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『FGO』で知られるディライトワークスがインディーゲームのパブリッシング事業を展開。AREA35のSLG『タイニーメタル 虚構の帝国』を2019年春に発売

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 ディライトワークスは、インディーゲームレーベル「ディライトワークス インディーズ」を発足することを発表した。また、本レーベルの第1弾タイトルとして、Nintendo Switch版『タイニーメタル 虚構の帝国』を2019年春に発売する。

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 「ディライトワークス インディーズ」では、インディーゲームを制作するメーカーに対してゲームタイトルの開発・プロモーションを支援するほか、当該タイトルのパブリッシング業務を行うことになっている。インディーゲームを制作するメーカーが開発に十分なリソースを注げるよう、ディライトワークスがマーケティングや販売までのサポートを行うそうだ。

 ディライトワークスはさまざまな事業を同時に進めており、スマートフォンで人気の『Fate/Grand Order』の企画・開発・運営などはもちろん、アーケード版となる『Fate/Grand Order Arcade』も展開。さらにはオリジナルボードゲームも制作しており、現在は『The Last Brave』『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』の2作品が展開されている。

 また、Unreal Engineを用いた名称未定の新規RPGプロジェクトを制作するうえで開発メンバーを募集しているほか、スマートフォン向けに『ミコノート』というタイトルも展開予定。そのうえ今回インディーゲームのパブリッシングを行うレーベルを発足しており、事業の多角化を行っている。

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 ディライトワークス インディーズ第1弾タイトルとなる『タイニーメタル 虚構の帝国』は、日本のインディーデベロッパーであるAREA35が開発するウォーシミュレーションゲーム。懐かしいターン制のストラテジーゲームになっており、各ユニットを適切に動かし戦わせ、勝利を目指していくことになる。なお、本作は2017年12月に発売された『タイニーメタル』に続く作品となるようだ。

 ゲームモードは、キャラクターたちを成長させながらストーリーが楽しめる「キャンペーン」、60以上のマップの中から好きなものを選び戦略を練り込んでいく「スカーミッシュ」、そしてプレイヤー同士で戦うことのできる「マルチプレイ」が用意されている。

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 『タイニーメタル 虚構の帝国』はNintendo Switchで2019年春発売予定。ダウンロード専売で、価格は1800円(税込)となる。

(c) 2019 AREA 35, Inc. (c) 2019 HIROAKI YURA
Published by DELiGHTWORKS Inc. In Japan

ライター/渡邉卓也

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ライター
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渡邉卓也
「マリオの乳で育った男」と自称するフリー・ゲームライター。いくつかのメディアでゲームニュース、レビュー、コラムなどを担当。自分が書いた記事で気に入っているのは「なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…? 『Ice Station Z』から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ」。好きなキャラクターは「しずえ」と「カービィ」。
Twitter:@SSSSSDM

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