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イギリス初の常設ビデオゲーム博物館「National Videogame Museum」が11月にオープン。最初の特別展は『Gang Beasts』のデベロッパーと協力したテストラボに

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 ゲーム文化の保全や研究を行うBGI(British Game Institute・英国ゲーム学会)は、11月24日にイギリス初の常設ビデオゲーム博物館「National Videogame Museum」をシェフィールドにオープンすることを発表した。

 プレイ可能なコンソールやアーケードゲームの展示だけでなく、ゲームやその開発についてをテーマにした革新的な展示会や家族向けのワークショップなど、ビデオゲーム業界の誕生から今まさに開発されているゲームまでを取り扱う展示会が行われる。最初に予定される特別展は『Gang Beasts』の開発で知られるイギリスのシェフィールドに拠点を置くデベロッパー、Boneloafと協力したテストラボの予定だ。

※National Videogame Museumの前身となるNational Videogame Arcadeの様子。これまでも『Football Manager』や『Monument Valley』を題材にした特別展を行ってきた。

 ビデオゲームを展示する博物館は年々数を増している。日本でも佐賀県のハウステンボスのゲームミュージアムや、現在休館中だが日本ゲーム博物館などがゲームの博物館として知られている。海外に目を向ければ、National Videogame Museumのようにビデオゲームという広いくくりで収蔵している博物館だけでなく、1970年代ごろよりソ連で作られたアーケードゲームを展示するMuseum of Soviet Arcade Machines、フィンランドで作られたビデオゲームやボードゲームを展示するFinnish Museum of Gamesといった特定のゲームを収蔵する博物館まで幅広い。

 他にもニューヨーク近代美術館が2012年からインタラクションデザインとして傑出したビデオゲームの収蔵を始めており、日本のゲームからは『パックマン』『塊魂』『ビブリボン』などが選ばれている。さまざまな形で展示されるビデオゲームだが、ほぼすべての博物館で共通しているのが、実際にゲームをプレイできる点だ。プレイすることで完成するのがビデオゲームという認識は、どの博物館も一致していると言える。

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(画像はTwitter | The National Videogame Museumより)

 National Videogame MuseumはPATREONにて支援者を募集している。毎月25ドルの支援で入場が無料に、125ドル支援すれば博物館内に自分専用のコンピューター、あるいはコンソール機を所有できる。もし興味があれば、支援してみてはいかがだろうか。

文/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。

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