2025年2月28日(金)、『モンスターハンターワイルズ』(モンハンワイルズ)が発売された。2023年12月の発売決定の初報からはやくも約1年が経過し、ついにハンターたちが待望する“狩猟”が解禁された。
発売から1週間、筆者も数十時間以上プレイしているが、まったく終わりが見えない。プレイを進める度に次々と新要素が出てくるので、飽きるということを許してくれない。
メインストーリーをクリアしてスタッフロールを見るところまではたどり着いたのだが、何事もなかったかのようにその後の話が始まるゲームなのだ。
そこで今回は、プレイを進めるなかで発見した“狩り”に挑むうえでのお役立ち情報をお届けしたい。武器種やモンスター、フィールドに関するものなどあわせて77個まとめた。ハンターライフの一助となれば幸いだ。
なお、発売前に未発表であったモンスターの存在についての明言や、メインストーリーに関する明確なネタバレはふせている。
ただし、モンスターの弱点属性、制作できる武器や装備、スキル、仕様についてはまとめているため、まっさらな状態で本作を楽しみたい方はご注意を。
文/TsushimaHiro
編集/竹中プレジデント
その1:『モンハンワイルズ』のモンスターたちと、弱点属性一覧
砂漠広がる【隔ての砂原】
・沙海竜 バーラハーラ 弱点属性:雷
・纏蛙 チャタカブラ 弱点属性:氷・雷
・炎尾竜 ケマトリス 弱点属性:水
・煌雷竜 レ・ダウ 弱点属性:水・氷
豊富な資源あふれる森林地帯【緋の森】
・刺花蜘蛛 ラバラ・バリナ 弱点属性:火
・桃毛獣 ババコンガ(復刻) 弱点属性:火・氷
・闢獣 ドシャグマ 弱点属性:火・雷
・波衣竜 ウズ・トゥナ 弱点属性:雷
激しい高低差と寒さが襲い来る【氷霧の断崖】
・風鋏竜 ヒラバミ 弱点属性:火・雷
・影蜘蛛 ネルスキュラ(復刻) 弱点属性:火・雷
油が涌き続け火山のように脈動している危険地帯【油涌き谷】
・沼噴竜 ププロポル 弱点属性:水
・赫猿獣 アジャラカン 弱点属性:水・氷
・獄焔蛸 ヌ・エグドラ(黒い炎) 弱点属性:水
【同窓会モンスター】
・怪鳥 イャンクック 弱点属性:水・氷・雷
・毒怪鳥 ゲリョス 弱点属性:火・氷
・雌火竜 リオレイア 弱点属性:雷・龍
・鎧竜 グラビモス 弱点属性:水・氷・龍
・雪獅子ドドブランゴ 弱点属性:火・雷
・黒蝕竜 ゴア・マガラ 弱点属性:火・雷・龍
・火竜 リオレウス(常連) 弱点属性:雷・龍
・謎のリオレウス(?) 弱点属性:雷・龍
・泡狐竜 タマミツネ 未実装(2025年春にアップデートで実装予定)
【生息地不明】
・鎖刃竜 アルシュベルド(白の孤影) 弱点属性:龍
・凍峰竜 ジン・ダハド 弱点属性:火
その2:“ハンター”が使用できる14種の武器
2004年に初代『モンスターハンター』が発売されて約20年。最新作である『モンハンワイルズ』には新旧多数の武器が登場する。モンスターの尻尾を切断できる斬撃属性・気絶させられる打撃属性。ガードの可否など、武器にはいくつか種類がある。
大剣:『モンハン』を象徴する圧倒的火力を誇る武器
マンガ『ベルセルク』の“ドラゴン殺し”を彷彿とさせる、対モンスター用の巨大な剣。
ガード可能で、移動速度は遅め。溜め攻撃の威力は絶大だ。
片手剣:軽快な動きで安全に立ち回れる万能武器
「集中モード」を用いれば回避行動をとりつつ攻撃可能で、剣コンボで斬撃、盾コンボで打撃と属性の使いわけもできるオールラウンダー。もちろん盾でガードも可能。
また、抜刀中でも一部のアイテムを使用できる器用な立ち回りもできる。
ハンマー:高い火力と、モンスターを昏倒させることに特化した打撃武器
打撃属性を持つ武器は、モンスターの頭部を攻撃すると一定時間気絶させることが可能。
ハンマーは全武器の中でも打撃に特化した武器で、当たり所がわるくても大ダメージを見込める強力な“溜め技”が特徴。
