2018年に設立されたフランスのパブリッシャーThe Arcade Crewが『Young Souls』を発表した。デベロッパーは1P2P-Studioが担当する。発売日や対応プラットフォームはまだ発表されていない。
『Young Souls』はRPG要素を取り入れたアーケードライクな横スクロールアクションゲームだ。プレイヤーはふたりの主人公を操り、異世界のモンスターたちとの戦いに挑む。
戦闘だけでなくストーリーにも力が入れられており、ふたりの姉弟のエキサイティングで感動的な物語が展開されるという。
トレイラーでは主人公のJennとTristanのふたりが画面狭しと大暴れしており、躍動的に動き回るアニメーションがとても美しい。
ゲームプレイはオーソドックスな横スクロールアクションのようだが、RPGらしくアーマーやヘルムなどキャラクターをカスタマイズする豊富なアイテムも確認できる。ゲームには70以上のダンジョンが用意されているという。
また本作では主人公のふたりを切り替えながら戦うソロモードだけでなく、ゲームの途中からでも参加、退席ができるドロップイン・ドロップアウトシステムの協力モードも搭載される。
まだ詳細は不明だが、オフラインだけではなくオンラインでのマルチプレイにも期待したいところだ。
力が込められているというストーリーを担当するのは、グラフィックノベル『Nova Phase』やゲーム『Walking Dead: Season Two』でライターを担当したMatthew Ritter氏。
本作ではノスタルジアと冒険に満ちた世界で人生と家族、冒険、そして世界を救う戦いを感動的に描く。
物語は主人公のJennとTristanが燃え盛る家の中で親代わりである心優しい科学者を探すうちに謎のゲートを発見する場面から始まる。ゲートは異世界へとつながっており、そのゲートを通って異界のモンスターとの戦いに挑むことになるようだ。
トレイラーの後半では、モンスターたちがゲート以外の方法で人間の世界に攻め込もうとしているコミカルな姿を見ることができる。
デベロッパーの1P2P-Studioは『Young Souls』が処女作になるが、そもそもはLudum Dare 23のジャム部門で優勝した『Inside My Radio』のデベロッパーTurboDindonのメンバーを中心に結成された開発会社だ。
Ludum Dare 23で『Inside My Radio』を音楽部門でも優勝に導いた実力を持つJoachim Neuville氏が本作でも音楽を担当している。
発表されたばかりで気になる発売日やプラットフォームの情報はまだ未発表だが、すでに実績のあるデベロッパーが手掛ける『Young Souls』の続報を期待して待ちたい。