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「『デス・ストランディング1・2』の「ここすき」ポイントを教えてください」【アンケート結果】「配達中に自分だけのドラマが起こる」「間接的に人と繋がるゲームシステム」「誰がなんと言おうとビオたん!」など回答結果まとめ

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明け方特有の薄暗さとなにかが始まりそうな刹那的な美しさが好き

ここまでの画像を見てもおわかりいただけるとおり、『デス・ストランディング』は映像や風景の美しさに圧倒されます。実写のように美しい自然描写と映画的な演出による没入感についての回答が多く寄せられました。

彼岸の表現、ビジュアルが好きです。日本だと黄泉の国へ向かう中継地点は三途の川ですが、『デス・ストランディング』の浜辺もものすごく説得力があって(生命が海から発生していることからも)とても新鮮に感じました。「生と死が地続きですぐ側にあるもの」という死生観をゲームで体感できたことに感動しました。語り尽くせないほど素晴らしいゲーム体験でした。

(30代 男性)

『1』では「どこから見ても絵になるなあ〜!この風景が好きだ〜」と思っていたのですが、『2』では夜間の配送もできるようになっていて、とても嬉しかったです。

夜間に配送をしたことで「あぁ、そういえば私って星空が好きだったんだ」「明け方のあの空気感、この明け方特有の薄暗さとなにかが始まりそうな刹那的な美しさが私は本当に心の底から好きだったんだな」と “私がなにを好きだったのか” を再確認させてくれました。『2』ではいつも夜空を見ながら配送しています。夜空を見すぎてたまに落下します(笑)

(20代 女性)

『2』で夜が訪れるようになって特大の満月を雪山の頂上から見るのが綺麗で好き。

(20代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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とにかく景色!大変な配達でも壮大な景色の中に溶け込むと癒されちゃうのが不思議です。同じ場所でも時間や光の当たり方などで雰囲気が違ったり、綿密な表現に制作者のこだわりを感じるところです。

(50代 女性)

美しくも過酷な地形。緑、大地、岩、雪、水、どれも表現が美しく、自然を感じられる。一方で、それらは行く手を阻み、ときには脅威となる、そのバランスと表現力に圧倒される。

(20代 男性性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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森、川、雪山が本当に生きてる感じがする。

(20代 男性)

土、道路、泥濘、雪、岩場などコントローラを介してホントに歩いてる気分になれるところが素晴らしい。ただの移動も作り込むとゲームになると思い知らされました。

(40代 男性)

いいセンスだ!

(40代 男性)

ノーマン・リーダスを操作するとダリルを動かしてる気分になれる

『ウォーキング・デッド』のダリル役で知られる俳優ノーマン・リーダスさんが起用されているため「ダリルを動かせる」という理由からゲームを始めた方も多いようです。

そのほか、マッツ・ミケルセンさん、ギレルモ・デル・トロさん、エル・ファニングさんといった豪華俳優陣がキャラクターのモデルになっているため、映画ファンからゲームファンになった方や、逆にゲームファンから映画ファンになった方もいるとのこと。

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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ノーマン・リーダスを操作できるところ(むしろ自分がノーマン)

(40代 男性)

普段ゲームはやらないタイプですが、ノーマン・リーダスがモデルということで、始めたのがきっかけです。「いまのゲームはこんなにも映像が綺麗なのか」と驚きました。キャラクターの動きや表情の豊かさも素晴らしいです。

『1』をクリアしたあとは『2』だけのためにPS5を買いました。『1』もすごい映像美なのに『2』の映像は現実かと思えるくらいの美しさで本当に驚きでした。
クリア後もサムと一緒にどこかのサムワンたちに使ってほしい想いで建設したり、トロコンしたりやり込みしています。ストーリーも映画を観ているようで大変楽しくプレイしました。

(20代 女性)

ノーマン・リーダスを操作すると(『ウォーキング・デッド』の)ダリルを動かしてる気分になれるところ!

