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NHKの番組「超AI入門」で『Detroit: Become Human』をテーマにAIが語られる。7月3日22時50分よりEテレで放送

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 NHKは、Eテレで放送予定のTV番組「超AI入門特別編 世界の知性が語る パラダイム転換」にて、PS4向けタイトル『Detroit: Become Human』が取り上げることを明らかにした。

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(画像はNHKドキュメンタリー – 超AI入門特別編 世界の知性が語る パラダイム転換 ~第一夜 脳と宇宙がつながる時~ 宇宙物理学者 マックス・テグマークより)

 「超AI入門」シリーズは、現在シーズン3まで展開されている教育番組。AIを紹介すると同時に人間の認識・思考の仕組みなどに迫るといったコンセプトで、新たに放送されるシリーズではAIが社会に与える衝撃や、その際に人間に必要な発想を取り上げるという。全5回で放送予定。

 番組には宇宙物理学、倫理学、哲学、編集者といった4人の知識人が登場し、それぞれがAIによってもたらされるパラダイム転換について語る。第一夜は2019年6月26日22時50分より放送予定で、「宇宙は数学そのもの」と語る宇宙物理学者のマックス・テグマーク氏が出演する。

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(画像はDetroit: Become Human Value Selection | 公式PlayStation™Store 日本より)

 そして、7月3日22時50分より放送される第二夜では、倫理学者のウェンデル・ウォラック氏が登場。AIの葛藤を体験できるゲーム『Detroit: Become Human』を通じ、倫理の迷宮へ迫る内容になっているとのこと。

 『Detroit: Become Human』は2018年5月に発売されたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは3人のアンドロイドの生き様を体験し、さまざまな選択を迫られることになる。作中の世界でアンドロイドは極めて人間に近い見た目をしているもののモノ扱いされており、それによって葛藤が生まれるという仕組みになっている。

 その後も第三夜・第四夜・最終夜まで放送予定。7月10日22時50分からは哲学者であるダニエル・デネット氏がAIの自律について語り、7月17日22時50分からは編集者のケヴィン・ケリー氏が「機械が創造する時」というテーマを取り扱う。核心へ迫る最終夜は7月24日22時50分より放送予定だ。

ライター/渡邉卓也

ライター
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渡邉卓也
「マリオの乳で育った男」と自称するフリー・ゲームライター。いくつかのメディアでゲームニュース、レビュー、コラムなどを担当。自分が書いた記事で気に入っているのは「なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…? 『Ice Station Z』から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ」。好きなキャラクターは「しずえ」と「カービィ」。
Twitter:@SSSSSDM

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