MyDearestは12月25日(水)、VRゲーム『東京クロノス』のオリジナルサウンドトラックの配信を開始したことを発表した。AppleMusic、iTunes、Spotify、Google Play、Prime Music、LINE MUSIC、AWAなどの音楽配信サービスで試聴および購入が可能だ。
『東京クロノス』(2019年)は、Oculus QuestやHTC Vive、PlayStation VRなど複数のVRプラットフォームにて発売中のミステリーアドベンチャーゲーム。従来のアドベンチャーゲームとは大きく異なり、プレイヤーが一人称視点でプレイすることによって深い没入感を得られるのが特長だ。
今回配信を開始したオリジナルサウンドトラックでは、本作の音響監督を務める郡陽介氏や、その盟友である「ねじ式」が手がけたBGMが全曲収録されている。
また、疾走感のあるメロディに「R!N/Gemie」の力強いヴォーカルが印象的な『fragment』や、「ウォルピスカーター」のクリスタルボイスと郡陽介のピアノが高次元で融合した『REVE』など、話題の劇中歌も初配信される。
配信開始を記念して、各クリエーターからのメッセージも届いているので、製品情報を含めて以下のとおりご紹介する。
■郡陽介からのメッセージ
BGMではねじ式さんとともに世界観やストーリーのスパイスとなるように試行錯誤しながら、劇中歌では登場キャラクターのそれぞれの「想い」をテーマに心を込めて制作させていただきました。
僕だけでは成し得なかった「東京クロノス」を彩る楽曲達。
手伝って下さった方々に感謝を。
たくさん聞いてくださると嬉しいです。
そして貴方の思い出の1ページに刻まれることを願ってます。
■ねじ式からのメッセージ
初のVR作品への楽曲提供というのもあり、自分が何処にいて、何処に向かうのか、そして自分は何に対面しているのかという「自問自答する主人公の視点」を大切に作曲しました。
このサントラを聴く度にどうかあの奇妙で美しい世界に没入した貴方の思い出が色鮮やかに蘇りますように。
■R!N/Gemieからのメッセージ
ミステリーな世界に包まれた作品、そしてそれを掻き立てるような疾走感のあるサウンドに仕上がったこの「fragment」。歌わせて頂けるお話を頂いた時は、藍井エイルさん、ASCAさんと続き、本当に私が!?とビックリしましたが、精一杯私なりに思うクロノスの世界と、格好良さを詰め込んだ一曲になっています。是非、楽しんでお聴き頂けたら幸いです!
■ウォルピスカーターからのメッセージ
ウォルピスカーターです。
今回『東京クロノス』という素晴らしい作品に、楽曲『REVE』で参加することが出来て非常に光栄に思います。
ゲーム内でこの楽曲が流れるタイミングもあり、繊細さと大胆さが両立するようなイメージで、作品の世界観を壊さないよう精一杯歌いました。
「女性のように歌ってほしい」という(制作サイドの)要望に応えようと悪戦苦闘したのも、いい思い出です。
■VRゲーム「東京クロノス」オリジナルサウンドトラック
配信日 2019年12月25日
配信先 AppleMusic、 iTunes Store、Spotify、Google Play Music、Amazon Prime Music、LINE MUSIC、AWA など
■収録曲
・fragment
作詞:瀬川コウ
作曲編曲:郡陽介
Guitar:林利通
Piano:郡陽介
Recording&Mix:由田直也(kivori studio)
・REVE
作詞:小山恭平
作曲編曲:郡陽介
Guitar:林利通
Bass:okamu.
Piano:郡陽介
Recording&Mix:由田直也(kivori studio)
■MyDearestについて
会社名 : MyDearest株式会社 (MyDearest Inc.)
所在地:東京都台東区浅草橋2-28-12 NKグリーンビル4階
設立:2016年4月
代表:代表取締役CEO 岸上健人
MyDearest株式会社は『編集者×クリエイター』が集い、ストーリー系VRエンタメに強みを持つ日本有数のVRスタートアップ。VR小説・VR漫画であるFullDive novel&FullDive MANGAを企画・開発。音楽・プログラム・デザインすべてのクリエイターが揃っており、「ソードアート・オンライン」の担当編集として著名なライトノベルのカリスマ、三木一馬氏もアドバイザーとして参画している。第二回日本アントレプレナー大賞エンタメ部門受賞。
ライター/ヨシムネ