Steamでオン非対応の対戦・協力モードがオンラインで楽しめるように? Valveが新機能「Steam Remote Play Together」のベータテストを実施へ

 Steamで『Hidden in Plain Sight』を販売する開発者が、ローカルマルチプレイゲームをオンラインでもプレイ可能にする新機能「Steam Remote Play Together」が10月21日よりベータテストに入ることをツイートし、話題となっている。

 ローカルマルチプレイを搭載したゲームをSteamで販売するデベロッパー向けにValveがアナウンスするメールを配信したようだ。一般ユーザー向けにはまだ発表されていない。

 「Steam Remote Play Together」は、本来ならほかのプレイヤーと同じ部屋に集まってプレイすることを想定されたゲームを、オンラインでも遊ぶことができるようにするサービスだ。ストリーミング技術を使い、ホストのPCからゲストのPCにゲームプレイ動画を配信、ゲストはそれを見ながら一緒にゲームを遊ぶ。クラウドゲーミングを応用したようなもので、Steamではすでにプレイ動画ストリーミング機能が追加されており、おそらくその機能を拡張したものだと考えられる。

 ローカルマルチプレイゲームをオンラインでプレイする機能は、『Moonlight』『Parsec』、そして『Gamestream Coop』などのサービスで実現されている。便利な技術だが、ある程度は専門的な知識が必要なソフトウェアでもあった。

 Valveから届いたとされるメールでは「画面分割、ローカルCoop、ローカルマルチプレイを搭載したゲームすべてに自動的に搭載される」とされているため、専門的な知識が無くともSteamクライアントの機能としてユーザーが手軽に利用できることが期待できる。

 ローカルマルチプレイのみに対応したゲームと言えば、『Super Bunny Man』の対戦モードや『Cuphead』『Rayman Origins』などが挙げられる。こういったゲームが手軽にオンラインマルチができるようになるのは、大きな変化だといえるだろう。

(画像はReddit「Steam will be adding new feature called “Remote Play Together” allowing Local Co-op/Multiplayer only games to be played over the Internet」より)

 ローカルマルチプレイゲームのオンライン化は、一方がローカルマルチプレイ対応ゲームを持ってさえいれば、参加者がゲームを持っていなくても遊べるという点も大きな特徴となるだろう。
 今後はローカルマルチプレイを搭載すれば、Steam側でオンラインマルチに対応することになる。特に開発リソースが限られる小規模開発では、ゲーム開発自体にも変化が訪れる可能性がある機能だ。

 詳細などはまだ公開されていないが、マルチプレイのあり方を大きく変える可能性のある「Steam Remote Play Together」のベータテストが始まるという10月21日を待ちたい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
電ファミのDiscordでこの記事について語ろう!

新着記事

新着記事

ユーザー協賛プロジェクト

世界征服大作戦

電ファミの記事は協賛者の皆さまの支援によって成り立っています!

世界征服大作戦とは?

電ファミのファンクラブです。ゲームを中心にしながら、ひいてはマンガやアニメなど、エンタメ全般を扱うファンクラブへの成長を目指します。主要メンバーとして、元週刊少年ジャンプの編集長・Dr.マシリトこと鳥嶋和彦氏なども参加。面白いコンテンツによる世界征服を本気で企むコミュニティです。

詳しくはこちら

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

関連サイト

その他

若ゲのいたり
榎本俊二の現代ゲーム用語大全

カテゴリーピックアップ

若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜

若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜の記事一覧