ポルシェ、レーシングシムを使った賞金総額10万ドルのeスポーツ大会を開催へ。全10ラウンドのシーズン制

 ドイツの自動車メーカー「ポルシェ」がレーシングシム『iRacing』を使用した大会「Porsche iRacing World Championship Series」の開催を発表した。

 『iRacing』は2008年からサービスが続くオンラインレーシングシミュレーターだ。フェアなレーシングゲームを目指している点が特徴で、ゲーム内ではクレジットカードを通じた本名登録や月額課金制が採用。さらにクラッシュなどでスコアが低減するセーフティーレーティングが敷かれており、レーティングがプレイヤーの格付けを決定する要素のひとつとなるほか、危険な運転が続くと走行中に退場させられるなど重いペナルティが課せられることになる。

 そんな『iRacing』を使用した大会での車両は「Porsche 911 GT3 Cup」。2019年からオンラインで全10ラウンドのシーズンを開始し、名誉と賞金総額10万ドルを目指して40名のドライバーが競い合う。レースはiRacing公式Youtubeチャンネルで放送される。

 iRacing.comとポルシェの提携はこれが初めてではない。9月にはドイツのニュルブルクリンクにて、ポルシェがメインパートナーのSimRacing Expoで大会「Porsche SimRacing Trophy」が開催された。12月15日と16日にはドイツのライプツィヒで「PORSCHE SIMRACING SUMMIT」決勝が行われている。

 「PORSCHE SIMRACING SUMMIT」はオンライン予選とオフラインの決勝が行われ、決勝戦では予選を勝ち抜いた選手の旅費もサポートするなど、本格的なレース大会だった。

(画像はPorsche Newsroomより)
(画像はPorsche Newsroomより)
(画像はPorsche Newsroomより)

 2回の大会を経て、ついにポルシェが本格的なシーズン制レース大会をゲームで開催し、本格的にe-Sportsへの参入を果たそうとしている。現実さながらの内容で行われる大会は、一体どのような興奮をもたらすのだろうか。シーズンインが今から楽しみだ。

文/古嶋 誉幸

関連記事:

4歳から『グランツーリスモ』を始めた男の子は、F1が走る現実のサーキットも駆け抜けてしまった

『マリカー』の乗ると加速する“アレ”と同様のシステムが「電気自動車のF1」で採用へ。フォーミュラEにて「アタックモード」発表

著者
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
電ファミのDiscordでこの記事について語ろう!

新着記事

新着記事

ユーザー協賛プロジェクト

世界征服大作戦

電ファミの記事は協賛者の皆さまの支援によって成り立っています!

世界征服大作戦とは?

電ファミのファンクラブです。ゲームを中心にしながら、ひいてはマンガやアニメなど、エンタメ全般を扱うファンクラブへの成長を目指します。主要メンバーとして、元週刊少年ジャンプの編集長・Dr.マシリトこと鳥嶋和彦氏なども参加。面白いコンテンツによる世界征服を本気で企むコミュニティです。

詳しくはこちら

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

関連サイト

その他

若ゲのいたり
榎本俊二の現代ゲーム用語大全

カテゴリーピックアップ

若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜

若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜の記事一覧