スクウェア・エニックスは、2014年よりSteamで海外向けに配信している『ファイナルファンタジーIII』の国内向け配信を2月28日(金)より開始した。価格は1980円(税込)だが、3月3日(火)までは50%オフの990円で購入可能だ。
『ファイナルファンタジーIII』は、1990年に発売されたファミリーコンピュータ用RPG。なお、今回国内向け配信を開始したPC版は、2006年にリメイクされたニンテンドーDS版がベースとなっている。
さまざまな能力を持つ「ジョブ」を変更して戦う「ジョブチェンジシステム」や、シヴァ、バハムートなどの召喚獣を呼び出す「召喚魔法」など、以降の『ファイナルファンタジー』シリーズにも引き継がれた要素が初登場したのも『ファイナルファンタジーIII』である。
Steam版では21:9の画面比率への対応をはじめ、イベントシーンやインターフェースを一新。本作の通信要素である「モグネット」などのやり込み要素もリニューアルされた。また、今回の国内向け配信にあわせて、Steam版および配信中のiOS版、Android版にオートバトル機能や倍速戦闘モード、イラストやBGMを楽しめる「ギャラリーモード」の追加が行われている。
今回配信された『ファイナルファンタジーIII』以外にも国内向け配信が行われていないシリーズタイトルは複数存在するため、今回の国内向け配信を皮切りに、シリーズタイトルが充実していくことを願いたい。
ライター/ヨシムネ