シアトルに拠点を置くGlass Bottom Gamesは、小鳥が主人公のスケートボードゲーム『SkateBIRD』を発表した。2019年ごろ発売で、価格は未定。対応言語は英語のみとなっている。残念ながらマルチプレイは搭載されていないようだ。
可愛らしい小鳥が華麗にトリックをキメるキュートなトレイラーも公開されている。
ゲームの主人公はスケボゲーのタイトルにもなった伝説的なスケートボーダー……ではなく、「トニー」(Tony)と呼ばれる鷹(ホーク、Hawk)だ。
ゲーム内では、スケートボードで華麗なトリックをキメれば、鳥たちの最高のSNSであるTwitterを通じてどんどん友達が増えていく。マップに設定されたさまざまな目標をクリアーして交友関係を広げ、仲間とイベントを企画することもできるようだ。仲間を集めて伝説に残るスケートバードを目指そう。
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またスケートパークは実際の公園ではなく、ダンボールや鉛筆といった日用品で作られている。机の上に再現されたパークを小鳥のスケーターが走り回る姿はとても微笑ましい。
ゲームの操作は簡単で、もし『Tony Hawk’s Pro Skater』シリーズをプレイした経験があれば、このゲームの操作にも簡単に馴染めるだろう。グラインドやオーリー、キックフリップなどおなじみのトリックが収録されている。また、Tonyは飛べないが、羽ばたくことで滞空時間を稼いで難度の高いトリックもこなしている。
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『SkateBIRD』を開発するGlass Bottom Gamesはシアトルを拠点としたゲームデベロッパーだ。これまでに3本のゲームをSteamで発売しており、2018年5月には一人称視点で殴り合う格闘ゲーム『Spartan Fist』をリリースしている。
スケートボーダーを小鳥にするだけでこれほどキュートな見た目になるのかと驚かされる『SkateBIRD』。新しいスケートボードゲームを熱望するファンは、このゲームをウィッシュリストに入れてみてはどうだろうか?
文/古嶋誉幸