レゴジャパンは3月12日(木)夜、任天堂とのコラボレーションによる新製品「レゴ スーパーマリオ」を発表した。2020年後半の発売を予定している。
「レゴ スーパーマリオ」は、自由にレゴブロックを組み立て作ったコースを、インタラクティブなフィギュア「レゴマリオ」を動かして攻略していく製品シリーズ。
レゴマリオの胸部には電子表示が備えられており、敵やブロックなどのレゴを踏むことでさまざな情報が示される。動画を見る限りでは、コースをクリアするまでのタイムや、取得したコイン数、溶岩地帯を踏んだダメージなどが本物の『スーパーマリオブラザーズ』さながらに再現されているようだ。
任天堂は今回の発表にて、「レゴグループと任天堂のチームが共同で、ビデオゲームでも従来のレゴブロックでもない新しいあそびを目指して、レゴ スーパーマリオの開発を手がけてきました」とコメント。また「レゴだからこそできる、オリジナルのコース作りと、作ったコースを舞台にレゴマリオがコインを集めるあそびという、ふたつの要素を通じて、これまでのレゴシリーズとは異なる新しいスタイルの遊び方やチャレンジができるようになっている」と伝えている。
今回の発表に際し、レゴグループにおけるエグゼクティブバイスプレジデント兼CMO(最高マーケティング責任者)のJulia Goldin氏と、任天堂の執行役員兼ゲームプロデューサーを務めている手塚卓志氏は、以下のようにコメントした。
<レゴグループ エグゼクティブ ヴァイス プレジデント兼CMO Julia Goldinのコメント>
「任天堂とのパートナーシップによって、リアルなレゴの世界に初めてマリオがやってくることになります。これにより、マリオを愛する子どもたちは、創造力を駆使しながら、大好きなゲームのキャラクターとインタラクティブに遊ぶという、これまでにない新しい遊び体験を手に入れることができます。
また最新のデジタルテクノロジーをシームレスに取り入れたことで、レゴ スーパーマリオを通じて、子どもたちは一緒に遊び、その喜びや楽しみを分かち合うという素晴らしい経験を得ることができると私たちは確信しています。」<任天堂株式会社 執行役員兼ゲームプロデューサー 手塚卓志氏のコメント>
「私は多くの子どもたちが想像力を使って遊んでいるレゴの商品が凄く好きです。その良さをベースに、マリオの世界を自由に組み立てる遊びと、そのフィールドを使ったマリオの遊びの2つが融合した、とても新しい商品を生み出すことができたと思います。」
このほかにも、レゴグループはモーターを搭載した乗り物を制作できる「テクニック」や、ロボットプログラミングを楽しく学べる教育版レゴ「マインドストーム」、AR(各超現実)の技術を応用した「ヒドゥンサイド」など、子どもから大人まで楽しめる新たな遊び方を提案している。
ゲーム関連では『レゴシティ』シリーズや、『オーバーウォッチ』をテーマにした製品も発売されているので、興味があればレゴの公式ホームページをチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