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【Switch2最速体験】『マリオカート ワールド』まさかの新キャラ・牛の名前は…「ウシ」でした。試遊版では60キャラ&カート20種類を確認、新モード・サバイバルの“脱落あり”な緊張感もすごい

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ついに発表された『マリオカート』新作の『マリオカート ワールド』。ニンテンドーダイレクトで公開された映像をみて、皆さんは何が印象的だったろうか。

シリーズ最多の24人対戦、新モード「サバイバル」、広い世界を自由に走ることができる「フリーラン」……未来を感じる要素が山盛りの本作。しかし筆者の頭にもっとも強く残ったのは「牛」の存在だった。

……牛!?

「これ『マリオカートWii』でモーモーカントリーにいた牛かな?」と勘づくのに時間はかからなかった。同作は筆者にとって思い出深い作品であり、モーモーカントリーというコースもよく覚えている。そこの牛さんと言えば、よくスターやキラー状態で弾き飛ばして遊んだものだ。

でも、牛がプレイアブルになること、しかもドライバー側なことってあるんだ……。バイクの後輪で電線の上を走る、謎に高度なテクを披露してるし。というか、この牛って名前あるの???

身近にいたはずの存在でも、あらためて向き合おうとすると、意外と相手のことを知らなかった自分に気づかされる。私はモーモーカントリーの牛について、実は何も知らなかったのかもしれない。ただそこにいてくれることに満足し、それ以上知ろうとしなかったのは、私の方だったのではないだろうか。

だが、人生ではやり直しの機会が与えられることもある。そして今回に限って言えば、その機会は思った以上に早く来た。メディア向けに行われた体験会「Nintendo Switch 2 Premiere」にて、私は『マリオカート ワールド』の試遊版と、本当にプレイアブル化していた「ウシ」に出会うことができたのだ。

文・取材/久田晴
編集/実存


キャラ数は60人・カート20種類を確認。そしてはじめて知った君の名前は「ウシ」

さて『マリオカート』と言えば、まず登場キャラクターが気になる方は多いだろう。今回の試遊版が最終形なのかは不明だが、筆者がプレイした段階でキャラクター60人、カート20種類を確認した。なお、キャラクターについてはコスチューム違いもふくまれていたことは明記しておきたい。

そして気になる牛の名前は……「ウシ」だった。フタを開けてみればなんのことはない、普通の名前だ。しかし、彼(?)は本当にプレイアブルだった。その事実だけで、私は少し嬉しく思い、同時に『マリオカートWii』を懐かしく思い出していた。

『マリオカートWii』は、ちょうど筆者がもっとも本シリーズで遊んだ作品である。2008年の発売当時はまだ小学生。友だちの家に集まり、テレビの画面を4分割して競い合っていた光景と、陽気なタイトルコールの声は今でもたやすく思い出せるほどだ。

しかし逆に考えれば、ここ10年以上のあいだ、本シリーズをがっつり遊ぶことはほぼなかったとも言える。それでも、今回『マリオカート ワールド』を試遊すると、あっという間に『マリオカート』の楽しみ方を思い出すことができた。知らないコースに知らないアイテム、いろんなことが変わっているのに、驚くほどすんなりとプレイできてしまう。

『マリオカート ワールド』最速レビュー・評価・感想:新キャラ・牛の名前は「ウシ」でした
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(画像は任天堂公式トピックスより)

その理由としては、直感的かつ極端な変化のない操作感がひとつ挙げられるだろう。アクセルとブレーキ、ハンドリング、ドリフト、そしてアイテム。シンプルながらレースゲームの楽しさが凝縮されている洗練された操作感は、長いブランクを経た筆者を優しく受け入れてくれた。

思えば幼いころ、同じメンバーで何度同じコースを走っても、そのたびに『マリオカート』は楽しかった。「いつ遊んでも楽しい」、そんな安心感さえ抱かせてくれる本シリーズの魅力と、長年にわたって幅広い世代に愛され続けている理由の片鱗を感じられたような気もする。

『マリオカート ワールド』最速レビュー・評価・感想:新キャラ・牛の名前は「ウシ」でした
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(画像は任天堂公式トピックスより)

逆転の恐怖が背筋に迫る「サバイバル」の緊張感がすごい。なんかオープンワールドもちょっと走れる

一方、今回の試遊で体験できた本作の新要素が「サバイバル」モード。こちらは最初は24人でスタートするが、途中のチェックポイントを既定の順位内で通過できないとそこで脱落となってしまう。順位はもちろん、レースを完走できるかどうかもプレイヤー次第というわけだ。

『マリオカート』シリーズと言えば、アイテムを使った逆転要素が持ち味のひとつ。たまたま他のプレイヤーから集中攻撃を受けてしまい、順調だったレースがあっという間に大崩壊……という経験は誰もがあるだろう。

サバイバルでは、この逆転現象がいつにも増して怖くなる。脱落が決まるのはチェックポイントを通過するその瞬間だけ。つまり、どんなにトップを維持していてもチェックポイント寸前で不幸が重なれば、たやすく脱落してしまう。対戦相手の存在が常に背後に忍び寄る、これまで以上の緊張感を味わうことができた。

『マリオカート ワールド』最速レビュー・評価・感想:新キャラ・牛の名前は「ウシ」でした
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(画像は任天堂公式トピックスより)

同時に下位からの逆転も起こりうるわけだが、やはり「脱落」が目の前にあると下の方の順位で走っているのが非常に怖い。「早く抜かなきゃ……前へ行かなきゃ……」というプレッシャーも、サバイバルならではのルールによってグッと引き立てられる魅力に思える。

公式に「大陸横断レース」と紹介されていることからも分かる通り、レース中に周りの風景がどんどん変わっていくのも本モードの魅力。他のプレイヤーがキャラクターやカートを選んでいる間の待機時間は自由に周囲を走ることができ、なんとこの間はコースの外も気ままに流していられる。ちょっとした待ち時間を、退屈しないで済むのも嬉しいポイントだ。

1レースが比較的長めになること、そして脱落というシンプルながら緊張感を高めるルールの存在により、大会シーンなどでも盛り上がりそうな気配を感じた。上級プレイヤーの間では「サバイバル」に特化した攻略なども生まれてくるのかもしれないと思うと、それもまた楽しみである。

『マリオカート ワールド』最速レビュー・評価・感想:新キャラ・牛の名前は「ウシ」でした
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(画像は任天堂公式トピックスより)

『マリオカート ワールド』は「いつ・誰と・何度遊んでも楽しい」という『マリオカート』らしい楽しさを受け継いでいる。今回は短い時間のプレイだったが、それでもその“温かさ”とも言える良さは感じ取れたし、しばらくシリーズから離れていた筆者としては「おかえり」と言ってもらえた気分だった。

一方、シリーズ最多となる24人対戦に広大な世界を自由に走り回れる「フリーラン」の存在、そして緊張感あふれる「サバイバル」と、新たな魅力を獲得しようともしている。全貌についてはまだ未知数な部分が多いものの、Nintendo Switch 2自体がゲームチャット機能などプレイヤー同士のコミュニケーションに力を入れていることもあり、これまで以上にオンラインでのコミュニティ的な熱が高まる可能性もありそうだ。

『マリオカート ワールド』はNintendo Switch 2と同日の6月5日(木)発売。本体と一緒になったお得なセットも販売される。筆者としては、いったん製品版でも「ウシ」に会いに行きたいと思う。彼(?)が思い出させてくれた、大切な記憶を振り返りながら。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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