いま読まれている記事

『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ

article-thumbnail-190412d

 「東京国際サメ映画祭」などの企画・運営の実績を持つサイバーダインは、『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した新感覚ボードゲーム『サメポリー ムービー・シャークアタックシティ』のクラウドファンディングに成功した。

 初期目標金額は100万円のところ、218万円(218%)を集めて終了した。本商品は、5月25日、26日に東京ビッグサイトで開催されるゲームマーケットで個数限定で発売される。ブース番号はC04となる。

『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ_001
(画像はCampfire | サメポリー ムービー・シャークアタックシティより)

 スティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』以来、人類と人喰いサメとの闘争は鳴り止まない。昨今では、竜巻に乗って地上に強襲したり、全長20メートルを越す古代サメが蘇ったりと、人喰いサメも進化しており、人類はそのたびに新たな対応が求められている。

 本作品『サメポリー』は、そんな人喰いサメと、ボードゲーム『モノポリー』を組み合わせたものだ。『モノポリー』は、ハズブロ・インコーポレーテッド社が商標登録を管理しているが、ゲーム形式の特許は期限切れのパブリックドメインとなっており、現在でも多くの『モノポリー』をアレンジしたゲームが発売されている。

『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ_002
(画像はCampfire | サメポリー ムービー・シャークアタックシティより)
『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ_003
(画像はCampfire | サメポリー ムービー・シャークアタックシティより)

 『モノポリー』では破産せずに最後まで残ったプレイヤーが勝者だったが、『サメポリー』では、プレイヤーが市長となって、サメを倒して英雄となるか、最後までサメの追撃を耐えて生き残るかが勝利条件。『モノポリー』と違って、勝敗の鍵を握るのはお金ではなく市民だ。この市民は土地の買収に使う他、サメの盾としても使える。手持ちの市民がサメに喰われるか、ほかの市長に奪われてマイナスになると、ゲームオーバーとなる。

 本作独自のユニークなルールとして、プレイヤーのコマのほかに人喰いサメのコマが存在しており、追撃してくる要素がある。普段、市長はサイコロを2つ振って合わせた目だけマス目を進めるが、人喰いサメはサイコロを2つ振って大きい数の目だけマス目を移動する。運悪くサメに追いつかれしまうと、市民が犠牲になってしまうのでスリル満点だ。マス目には安全地帯があるので有効活用したいところだ。

 さらに同色の市民カードが揃うと伝説の武器が手に入る。武器を所持している状態でサメに追いつくことができると、サメを撃退することができ、そのプレイヤーの勝利となる。ただしカードの中には「サメマゲドン」など一発逆転できるカードも存在しているので、諦めずに戦おう。

『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ_004
(画像はCampfire | サメポリー ムービー・シャークアタックシティより)

 本作品について、サイバーダインに問い合わせてみたところ、5月25日、26日に東京ビッグサイトで開催されるゲームマーケットでは、ゲーム本体の販売だけではなく、輸入タイミングが合えば、クラウドファンディングのリターンであるさまざまなサメグッズも、支援者に直接お渡しできるかもしれないとのこと。またそのグッズの余り分(数量未定)に関しては、一般向けに開放し、公式サイトで5月1日から開始する予約向けに入手できるようにするという。

 クラウドファンディングを見逃した人にも、『サメポリー』本体だけではなく、貴重な『サメポリー』グッズが入手できるチャンスだ。詳しくはサイバーダイン公式サイトでお知らせしていくとのことなので、定期的にチェックしてみて欲しい。

ライター/福山幸司

ライター
『モノポリー』と「人喰いサメ」が融合した『サメポリー』がクラウドファンディングを達成、5月のゲームマーケットで販売へ。市民を犠牲にしサメの脅威から生き残れ_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