App Storeに続き、中国本土でSteam版『Plague Inc.』が配信停止。新型コロナウイルスの発生以降プレイヤー数は“爆発的に”増加

 先週、中国のApp Storeから削除された『Plague Inc.』だが、Steam版のストアページも中国本土で非公開となったことが3月2日(月)、Niko PartnersのゲームアナリストであるDaniel Ahmad氏のツイートにより判明した。

 『Plague Inc.』は細菌やウィルスなどの疫病を広め、人類を滅亡させることを目的としたゲームだ。イギリスで経営コンサルタントをしていたジェームズ・ヴォーン氏により2012年に公開された本作は、現在までアップデートが続いているロングセラー作品で、2019年末には「フェイクニュース」を広めて“嘘をまことに変える”シナリオモードが追加されていた。

(画像はSteam「Plague Inc: Evolved」より)

 今回、中国本土での配信が停止されたPC版『Plague Inc: Evolved』は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生以来、プレイヤー数が爆発的に増加していることがSteamのデータを収集しているSteam Chartの記録より確認できる。

(画像はPlague Inc: Evolved – Steam Chartsより)

 開発元のNdemic Creationsは、中国のApp Storeから削除された際の声明で「中国サイバースペース管理局と連絡を取り、懸念事項を解決する策を見つける」と伝えていたが、当局側は強硬姿勢を取り続けているのが現状のようだ。

 『Plague Inc.』が伝える衛生教育上の重要性はCDC(アメリカ疾病予防管理センター)などの保健機関からも認知されており、Ndemic Creationsは現在、主要な保健機関と連携して、新型コロナウイルスの封じ込めや抑制をサポートするための支援策を検討しているという。

 ただし、本作は現実的で有益なものとなるよう設計されているとはいえ、あくまでもゲームだ。同社は「新型コロナウイルスについての詳細情報は、WHO(世界保健機関)を含む各国の保健当局から確認してほしい」と呼びかけている。

ライター/ヨシムネ

ライター
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
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