Amazonはゲームストリーミングサービスを開発中で、Sony Interactive Entertainment(以下SIE)、Microsoft、Googleと同様にクラウドゲーミング市場に進出しようとしている。
第一報をもたらした「The Information」によると、ふたりの関係者がインタビューに答え、来年以降のサービス開始を予定していることを明かした。また、別のメディアPolygonはAmazonの求人一覧ページからシアトルとカリフォルニアで少なくとも2人のゲームエンジニアを採用しているのを発見した。
11月22日には、Googleのクラウドゲームプラットフォーム「Stadia」が正式サービスを開始したばかりだが、ローンチタイトルの少なさや大きな入力ラグが発生するなどして批判を受けており、けっして評判がいいとはいえない。また、MicrosoftはXbox One向けのタイトルを中心に揃えた「Xcloud」を開発中だが、どちらも国内でのサービス展開は2020年以降になると予想されている。
そのほか、SIEは「PlayStation Now」を利用してPlayStation 4、PlayStation 3のクラウドゲームを展開しているほか、任天堂は『バイオハザード7 レジデント イービル』のクラウド版を販売。Electronic Artsの「Project Atlas」やNvidiaの「NVIDIA RTX Server」もいることから、クラウドゲーミング市場は激しい競争状態にある。
ライター/ヨシムネ