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北米で現世代もっとも売れた格闘ゲームは『スマブラ』と『モータルコンバット』。NPDのアナリストが格闘ゲームの売り上げランキングを公開

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 アメリカの市場調査会社NPDに所属するアナリストマット・ピスカテラ氏に対し、海外メディアNintendo Life「米国内の主要コンソールでもっとも売れた格闘ゲームは何ですか?」という質問を行った。

 回答は2019年10月時点でのPlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One上位5位までの格闘ゲームの売り上げが示された。売り上げにはダウンロード版とパッケージ版の両方を含むが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』など一部のソフトはパッケージ版のみの集計となる。

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(画像はAmazon.com『Mortal Kombat 11』より)

 目立つのは『Mortal Kombat』シリーズのNetherRealm Studiosによるタイトルだ。PlayStation 4とXbox Oneでは同社の開発した『Mortal Kombat X』『Mortal Kombat 11』『Injustice 2』が1位から3位までを占めている。

 『Mortal Kombat X』は2015年にPlaystation 4、Xbox Oneで発売された。発売から1ヶ月で合計500万本を売り上げたことが発表され、米国では2015年のビデオゲーム売り上げ9位という記録を残しており、格闘ゲームだけで見れば1位の売り上げを誇る。また、『ドラゴンボール』ゲームも人気だ。『Dragon Ball Xenoverse』『Dragon Ball FighterZ』など、各プラットフォームに必ず一本はランクインしている。

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(画像は『大乱闘スマッシュブラザーズSP』より)

 ほかのプラットフォームとは少し異なる向きを示しているのがNintendo Switch。1位は先日『ストリートファイターII』を抜いて世界でもっとも売れた格闘ゲームとなった『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、続いて2位には『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』がランクインしている。3位は『ARMS』と、3位までをNintendo Switch独占タイトルが占めている。4位には『Mortal Kombat 11』が入っており、やはり米国での同シリーズの強さがうかがえる。

 マット・ピスカテラ氏は今年の8月に米国の格闘ゲームジャンルのプラットフォームを越えた売り上げランキングも製作しており、ランキングのほとんどが『スマブラ』シリーズか、あるいはNetherRealm Studiosが占める結果となっている。

ライター/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
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