MicrosoftはWindows 10の機能である「ゲームバー」に新機能を導入することを発表した。Xbox Insider Hubをインストールし、インサイダーコンテンツからWindows Gamingに参加することでゲームバーのテスターに登録される。
新たに追加される新機能は、音楽ストリーミングサービスSpotifyアプリによるゲームバー上での音楽再生と、ミームと呼ばれるスクリーンショット編集機能だ。
Sporifyへの連携はまずWindows用Spotifyアプリをインストールし、ウィジェットメニューからSporifyを選択。ゲームバー上でログインすることで利用できる。再生や一時停止、再生デバイスの変更、プレイリストの選択などSpotifyウィジェット上からアクセスできる。
ゲームバーはアプリケーション単位での音量調整に対応しているため、ゲームバー上からゲームの音量を変更せずにSpotifyの音楽のみ調整することも可能だ。
ミームはキャプチャしたビデオやスクリーンショットを編集する機能だ。ゲームバーからキャプチャウィジェットを呼び出し、任意の画像や動画を撮影する。撮影したビデオを編集したり、スクリーンショットにオーバーレイテキストを追加できる。完成したミームはゲームバーからTwitterに簡単に投稿可能だ。
新しいXbox Socialウィジェットでソーシャル機能が強化され、フレンドリストから友達のプレイ状況を確認したり、テキストチャットやボイスチャットを行い、Mixerのストリーミングをチェックすることができる。これらの機能はPCだけでなくXbox One、iOS、Androidからも利用できる。
ウィジェットをオーバーレイ上に自由に配置できるようになったゲームバーは、すでにバーではなくゲーム向け総合オーバーレイツールへと変貌を遂げている。これらの機能をすぐに試したい方はXbox Insider Hubをインストールしてベータテスターへの登録を行ってほしい。
ライター/古嶋誉幸