(10代 男性)

『デス・ストランディング』がきっかけでノーマン・リーダスの大ファンになった。

(30代 女性)

津田健次郎さんの声が好き。

(50代 男性)

三浦大知さんのダンスパフォーマンスをゲーム内で見られる!しかもそれをサムが楽しそうに眺めてるのがまた良い。

(40代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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『マツコの知らない世界』でモーションキャプチャーだけですごい年数をかけたことを知り、アクターさんたちの努力を知ってからプレイするといろんな発見があり感動しました。

(30代 男性)

『デス・ストランディング』でしか味わえない唯一無二のゲーム体験

先述している「ストーリー」「繋がり」「配達」にも通じる部分もあるのですが、『デス・ストランディング』でしか味わえない “唯一無二のゲーム体験” についても回答が寄せられました。

たくさんのユーザーが歩いた場所が道になっていく、足跡を辿る、建設物が集まって安全域を示すなど、ゲームそのものの余白にユーザーが色を塗って完成させる塗り絵のような仕様はオンラインゲームの「参加型」「体験型」のおもしろさを構造として取り入れる最も優れた方法だと感じた。
ソロプレイでありながらオンラインの繋がりを維持するというゲームシステムが、作中の物語的なテーマと符号しており、説得力がある。

(40代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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一歩一歩自分に出来ることを進めていった結果、仲間が増え、装備が整い、どんどん世界が開けていくところ。いずれのポイントも、従来のゲームを超えて、また、現実世界のさまざまなエンタテインメント含めて、この作品でしか体験できない唯一無二なものだから。

(30代 男性)

「荷物を運ぶ」というシステムは単調そうに見えますが、じつはやり込み甲斐のあるシステムで好きです。ルートや向かうための手段はもちろん、「道中で荷物を拾うか」「ほかの依頼もまとめてこなすか」「建設しながら進むか」など、細かい選択肢を何度も迫られながら依頼を達成していきます。
クリアできればなんでもいいや!という方には向かないかもしれませんが、過程の美しさを求めるタイプのプレイヤーには非常に向いていると思います。

(20代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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最初は「運ぶゲーム??」となるけれど、坂道や崖、川など自然という敵がプレイヤーを待ち構えており、配達する楽しさが生まれるのがおもしろいところです。ほかのゲームでも部分的に運ぶ要素がある場合あるのですが、作業的だったり変にいじわるだったりすることが多かったので革命的でした。

(30代 男性)

「配達するだけのゲームかな?」と思っていると、どんどんストーリーの奥深さや「え?こんな展開になるっ!?」と良い意味で期待を裏切ってくるところ。

(30代 男性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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独特な「配達」システムが新鮮で、地形や荷重バランスを考えながら進む緊張感と達成感が楽しいです。
ほかプレイヤーと間接的に協力できる仕組みも魅力です。

(20代 男性)

レベリングではない経験値とクリアしたミッションで得られるスキル。

(50代 女性)

道端で拾える虫を食って回復するところ。奇妙な感じだけどなんかリアルでありそう。

(30代 男性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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小島秀夫監督にしか作れないゲーム

小島監督への感謝の気持ちが語られている回答も多数ありました。もともとの監督ファンという方だけでなく『デス・ストランディング』がきっかけで監督のファンになった方も多いようです。

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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私は『デス・ストランディング』に出会うまで、ゲームをまったくやってこなかった超初心者です。好きなアーティストさんの出演をきっかけに、『1』で初めてコントローラーを握り、ゆっくりですが初めて「ゲームをクリアする」という体験をしました。

始めはゲーム内でアーティストに会えたら終わりにしようと思っていましたが、とにかくストーリーが素晴らしく、途中でやめることはできませんでした。
荷物を持って真っ直ぐ歩くのもままならない、マップの見方も分からない。乗り物も下手すぎて乗れない。とにかくひたすら歩いて歩いて、荷物を運び3ヶ月近くかけてゲームをクリアしました。

そんな私でも遊べるようなゲームデザインを考えた小島監督には感謝しかありません。
その体験が元になり、ほかのゲームも少しずつですがプレイするようになりました。この年になって新しい趣味ができるとは思ってもいませんでした。ゲームをゲーマーだけの狭い世界のものにしない、ゲームの可能性を追求し続けてくれている小島監督に感謝しています。

(50代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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クレイジーで、ネジが外れていて、正気じゃない小島監督が大好きです!

