Insomniac Gamesは、『Sunset Overdrive』のWindows 10版を現地時間11月16日にリリースすると発表した。価格や配信プラットフォームは公表されていないが、ローンチトレイラーに記載されたロゴやWindows 10版という表現から、Microsoft Storeでの発売は確定していると思われる【※】。
【UPDATE 2018/11/16 17:00】 ※InsomniacはTwitter上でファンの質問を受け、Steamでも同作がリリースされることを明らかにしている。
なお、先日からAmazonに商品が掲載されるなど、PC版『Sunset Overdrive』の登場は噂されていたが、ついに正式にお披露目となったようだ。
『Sunset Overdrive』は2014年にXbox One向けにリリースされた、オープンワールドを舞台とする痛快なアクションゲームだ。開発は『Marvel’s Spider-Man』で今年高評価を得たInsomniac Gamesが担当。過去には『ラチェット&クランク』シリーズも手掛けてきた同スタジオだが、『Sunset Overdrive』はそれ以上に馬鹿馬鹿しくも明るい雰囲気と躍動感あるアクション性がマッチした内容となっていた。
ゲームの舞台は西暦2027年の架空の都市「サンセットシティ」。汚染されたエナジードリンクを口にした人々が、次々と凶悪なミュータント「オーバードリンカー」(OD)へと変貌するバイオハザードが発生してしまった。華やかなパーティーの裏で清掃員をするうだつの上がらなかった主人公は、清掃用具の代わりに両手にきらびやかな武器をたずさえ、ODをバッサバッサと切り倒しながら街からの脱出を目指すことになる。
まるで『ジェットセットラジオ』とパルクールを交えたような軽快なアクション性が特徴で、「トラバースキル」の壁走りやレール滑りのグラインドを駆使し、街なかを現実離れした動きで縦横無尽に駆け巡ることが可能。敵からの攻撃を高速移動で避けながら戦う瞬間には心を打たれるだろう。また、お馬鹿かつメタネタにあふれたキャラクター同士のやり取りも見逃せない。
なお参考までにとなるが現在、Xbox One版『Sunset Overdrive』は日本のMicrosoft Storeから2052円(Xbox LIVE Gold会員の場合は1334円)にて購入可能。マイクロソフトの定額ゲームサービス「Xbox Game Pass」の対象にもなっている。
文/ishigenn