2K GamesとGearbox Softwareは、新作FPS『Borderlands 3』を9月13日に発売すると発表した。公式サイトでは予約販売も開始している。プラットフォームはPlaystation 4、Xbox One、PC。PC版はEpic Games Storeで販売され、2020年3月まで約6ヶ月間の時限独占となる。
発表にあわせて、4人の新主人公や新たなロケーションが確認できる公式発表トレーラーも公開されている。
『Borderlands 3』には3つのエディションが用意されている。ゲーム本編のみの通常版、コスメティックやXP(経験値)とルートドロップ率アップのMODが付属するデラックス・エディション、さらに4つのDLCとスキンなどを含んだシーズンパスも付属する超デラックス・エディション。全てのエディションで予約特典として、「ゴールド武器スキンパック」が付属する。
Epic Games Storeで販売されるデジタル版スタンダード・エディションが7980円、通常版が1万280円、超デラックス・エディションが1万3780円となっている。なお、超デラックス・エディションは9月17日までの期間限定となる割引価格とされている。
また、さらに250ドルと高額な限定版としてコレクターズ・エディションも販売される。ダイアモンドルートチェストのレプリカ、フィギュア、マップ、キーチェーンなどさまざまなグッズがついている。ただし公式サイトでの表記によれば、残念ながらこちらは日本では発売されないようだ。
『Borderlands 3』でプレイヤーはおなじみのお宝(ヴォルト)ハンターとなり、無限とも思えるバリエーションを持つ武器と強力なスキルで戦う。今回の敵は、銀河最強のクレイジーな双子のカリプソ・ツインズ。バンディットたちを率いて銀河究極の力を手にしようと目論む双子の野望を阻止することが目標だ。ゲームは過去作と同様に惑星「パンドラ」からスタートするが、ストーリーが進むにつれてほかの惑星へと探索の手を広げていく。
ゲームシステムなど、『Borderlands 3』のゲームプレイの詳細は日本時間5月2日午前2時ごろに公開予定のゲームプレイトレイラーで紹介される。『Borderlands』といえば協力プレイだが、今回は通常の協力モードではプレイヤー間のキャラクターレベル差が補正され、誰もが同じように敵にダメージを与えることができるようになる。ただし、ルートアイテムはプレイヤーレベルに見合ったものとなる。レベル差や進行度に関係なく協力できるようになり、より簡単に協力プレイが楽しめるはずだ。
また、Xbox One版の『Borderlands 3』では、「Cross-platform co-op」のタグが付けられている。現時点では何も発表されていないが、PCとXbox One版間でのクロスプラットフォームCoopが可能となるかもしれない。
また、「ヴォルト・インサイダー・プログラム」もあわせて発表された。SHiFTアカウントを制作してリンクすると、トレイラーを視聴する、記事を読む、アカウントをリンクするといった方法でポイントが手に入る。そのポイントを利用することでゲーム内コンテンツなどが手に入るようになる。現在はウェルカムパックが配布されており、これを手に入れれば『Borderlands 3』を含む、『Borderlands』シリーズで使えるアイテムが貰える。
ついに全貌が見えてきた『Borderlands 3』。発売はもうしばらく先だが、初代『Borderlands』のリマスター版である『Borderlands Game of the Year Edition』がPlaystation 4、Xbox One、PCで4月4日に発売となる。また、『Borderlands 2』と『Borderlands: The Pre-Sequel』にはUltra HD解像度パックもリリースされている。新作発売の前にシリーズのこれまでの作品をプレイしてみてはいかがだろうか。
ライター/古嶋誉幸