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『龍が如く』の焼肉ライクコラボで限界までホルモンを焼いてみたら、肉が燃えた。ホルモンは焼かれてこそ価値がある――。冴島大河の言葉を信じ、限界まで焼いたホルモンを食すべく、我々探検隊は新宿歌舞伎町へと向かった……

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肉を炙る焔は叡智の光である。
光あれ、と神は言った。すると光があった。賢明なる読者諸兄はすでにお気づきであろうが、これは焼き肉を始めるため、神がコンロにチャッカマンを差したことのメタファーである。

その証拠に、神はその光を見て「よしとされた」と続く。火加減を見て「こんなもんかな」と思ったからだ。自明である。このエピソードから何がわかるか? 焼肉が嫌いなものなどいない、ということである。

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どうもみなさん、肉、焼いているでしょうか?
飽食の時代とも称される現代ニポン、自炊してる方であれば肉をまったく焼かない日なんて数えるほうが少ないのではないでしょうか。

肉、めちゃくちゃウマい。生肉を火で炙るだけという、サルから毛の抜けた程度の人類でもできそうな簡単手順なのに、屈指の満足度を誇る食べ物。肉を焼くだけで遺伝子に刻まれた記憶が喜ぶ。

聖書に限らず、焼肉に関する箴言は古今数多く存在しています。
肉は焼かないより焼いたほうがうれしい。詰まるところ哲学とは塩かタレかである。秦王朝が滅んだのは肉でなく本を焼いたから。焼肉焼いても家焼くな……云々。

「ホルモンは焼かれてこそ価値がある──」『龍が如く5』で語られたこの言葉もまた、近代焼肉史に残る名言のひとつと言えるでしょう。

いくら着飾っても いくらええ生活しても初戦ヤクザ──育ちのええ肉とはちゃう

せやから俺らはもっと焼かれなアカンねん。焼かれてへんホルモンは ただのゴミやからな。ゴミは焼かれて焦げて真っ黒なって そんで初めて意味がある。極道はそんな当たり前のことも忘れてしもた。

自分たち極道という人間を、黒焦げになるまで焼かないとウマくならないホルモンに喩える冴島大河の言葉は、ファンの間では今でも名シーンとして深く記憶に刻まれている。

そしてこのシーンを見た人であれば思うはずだ。ホルモンをめっちゃ焼きたい。黒焦げホルモンを食べてみたいと……!

黒焦げのホルモン、明らかに身体に悪そう。でもなんか見てるとめっちゃ美味しそう。食べ物で遊ぶのは良くないけど、一度くらい限界まで焼いたホルモンを食べてみたい……!

その夢、叶えましょう。焼肉ライクで──。

執筆/恵那

肉!焼かずにいられない!

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そんなわけで、やってきたのは鋼鉄の密林こと東京・新宿の歌舞伎町。ゴジラやドンキのある通りの手前を少し下っていくと……。

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ありました。ひとりで行ける焼肉屋こと「焼肉ライク」の歌舞伎町店。現在ここでは『龍が如く 極3/龍が如く3外伝 Dark Ties』とのコラボが行われており、店名もゲーム内に合わせた「神室町昭和通り店」に。

なんと今日は、取材のついでに試食ができちゃうらしい。仕事で肉が、食べられる。
そんなわけで今日は筆者も朝から楽しみにしてきました。肉なんてなんぼ焼いてもいいですからね。

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行ったことのある方はご存知かと思いますが、焼肉ライクといえば、なにかと気を遣いがちなグループでの焼肉ではなく、ひとりでまったり自由に焼肉を楽しめるというソロ焼肉がメインのお店。

店内には席ごとに1人用の網スペースとモニターが設置されており、誰に気を使うこともなく自由にお肉を焼けます。

そしてこちらが今回のコラボ飯!

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生肉です。
なんかコラボ飯っていうと、もっといろいろ手の込んだ料理みたいなイメージがありますが、今回のコラボはストロングスタイル。人類が何万年も前から実践し続けてきた、生肉を火で炙るという一点突破で攻めています。

注文用のモニターにもコラボの画面がしっかりと表示。原作を再現(?)し、わざわざホルモン10人前も注文可能になっています。

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お店の方に伺ったところによれば、「まあ月に5食くらい注文されるかな?」というノリでメニューに入れたところ、多い日には一日で10食以上注文される人気メニューになっているそう。ここ、ひとり焼肉のお店だよな……?