ガードはできないが、モンスターの動きにあわせてカチあげればのけぞらせる「相殺」アクションもできる。まさに、”攻撃こそ最大の防御”を絵にかいたような武器だ。なお、溜め技はスタミナが続く限り無限に続けることも可能。
ランス:強力な突撃と堅牢な防御力を誇る
本来、馬上で構えるサイズの大槍を徒歩で構えて使用するという規格外の体力をもつハンターだからこそ使用できる武器。ガードの性能が高く、防御しながらの攻撃も可能。強力な攻撃も防げる。ちなみに、セクレトに搭乗して突撃する本来の馬上槍らしい使い方も可能。
ガンランス:ここぞというときにキメる必殺技「竜撃砲」はロマンの塊
ランスと同じくガード性能が高く、モンスターに突撃する技ではなく“大砲を放つ”というからくりが仕込まれている。こまかいステップで攻撃を回避する動きも得意。
スラッシュアックス:斧と剣モードを切り替え、「圧縮解放」で高い瞬間火力を叩き出す
二つのモードを変形させ、立ち回れる武器。「斧モード」はリーチに優れており、「剣モード」では素早い連撃が可能となっている。
チャージアックス:剣と盾・斧モードを切り替え「属性解放斬り」を必殺技とする合体武器
こちらも、二つのモードを変形させて立ち回れる武器だ。「剣モード」は小回りの利く立ち回りが得意で、「斧モード」では高いダメージを狙える。また、「剣モード」でビンを溜めて「斧モード」を強化できる。
操虫棍:その場で飛翔しながら戦い、虫をも操る立体機動アタッカー
「猟虫」と呼ばれる虫を操りながら狩猟する武器。採取したエキスで自分を強化可能。
全武器の中で、もっともジャンプがしやすい。本作はモンスターの背中に乗って「傷」を増やし、ひるませることもできるので貴重な存在。また、虫を成長させて武器に特殊効果を付与することもできる。
太刀:攻撃を当て、ゲージが溜まれば無双の攻撃を繰り出せる
攻撃を見切ることで、カウンター攻撃が可能。通常攻撃で「練気ゲージ」を溜め、溜め攻撃や「気刃」コンボなどを決めてゲージを赤くすると、より強力な通常攻撃やコンボを叩きこめる。さらに、そのまま気刃突きしてジャンプ⇒気刃兜割り⇒練気解放無双斬りと高火力コンボに繋げられる。
双剣:ゼロ距離から連続攻撃を叩き込む「乱舞」が特徴的な人気武器素早い動きや、ゼロ距離から放つ連撃が魅力の武器。「鬼人化」によって攻撃がさらに強化され、「鬼人強化状態」になると、さらに一部アクションが強化される。独特のポーズも面白い。
狩猟笛:演奏で味方の補助行動もとれる、パーティにひとりはいてほしい存在
武器によって効果は異なるが、演奏によって自身や仲間を強化しながら立ち回れる打撃属性の武器。また、その場に設置した「響玉」の範囲内では、特殊な効果が得られる。
ライトボウガン:スピーディに立ち回り、射撃で戦う
中距離から射撃できる武器で、機動性に優れており回避行動もはやい。
「速射モード」中はエネルギーを消費して、特定の弾を一度に複数回発射可能だ。
ヘビィボウガン:ガトリングも放てる重量級の高火力遠距離武器
中・遠距離弾から射撃できる武器で、機動力はライドボウガンと比較すると遅いが、ガードも可能で効果力を実現している。また、 「竜熱モード」中はエネルギーを消費して特殊な弾丸を発射可能。特殊な弾はいくつか種類もある。
弓:さまざまなビンを使いこなし戦場を駆るハンターらしい武器
中距離から弓矢を放てる武器。力を溜めることで威力が上昇する。
高い機動力もあわせもっており、「導ノ矢」を当てることで矢が追尾するようになる。
その3:「アーティア武器」について
ここでは、2月22日(土)に配信されたプレイステーション公式番組「PLAY! PLAY! PLAY!」でお披露目となったエンドコンテンツ「アーティア武器」について、軽く補足する。
