かつてWindowsにプリインストールされた「ピンボール」や「ソリティア」といったゲームは、空き時間があるとついついやりこんでしまう魅力がある。現在のWindowsではこれらのゲームはMicrosoft Store経由でダウンロードしなければならないが、その手軽な魅力は色あせない。
そんなひとり用カードゲームのひとつ「フリーセル」を5万回プレイし、4万9985回の勝利を収めたプレイヤーを父に持つ人物が、Redditに彼の偉業をアップロードした。彼の父親は72歳だ。
スレッドのタイトルにはソリティアと書かれているが、画像をよく見ると左上の方にフリーセルと書かれている。投稿したavpogo氏も後にフリーセルだったと訂正している。約4年前に父にPCをプレゼントした後、1日に2時間ほど毎日プレイし続けているのだという。
1問平均して4分ほどでクリアしているということなので、この4年間で3333時間、139日分の時間をゲームで過ごしていた計算になる。
プレイしているのは、UIの形状などを見る限り『Microsoft Solitaire Collection』のようだ。
フリーセルは理論上1.40031554 × 10^65個の問題が存在するという。漢字の単位にすると約14不可思議という膨大な数字だ。すべての問題をクリア可能だと考えられていたが、有名な「#11982」のほか、少数ながらクリア不可能な問題が確認されている。
avpogo氏はその後新たに「間違っていました。現在彼は50061回プレイし、50046回クリアしています」(My mistake, he is now at 50,046 wins and 50,061 played.)と、彼の父親が変わらずフリーセルをプレイしていることを伝えている。また、AMA(Ask Me Anything)をしてほしいとの書き込みにも前向きに検討する旨を書き込んでいる。フリーセルの魅力を、本人から直接聞く機会が今後あるかもしれない。
文/古嶋誉幸
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