『マブラヴ オルタネイティヴ』の続編『Muv-Luv INTEGRATE』が発表。リブート版『君が望む永遠』や、『マブラブ』のスマホ向けアクション新作も

 âgeは、『君が望む永遠』のリブート企画『君が望む永遠 Reboot(仮)』『マブラブ』シリーズに関連するスマートフォン、PC向けのアクションゲーム『PROJECT MIKHAIL(仮)』、そして『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフではない正当続編『Muv-Luv INTEGRATE(仮)』を発表した。

 この3タイトルは、設立20周年を記念し先日開催されたイベント「âge20th Anniversary broadcast [still breathing]」で発表されたもの。

 イベントではâgeの代表取締役である吉宗鋼紀氏や、CIRCUSの元代表取締役だったtororo氏など美少女ゲーム業界を代表するクリエイターが登壇。イベントでは、tororo氏が『マブラヴ』シリーズの統括プロデューサーに就任したことが発表された。

 tororo氏はâgeの原点的作品でもある『君が望む永遠』を、リブートさせたいと『君が望む永遠 Reboot(仮)』に言及。予算など細かく決まっておらずまだまだ構想段階だが、ゲーム部分を進化させつつ、『マブラヴ』に繋がるようにしたいと語った。

(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)

 2001年に発売された『君が望む永遠』は、泣きゲー的な要素に加えて、昼ドラのようなドロドロとした壮絶な展開で、設立したばかりのâgeが注目されることとなった作品。『君が望む永遠』の一部のキャラクターはのちの『マブラヴ』に登場しているので、すでにある程度は繋がりがある作品だとされているが、tororo氏の発言からはより強固に『マブラヴ』シリーズに隣接することが推測できる。

(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)

 また『マブラブ』シリーズを題材にしたAndroid、iOS、PC向けに『PROJECT MIKHAIL(仮)』が発表。ディレクターを熊野淳氏、テクニカルディレクターを柏谷佳樹氏が担当し、発売は2021年を予定している。

 プレイヤーが戦術機の装備などをカスタマイズして、アクションRPGで、アドベンチャーパートの演出・シナリオにも力を入れているという。ガチャは導入せずサブスクリプションやバトルパスのようにマネタイズを考えているという。日本語のほか、英語、中国語での発売も予定しており、グローバルに展開するという。

 柏谷佳樹氏は、ゲーム開発会社fuzzの代表取締役社長で、かつて『ベイグランドストーリー』のプログラマー、『ファイナルファンタジーXIII』でメインプログラマーで務めたことのある人物。こういった大作ゲームで培った経験を『マブラブ』に意気込みを語った。

(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)
(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)

 そして最後に発表があったのが『マブラヴ』シリーズの最新作『Muv-Luv INTEGRATE(仮)』。スピンオフではなく正当続編になるタイトルで、会場からは「マブラヴ オルタネイティヴ2」という声も出た。吉宗鋼紀氏いわく、「INTEGRATE」は「統合」を意味しており、アニメ『∀ガンダム』にも言及された。『∀ガンダム』は、これまで独立していた「ガンダム」シリーズの世界観をそれぞれ繋いで統合した作品として知られている。

 発売時期、プラットフォーム、ジャンルなどの言及はなかったが、企画、シナリオ、メカデザインといった制作のメインを吉宗鋼紀氏が務めており、イメージボードが公開された。

(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)
(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)
(画像はYouTube 「age 20th Anniversary broadcast [still breathing]」より)

 今後は生放送やコミックマーケット97の出展を通して、情報を発信していく予定とのことなので続報に期待しよう。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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