株式会社タカラトミーは、オリジナルIPとして展開する「ゾイド」シリーズの最新作『ゾイドワイルド』のNintendo Switch用ゲームソフトを今冬に発売予定と発表した。
残念ながら今回は特にゲーム情報は明らかにされていないが、あわせて第1弾となる開発中画面のスクリーンショットも公開されている。
動物と機械をテーマにした独自の世界観を有し、玩具やアニメに漫画などで1983年から展開されてきた「ゾイド」。『ゾイドワイルド』は「ゾイドジェネシス」以来13年ぶりとなるひさびさの新シリーズとなる。
主役となる「メカ生命体」は、数万年前に地球に飛来したゾイドコアによって生まれた、金属の肉体と動物の本能・闘争心を持つ存在。長いあいだ地中深く眠っていた彼らが、一部の人間によって発掘され、ふたたび地上に現れるというのが本シリーズのあらすじである。
また『ゾイドワイルド』では、ゾイドと人のお気持ちがシンクロした際にゾイドの形態が攻撃的に変化する「ワイルドブラスト」という新たな要素も加えられている。
※今年2月に公開された「ゾイドワイルド」シリーズの発表映像。なお映し出されているのはアニメ版の映像。
ビデオゲーム版『ゾイドワイルド』は、今年2月に実施された発表会にてこれらアニメや漫画とともに公表されたもの。2018年6月より玩具が販売されているほか、7月からはナレーション銀河万丈氏によるテレビアニメシリーズも展開。コロコロコミックでも漫画作品が連載されている。
ゲーム版の詳細はまだ明かされていないが、「ゾイド」シリーズでのコンソールゲーム機向け作品は、2007年にXbox 360で発売された『ゾイドオルタナティブ』を最後に途絶えている。11年振りに復活した「ゾイド」のコンソール向け新作ゲームで、メカ生命体たちはどのように描かれるのか、今後の続報に期待したい。
文/ishigenn