海外の『ドラゴンズドグマ』(Dragon’s Dogma)公式Twitterアカウントが、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』をNintendo Switchで4月23日にリリースすると発表した。
【更新 2019/1/9 11:00】 日本国内でも4月25日に発売されることが発表された。
Set forth, Arisen! Explore the open-world of Gransys at home or on the go with Dragon's Dogma: Dark Arisen, coming to Nintendo Switch on April 23! pic.twitter.com/xBlc5RyiLa
— Dragon's Dogma (@DragonsDogma) January 8, 2019
『ドラゴンズドグマ』は2012年5月にPS3とXbox 360でリリースされたオープンワールドアクションRPGだ。剣と魔法のファンタジー世界で、プレイヤーはドラゴンに襲われ心臓を奪われた“覚者”(かくしゃ)となり、その巨龍を倒すため広大なグランシス地方を冒険していくことになる。
本作が発売された数年前から、海外では『Fallout 3』や『The Elder Scrolls IV: Oblivion』といった3DグラフィックスのオープンワールドRPGが人気を獲得していたが、本作は『デッドライジング』などの箱庭モノを手がけていた日本のカプコンがその分野に挑戦したタイトルであるといえる。
物語の本筋であるメインクエストをクリアしつつサブクエストもこなしていくゲームの構造や、キャラクターの外見を自由に変更できるメイキング機能などはそれらのオープンワールドRPGでも見られる要素だ。一方で派手な演出で彩られるスピーディな戦闘アクションはほかの作品には見られないレベルとなっており、本作の魅力のひとつとなっている。このほかキャラメイク可能でオンライン上で共有可能なコンパニオンであるポーンシステムなども特徴。
2012年に発売された『ドラゴンズドグマ』はその後、全世界で130万本セールスを達成。2013年には新ダンジョン「黒呪島」や日本語音声が追加された『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』が発売され、こちらは210万本を売り上げた。また、2015年からは基本無料の『ドラゴンズドグマ オンライン』のサービスが展開されている。
オープンワールドRPGという点でのボリューム不足や面倒な移動手段など粗も見られたものの、独自の各種システムや戦闘アクションで高い評価も得た野心作『ドラゴンズドグマ』。その完全版である『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』は2017年にPC/PS4/Xbox Oneでも発売されているが、新たにNintendo Switch上でもプレイ可能となる。Nintendo Switchの所有者はチェックしてみよう。
文/ishigenn