スクウェア・エニックスは、PlayStation 4、PC(Windows、Mac)用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』にて、次回の大型アップデートであるパッチ5.2「追憶の凶星」を2月18日(火)より公開することを発表した。
『ファイナルファンタジーXIV』は、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズにおけるナンバリングタイトル第14作目で、『ファイナルファンタジーXI』以来2作目のMMORPG作品。
2010年よりサービスを開始しているが、多くの不備・不全があったため、全面的な改修を発表。2013年に『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』として再始動した。その後はPlayStation 4版の発売や、Macへの対応を経て、日本、北米、欧州、中国、韓国の5地域で1800万以上の登録アカウントを持つMMORPG作品へと成長している。
最新の拡張シナリオ「漆黒のヴィランズ」では、暴走した光の力が氾濫したことで光と闇のバランスが崩れ、滅びゆこうとしている世界「第一世界」にたどり着く。これまで「光の戦士」として戦ってきたプレイヤーは、世界に夜を取り戻すため、「闇の戦士」として戦うことになる。
「漆黒のヴィランズ」の最新パッチ5.2「追憶の凶星」で、物語は新たな局面を迎える。また、レイドダンジョン「希望の園 エデン」では、野村哲也氏がデザインしたキャラクター「ガイア」との物語が本格的に始動していく。
また、採取や生産を行う生活系ジョブでは大改修を実施。釣りやモリ漁を行うジョブ「漁師」では、魚拓を自分の家に飾ることができるほか、船釣りができる漁師の専用コンテンツ「オーシャンフィッシング」も登場する。
そのほか、新たな戦闘コンテンツやクエスト、装備などのアイテムやBGMが追加されており、今回のパッチノートも盛りだくさんの内容となりそうだ。
2月6日(木)にはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が出演し、直接最新情報を公開する「第57回FFXIVプロデューサーレターLIVE」も行われていた。配信内では、作中におけるMOD(改造データ)やツール利用についての考えとして、基本的に禁止が前提であること、ゲームバランスを崩すような外部ツールの利用には厳しいペナルティで臨むことが改めて示された。
加えて、Twitter上で話題となっていたキャラクターの衣服を消すアダルト系のMODについても、「MOD文化はゲーム開発者、ユーザー、MOD開発者が互いに尊重しあうことで成り立つ文化である」としたうえで、「公共空間にそういった画像を広めることは法的にアウト」と警告した。
ライター/ヨシムネ