ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、PlayStation 4の累計実売台数が1億600万台、PlayStation VRの累計実売台数が500万台を超えたことを発表した。
このほか、ダウンロードコンテンツなどの追加コンテンツを含まないPlayStation 4のソフトウェアの実売本数の累計は11億5000万本にのぼるという。プレイステーション ネットワークの月間アクティブユーザーは1億300万アカウント、PlayStation Plusの加入者は3800万人。これらの数値はすべてSIEの調査による推計値となる。
これに対し、SIEの社長兼CEOであるジム・ライアン氏もコメントを寄せている。
「多くの『プレイステーション』ファンの皆様にPS4のエンタテインメント体験をご評価いただけていることを大変嬉しく思います。これもひとえに1994年の初代『プレイステーション』(PS)発売から支えていただいたパートナー各社様、そして何よりユーザーの皆様あってのことであり、心から感謝申し上げます。
私たちは、様々なイノベーションをお届けしてまいりましたが、その筆頭であるPlayStation VRも累計実売台数500万を達するまでに成長いたしました。今後も『プレイステーション』のエコシステムが提供するエンタテインメント体験にご期待ください。」
「プレイステーションネットワーク」の昨年12月の月間アクティブユーザーが1億300万アカウント、「プレイステーション4」(PS4®)世界累計実売台数1億600万台を突破しました!
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) January 7, 2020
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2019年7月30日に公開された2019年第1四半期決算報告では、PlayStation 4の出荷台数が1億台を超えたことが発表された。アナリストのダニエル・アーマッド氏は、WiiやPlayStation 2をしのぐ据え置きコンソール史上最速で1億台を出荷したハードウェアになったと指摘している。
今回の発表で、初代PlayStationの累計販売台数を超え、PlayStation 4はSIE史上2番目の販売台数を誇るコンソールとなった。一方、1位の座は依然としてPlayStation 2で、その累計販売台数1億5500万台。PlayStation 4には2020年末発売予定のPlayStation 5との世代交代が迫っている。
ライター/古嶋誉幸