「アーティア武器」は、「歴戦の個体」などを狩猟すると追加報酬として手に入るアイテム3つを組み合わせて制作できるエンドコンテンツだ。それぞれのパーツにはランクがあり、属性・基礎攻撃力・会心率・使用する部位などが異なる。
同じ属性や効果を重ねあわせることで最大威力を発揮できるので、「アーティア武器」で理想の武器を制作したいハンターは、「歴戦の個体」を周回してパーツを集めることとなるだろう。3つの属性をバラバラにすると、無属性となる。
また、「アーティア武器」はスキルスロットが大きい部分も特徴となっており、もっとも効果の高いスロット3の大きさの装飾品も装着できるものが作られやすい。
必要なパーツの種類は「刃」や「筒」など武器種ごとに異なっており、生産したアーティア武器は専用の素材を消費して基本的な性能を向上させることができる。レア度の低いパーツは自然と使わなくなるが、錬金施設にて再活用も可能だ。
さらに、使わなくなった「アーティア武器」は解体して強化素材にかえることもできる。
自分で属性を選べる、オリジナルの武器……これはまた、ロマンの塊だ。また、アーティア武器の仕様により、さまざまな属性の「破片」を集めるために「歴戦の個体」のモンスターを狩る理由ができたので、「特定の同じモンスターだけ周回する」という状況が解消されているように感じられた。
その4:武器は種類ごとに移動速度やガードの可否、攻撃手段などが大きく異なる
その5:メインとサブ、2種類の武器をフィールドに持ち込み可能。任意のタイミングで切り替えられる
その6:大剣、ハンマー、狩猟笛、スラッシュアックス、ヘビィボウガンなどの武器種では特定の攻撃でモンスターをのけぞらせられる「相殺」が可能
その7:ガードができる武器では攻撃を防御した際に「鍔迫り合い」が発生する
モンスターのアクションに対してタイミング良くガードを一定回数成功させると、モンスターをその場に一瞬食い止めることができる「鍔迫り合い」が発生する。ボタンを連打してモンスターを押し返せば、体勢を崩したところに追撃を狙うことができる。
その8:武器屋に行けば“おすすめの装備”を教えてもらえる
その9:ボウガンはパーツを付け替えて性能をカスタマイズ可能
その10:武器にもちゃんとスキル付き。武器、防具はスキルの詳細を見よう
その11:防具ごとに「セット効果」が存在し、最低2種で効果発動。大抵は最大4種で最大効果が発動する
その12:防具は基本的に2種類の見た目が存在し、好きなほうを選んでOK(性能は変わらない)
その13:上位素材で作成する防具はスキルスロットが多くなっているものと、すでにスキルがついておりスロットが少なくなっているものがある
その14:武器の切れ味を増すような戦闘用のスキルだけでなく、採取量を増やすスキルもある
その15:モンスターから身を隠すことに特化したスキルを持つ防具も存在する
その16:護石、装飾品も存在。装飾品は装備一覧から付け替え楽ちんに
その17:ある程度進めると、一部の装飾品は指定して作れるようになる
その18:装衣は『モンハンワイルズ』でも続投。徐々に種類が解放され、ふたつまで持ち込み可能
その19:サーバーがオフライン(メンテナンス中)でもソロプレイは可能
その20:「歴戦の個体」続投。エンドコンテンツのひとつに
ある程度ストーリーを進めると「歴戦の個体」が登場する。
その21:「狂竜化」と「狂竜ウィルス」が存在する
その22:モンスターを攻撃して「傷」をつけ、「集中モード」で赤く光った部分を「集中弱点攻撃」しよう。すると、ひるむ。これが基本戦法となる
その23:モンスターの弱点属性や部位などは「モンスター図鑑」を参照しよう
その24:「ヌ・エグドラ」はちゃんと足を切断できる
その25:クエストは基本的に編纂者「アルマ」から受注できる
↑この人!本作の受付嬢的存在!