room6は、ピクセルアーティストで個人ゲーム開発者のhako 生活氏が制作するアドベンチャーゲーム『アンリアルライフ』のNintendo Switch版を5月14日(木)に発売することを発表した。価格は税込2400円だが、5月7日(木)から1週間のあらかじめダウンロード(予約購入)期間中は税込2000円で購入できる。
『アンリアルライフ』は、記憶喪失の少女が知らない街をさまよい、自身の記憶を取り戻すアドベンチャーゲームである。記憶喪失の少女「ハル」は“サイコメトリー”と呼ばれる「物体に残留するキオクを読み取る超能力」を持っている。彼女は人間と交信できる無線式の信号機AI「195」と出会い協力しながら、脳裏に残る「先生」と呼ばれている人物を探すこととなる。
本作ではサイコメトリーの能力を使ってさわった物体の「キオク」から過去を読み取り、現在と過去を比較しながらさまざまな仕掛けを解いていく。なお、本作はNintendo Switchのほか、Steam、iOS、Androidでも配信を予定している。
販売を担当するroom6は本作の配信開始に際して、新たなインディーゲームレーベル「ヨカゼ」を立ち上げている。「ゲームパブリッシャーの枠を超えた新しいインディーゲーム共同体」として誕生したヨカゼは、個人開発や他パブリッシャーのゲームの枠を超えて参画出来るレーベルとして運営される。
hako 生活氏がブランドマネージャーに就任し、同氏を中心に活動が展開されていく本レーベルでは今後、nakajima氏が制作した『From_. 』や超水道氏が制作した『ghostpia』や、おづみかん氏が開発中の『果てのマキナ』における家庭用ゲーム機での移植版がリリースされる予定だ。
本作に興味があれば、作者であるhako 生活氏のTwitterアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#UNREAL_LIFE」の投稿をチェックして続報を待つとよいだろう。また、今回の発表にともないヨカゼの公式Twitterアカウントも開設されたのでこちらもあわせてチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