いま読まれている記事

『Call of Duty: Modern Warfare』や『Call of Duty: Warzone』で人種差別的なユーザーの追放を強化する事をInfinity Wardが表明

article-thumbnail-200604b

 『Call of Duty: Modern Warfare』『Call of Duty: Warzone』を開発するInfinity Wardは、ゲームから人種差別的なユーザーを排除する施策を強化する声明を発表した。こういったコンテンツの追放は「発売日から行っている」が、今回はさらにそれを強化することになる。取り組みについては以下の通り。

・人種差別的なコンテンツをモニターし身元確認するためのリソース増加
・ゲーム内報告システムを追加し時間単位あたりのBAN数の増加
・フィルタの追加と名前の変更の制限強化
・レポートの提出を簡易化するためのゲーム内の改善点の評価
・再犯者根絶のため永久BANの増加

 6月2日にアクティビジョンは、「今必要なのは、平等、平和、変化について語る人々が見聞きされること」と『Call of Duty: Modern Warfare』と『Call of Duty: Warzone』、『Call of Duty Mobile』の新シーズン開始の延期を発表している。

 明言されていないが、5月25日に起きた白人警官の不当な暴力によって黒人のジョージ・フロイド氏が死亡した事件に端を発し、大規模なデモ運動に発展した「Black Lives Matter」に対する反応とみて間違いない。

『Call of Duty: Modern Warfare』や『Call of Duty: Warzone』で人種差別的なユーザーの追放を強化する事をInfinity Wardが表明_001
(画像はBattle.net『Call of Duty: Warzone』より)

 ビデオゲーム業界でもこの運動を支持する動きが活発化している。ソニーマイクロソフトに続き、Nintendo of Americaもこの運動を支持する声明を発表。ソニーはNaughty Dogの副社長ニール・ドラックマン氏を通じて、マッチングチャリティドネーションを行っていることが伝えられている。

 コンソールプラットフォーマー以外のビデオゲームデベロッパー、パブリッシャーも支持を表明。大手ではThe Pokémon Company InternationalUbisoftElectronic Artsスクウェア・エニックスNianticなど、多くの企業が「Black Lives Matter」活動への寄付を約束している。

 また、コミュニティからはチャリティスピードランイベントをホストする「Games Done Quick」も寄付を表明している。

ライター/古嶋誉幸

ライター
『Call of Duty: Modern Warfare』や『Call of Duty: Warzone』で人種差別的なユーザーの追放を強化する事をInfinity Wardが表明_002
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月24日20時~2024年4月24日21時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