セガは60周年記念アンバサダーの公式サイトをオープンした。記事執筆時点では「爆誕まで、あと5日」と記されており、3月25日に公開予定だ。サイトには、かつての「せがた三四郎」を彷彿とさせる、柔道着を着た男性のシルエットの写真が表示されている。
「アンバサダー」とはビジネスにおいて、自社作品の普及を行う人をことを指す。さらに柔道着となると、かつて「藤岡弘、」こと藤岡弘さんが就任し、セガ・サターンの普及に一役買ったアンバサダー「せがた三四郎」を彷彿とさせるだろう。
せがた三四郎は、『シャイニング・フォースIII』、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』、『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』など、数々のテレビCMに出演。ゲームのCMにしては破天荒なキャラクターは話題となり、主題歌である「セガサターン、シロ!」も大ヒット。さらに『せがた三四郎 真剣遊戯』としてゲーム化されたほか、藤岡弘さんはこの縁があり『シェンムー』に主人公の父・芭月巌として出演もしている。
昨年、開催された「セガフェス2019」では、このせがた三四郎が22年ぶりに復活。藤岡弘さんも当時のままの柔道着のままの姿で出演して、話題となった。
22年ぶりに復活した「せがた三四郎」が熱すぎる。体感80kgのセガサターンを背負い、コントローラー連打で血が出たCM裏話語る
今回、発表された公式サイトのURLは「https://60th.sega.com/segashiro/」となっており、「segashiro」とは新たなキャラクターである「せが四郎」のことなのか、単に「セガしろ」なのか、やはり「せがた三四郎」なのか気になるところだ。
また3月19日にもセガは、Twitter公式アカウントで「(えっ、なんで)柔道着」とともに「極秘資料」と書かれた資料が写っている写真をツイートしている。
(えっ、なんで柔道着…?) pic.twitter.com/GKVsZ2tD9X
— セガ公式アカウント🦔 (@SEGA_OFFICIAL) March 19, 2020
このアンバサダーの正体はいったい誰なのか、3月25日に公開される続報を待ちたい。
ライター/福山幸司