サイトより)

一方、アクションパズルパートは、ブロックを押す、引くどで道を作り、ゴール地点を目指すという内容になっている。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_005
(画像は公式サイトより)

アクションパズルパート、ルールはシンプルだが、時間制限やトラップ、敵の妨害があり、ゲーム終盤は非常に難度が高くなっている。そのため、アクションパズルが苦手な人には、ストーリー進行するための大きな壁として立ちはだかっていたと言える。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_006
(画像は公式サイトより)

そういったユーザーの声を受けてか、2019年2月14日に発売されたリメイク作品『キャサリン・フルボディ』では、難易度選択が実装されている。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_007
(画像は公式サイトより)

低難度にすれば、アクションパズルパートで失敗しなくなったり、オートでクリアできるほか、アクションパズルパートそのものをスキップすることも可能。本作をほぼ純粋なアドベンチャーゲームとして遊べるようになった。大人の雰囲気かつ究極の選択を味わいたい人は、ぜひ本作に触れてみてほしい。

『キャサリン』の発売日は2011年2月17日。アダルトなムードが異色の魅力を放つ、ペルソナスタッフが手がける作品_008
(画像は公式サイトより)

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