上海アリス幻樂団は新作シューティング『東方鬼形獣〜 Wily Beast and Weakest Creature.』を発表した。「とうほうきけいじゅう」と読むという。東方Projectは本作で17作目となる。今夏発売予定だが、それに先行して5月5日に東京ビックサイトで行われる例大祭にて体験版が頒布される予定だ。
今回のストーリーは「『地獄の動物霊が、地上を力で支配しようと企んでいる』とたれ込んできた味方の動物霊達と組んで、未然に討伐に行く」というものになっている。地獄の動物霊に戦いを挑むのは、霊夢と魔理沙、妖夢の3人だ。いつもよりダークでけもの成分多く、ちょっぴり攻撃的なシューティングゲームだと説明されている。
システムにも動物霊が組み込まれており、オプションとしてオオカミ、カワウソ、オオワシの3つから選択できる。主人公3名とあわせて合計9種の組み合わせになる計算だ。それぞれの動物霊はショットやボムの性能だけでなく、性格まで少し変わると説明されている。自機の組み合わせによってエンディングに影響があるのだろう。また、難易度はノーマルが柴犬級となっているため、難易度表記は犬、あるいは動物に例えられていることが予想できる。
地獄が舞台と言うことで、地獄や動物に関係したキャラクターが登場することが予想される。果たして『東方鬼形獣』はどのような作品になるだろうか。なお、上海アリス幻樂団のZUN氏が執筆する全編書き下ろしの「The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録」は4月27日に発売予定だ。
ライター/古嶋誉幸