そしてこれがコラボメニューの目玉のひとつであるロング牛カルビ。とんでもなく長い。『龍が如く』のイメージから用意されたもので、その姿はまさに昇り龍。あまりにデカいので、ひとり焼肉用のスペースだと焼くのに苦労するレベルです。豪快すぎる。

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窮屈そうでかわいいね

食べるときには備え付けのハサミで切っていくのですが、断面から脂が滲んでめちゃくちゃいい匂いがする。こんなもん説明不要だと思いますが、当然ウマいです。デカい肉を焼いてウマくならないわけがないんだよな。

タレも何種類か用意されているのでそちらを使ってもいいのですが、もともと味付けもしてあるのでそのまま食べても美味しい。ピリ辛風味です。ほんとにウマい。

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しかし、これだけだと単に私が焼肉食べてきたレポになってしまう。
いや私としては十分に満足なのでなんの文句もないのですが、せっかく『龍が如く』コラボで焼肉に来たからには、これだけでは終われない。

ホルモンを、ホルモンを焼かなくては──!

どうだ 明るくなつたろう

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こちらが今回のメインディッシュである特上ホルモンです。ひとり焼肉の多いお店らしく1人前がハーフサイズになっており、他のお肉と合わせても食べやすい量に。

これを……

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こうだ!

網の上でじっくり炙る。
もともとホルモンはカルビなど赤身の肉に比べて火が通りにくく、じっくり焼くタイプのお肉と言われていますが、今日はもっともっとじっくり焼いていきます。

焼かれて焼かれて 真っ黒なるまで焦げて──脂落として味磨くんや

冴島大河のその言葉を信じて、まだまだ焼いていきます。
焼肉のいいところって、焼いている間もワクワクしてするところですよね。プリプリしててめっちゃ美味しそう。

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プリプリしてる。プリンみたい

単なる調理プロセスなんだけど、正直眼の前でお肉が焼けていくのを見るだけで楽しい。ひとり焼肉なので誰かに取られたり、人の肉を焼く心配とかする必要もなく、ただただ自分の肉が焼けるのを眺めていられる。

肉を焼くだけでこんなエンタメになるなんてすごい。ゲームより楽しい。世界で初めてお肉を焼いてみようかって考えた人が偉すぎる。ノーベル平和賞とかもらってほしい。

脂がどんどん溶けていってめっちゃいい匂いがする。削ぎ落とせ、磨け、心を燃やせ──!

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肉が燃えた。

これはアレかな。筆者が焼肉素人過ぎたのかな。お肉って燃えるんだ。

いや化学的にはホルモンなんて脂の塊なわけで、「そりゃそうよ」という感じなのかもですけど、「肉って燃えるんだな」っていう事実に素直に驚きました。

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お皿に移してもまだ燃えてる。ウケる。

いやウケてる場合じゃない。フーッと息を吹きかけて火を消して、思わず「バースデーケーキみたいですね!」って言ったら、お店の人に「早く食べたほうがいいですよ(笑)」と返される。はい。

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いざ実食。だいぶ黒い。
でもこれが、これこそ俺が求めていた「限界まで研ぎ澄ませたホルモン」なんだ!
ドキドキしながら食べてみる──。

うん、トーストに失敗したときの味がする。

今さらながら「食べ物で遊んではいけません」という親の言葉を思い出しましたね。
食べるのを選んだのが自分なら、焼くことを選んだのも自分。逃げられない、この責任から。口の中に広がる炭の味ッ!

お店の方も「さすがに焼きすぎですね」と思わず苦笑い。そう言えば冴島大河も「はよ食べんと燃えカスになるやろが」って言ってましたね。そりゃそうだわね。

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ということで本レポートの結論になりますが、「お肉は焼きすぎに注意」です。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。孔子先生もそう言っています。

ちなみにちゃんと燃えカスになる前に救出したホルモンはフワッフワのとろとろで死ぬほどウマかったです。こっちもしっかり下味がついててそのままでも全然イケる。ありがとう企業努力、ありがとう焼肉ライク……!

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ちなみに今回の『龍が如く』コラボ期間中にコラボメニューを頼むと、しっかり「神室町昭和通り店」の印字されたレシートと愉快なカードがもらえます。

ホントに神室町のお店で食べてきたみたいな感じで、ちょっとテンションが上がりました。レシートがコラボアイテムになってるの面白すぎる。ごちそうさまでした。

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そんなわけで今回のレポートは以上になりますが、焼肉ライク×『龍が如く』コラボは3月31日まで実施しているとのこと。

記事でご紹介した特上ホルモンは歌舞伎町店改め神室町昭和通り店の限定メニューながら、ばかデカサイズの龍が如くカルビは焼肉ライク全店舗で楽しめるとのことなので、みなさんもこの機会にぜひご賞味してみてはいかがでしょうか。

焼こう!肉!

編集・ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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