(10代 女性)

コジマプロダクションのすべてを愛している。

(10代 男性)

小島監督の作品に登場する数多くの小ネタはちょっと笑えるネタではなく、なぜその小ネタが存在しているのかを考えると、世界観をより理解するためのヒントになっていて、思いを馳せる楽しみがある。

(30代 男性)

ストーリー、実在する人物をモデルにしたキャラクター、繋がりを問うテーマ、ゲームを遊ぶという行為がさまざまな考えや好奇心といった多方面への知識を育む(哲学や知育要素)

これらのポイントを包括すると「ゲームの中に世界がある」というよりも「この世界をゲームにした」という感じで、それは小島秀夫にしか作れないゲームである点。

(40代 女性)

小島監督作品は暗い時代背景や重厚でタフなストーリーの中に必ずサプライズ的なユーモアがあるのが好きです。ストーリーが重いと手が止まってしまい、なかなかゲームを進める気にならない自分も、ちょっと笑えるシーンで気持ちが軽くなってスルスル進められるんですよね。

(30代 男性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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インフラ設備を整えることで移動が楽になり、行動範囲が広がっていく

インフラの発展により行動範囲が広がることに快感を得る国道職人の方々からの回答も寄せられました。荷物を届けることとは別の達成感があり、道路の復旧に没頭してしまう人が続出。

国土交通省インフラ整備ごっこ。道路を作るためにひたすら資材を集め、それに伴う仕事も完遂……国を再建するのは大変だと感じた事業でした。

(30代 女性)

最初は崖や石だらけの悪路だが、道路やジップラインといったインフラ設備を整えることでどんどん移動が楽になり、行動範囲が広がっていくのが楽しい。

(30代 女性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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各地を上手く繋げるために試行錯誤する時間、そして受注した依頼をジップラインを使って楽々爆速で達成できた瞬間がとても気持ちいい。

(20代 女性)

風を切りながら長距離を一気に移動するときが気持ちいい。

(40代 男性)

国道を “みんなで作っている感” が良い。ほかのサムワンのジップラインの目的を推測しながら自分のジップライン網に組み込めたときの快感が良い。

(30代 男性)

拠点から次の拠点へ道を作った達成感がたまらない!ほかのプレイヤーと作り上げるコンテンツは初めての経験でした。

(20代 男性)

がんばって配達してきたことを風景と音楽が労ってくれている

環境音からBGMまで「とにかく音がいい」という回答も寄せられました。中でも、「次の目的地が見えてきたときに流れる音楽」が熱いポイント。

靴音、服の擦れる音、環境音などASMR的な要素があって耳に心地良い。

(30代 女性)

効果音が気持ち良いからひとつひとつのボタン操作が楽しくなる。

(30代 男性)

メインストーリーで目的地に到達しそうになるとカメラが引き、音楽が流れるところ。ここまでがんばって配達してきたことを風景と音楽が労ってくれているように感じる。

(30代 男性)

『デス・ストランディング1・2』のどこがすき?「ここすき」ポイント聞いてみた【アンケート結果】
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美しい音楽と旅がリンクしていることに感動する。

(40代 女性)

静かなゲームにも関わらず、印象的な曲使いといい、アーティストのチョイスといい小島監督のこだわりを感じる。ぜんぜん知らなかったアーティストの発掘にもなって良い。WOODKIDさんとキャロライン・ポラチェックさんを教えてくれたことに感謝しかない。

(40代 女性)

音楽のよさについてはテキストや画像で説明するよりも、実際に体験することがいちばんだと思うので、未プレイの方はぜひ体験とともに味わってみてください。


「『デス・ストランディング1・2』の「ここすき」ポイントを教えてください」アンケートにご協力いただき、ありがとうございました 。

集計の結果、「回答内容がまんべんなく分かれている」という本シリーズならではの特徴的な結果となりました。これは、『デス・ストランディング』の楽しみ方が人によって非常に多様であり、ひとつに括れない奥深い魅力を持っていることの証と言えるでしょう。

分断された世界を再び繋ぐという壮大なテーマの中、プレイヤーは「配達」という行為を通じて孤独と向き合いながらも、人々の温かさや、自分が誰かを助け、そして誰かに支えられているという感覚を知ります。

その感動や達成感が、このゲームでしか味わえない唯一無二のゲーム体験ではないでしょうか。

もしまだ『デス・ストランディング』を遊んでいなかったら、本稿でご紹介した多様な魅力を参考に、ぜひご自身だけの「ここすき」ポイントを見つけてみてください!

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また『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』はPlayStation Plusエクストラのゲームカタログに収録されています。この機会にぜひ!

©2025 KOJIMA PRODUCTIONS Co., Ltd. / HIDEO KOJIMA. Produced by Sony Interactive Entertainment Inc.

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ライター
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