グランディングは12月3日(火)、同社が開発中のPlayStation VR用ソフト『SPACE CHANNEL 5 VR あらかた★ダンシングショー』(以下、『スペースチャンネル5 VR』)の発売日を2019年末から2020年春に延期すると発表した。
『SPACE CHANNEL 5』シリーズは1999年12月に発売されたDreamcast用ソフトを第1作とする、ミュージカルアクションゲーム。視聴率低迷にあえいでいた未来の放送局「スペースチャンネル5」は、突如地球に襲来してきた「モロ星人」によって、地球人が踊らされているという怪事件を生中継することになる。
【更新 2020/2/10 11:00】 記事初版にて「1999年12月に発売されたDreamcast、PlayStation 2用ソフト」と記載しておりましたが、正しくはPlayStation 2版の発売は2002年12月であり、上記の表記は誤りでした。訂正しお詫び申し上げます。
新人リポーター「うらら」がモロ星人の動きを真似ることで踊らされている人を助け、視聴率も上がっていくという独特の世界設定や、音楽ゲームとしての本質的な面白さから根強いファンも多い。また、2002年2月に発売された続編『SPACE CHANNEL 5 Part 2』では、世界的スーパースターのマイケル・ジャクソンも「スペースマイケル」として登場。キャストボイスも本人が演じたことで話題性の強い作品となっている。
最新作『スペースチャンネル5 VR』は20周年というタイミングや、第1作の制作に関わったスタッフが再集結している点、VR向けの完全新作である点などの要素が重なり、9月に行われた「東京ゲームショウ2019」でも大きな注目を集めていた。
残念ながら『スペースチャンネル5 VR』は延期されてしまうが、それとは別に、リポーターの「うらら」が12月16日(月)よりVtuber活動の開始を宣言しており、ゲームメディア「インサイド」公式Vtuberの「インサイドちゃんMark2」をはじめとしたゲストと共演する予定だ。これからの中継配信と続報を楽しみに待とう。
ライター/ヨシムネ