Red Candle Gamesは、1960年代の台湾を舞台にしたホラーゲーム『返校 Detention』のiOS版とAndroid版の配信を開始した。
Android版は5.0以降、iOS版は10.0以降。iPhone、iPad、iPod touchに対応している。製品版の価格はそれぞれ480円。iOS版は購入する必要があるが、Androido版はインストールそのものは無料となり、途中までプレイできる仕様だ。
記事執筆時点ではiOS版のストアに日本語表記がないが、どちらも言語は日本語に対応しているのを確認している。ka
#返校DETENTION is on iOS and Google Play!
— redcandlegames (@redcandlegames) September 6, 2019
Google & iOS link: https://t.co/xmROy1T9Zf
To celebrate adapted film coming to cinema in Taiwan, the app is now $3.99 till Sept 20 (originally $4.99)
*For Korean Google users, the app is under rating review and will be out soon pic.twitter.com/boXEX2FswF
『返校 Detention』は、1960年代の台湾で起きた政治的弾圧・白色テロをテーマにしているホラーゲーム。厳令下に国民党政権の反体制派に対する弾圧を軸に、架空の学校である翠華高校の学生たちが体験する恐ろしくも悲しいストーリーを描いている。
2017年にSteamで発売して以来、台湾の伝統的な文化を色濃く感じさせる学校風景を背景した幻想的なストーリーは世界的に高く評価されており、台湾では本作の実写映画が9月20日公開に公開予定だ。
台湾産ホラーゲームを映画化した『返校 Detention』の予告編が公開。9月20日に台湾で公開予定
原作のシステムは横スクロールのポイント&クリックアドベンチャーだが、今回のAndroid、iOS版ではタッチ操作になっている。ポイント&クリックとタッチ操作が親和性が高いといえるので、操作の変更も違和感もなくスムーズに遊べるだろう。
映画も台湾で公開間近の本作。世界で高く評価された本作が手のひらサイズで楽しめるのは朗報だ。価格もSteam版の1180円と比べて、480円とだいぶお安めになっている。まだ『返校 Detention』をプレイしていない人は、この機会にプレイしてみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司