Nintendo UKはNintendo Switch『ゼルダの伝説 夢をみる島』が、Nintendo Switchでは2019年の欧州で最も売れ行きの良いゲームになっていることを発表した。詳しい販売本数は明かされていない。
Here's what the critics are saying about Europe's fastest-selling #NintendoSwitch game of 2019, The Legend of #Zelda: Link's Awakening!
— Nintendo UK (@NintendoUK) October 2, 2019
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UKIEとGfKの集計したイギリスでの週間販売数チャートによれば、発売初週で『ボーダーランズ3』を抜いて1位、その次の週は『FIFA 20』に1位の座を譲り渡している。
一方、日本ではファミ通が集計した9月16日から22日の週の推定販売本数は、14万1375本。本作が9月20日に発売されたことを考えると予約とリリース2日の売り上げとなる。これは同調査の『ファイアーエムブレム 風花雪月』の2日間の売り上げである14万3130本に迫る好スタートだ。
また、レビュースコア集計サイトMetacriticのメタスコアも88点と高評価だ。ゲームメディアでは記事執筆時点で97のレビューから算出されている。また、ユーザースコアも8.7/10と同様に高評価だ。
Nintendo Switch版『ゼルダの伝説 夢をみる島』は、93年に発売された同名のゲームボーイ用タイトルのリメイクだ。修行の途中で遭難し、ゲームの舞台となる「コホリント島」へと流れ着いたリンクが、脱出を目指して再び冒険の旅に出る。
Nintendo Switch版ではグラフィックが3Dに変更され、リンクを始め主要キャラクターにボイスアクトが追加された。
『ゼルダの伝説 夢をみる島』はゲームボーイ版からすでに名作として知られていたが、グラフィックをはじめ現代風にリメイクされたNintendo Switch版でも変わらず名作であるようだ。このリメイクの成功が、今後の『ゼルダの伝説』シリーズにどのような影響を与えるだろうか。
ライター/古嶋誉幸