6月27日より開催されたオンラインイベント「BitSummit Gaiden」にて、インティ・クリエイツは、同社の開発する2Dアクションゲームシリーズ最新作『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環』(アームドブルー ガンヴォルト ギブス)を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。まだ開発に着手したばかりということで、発売日は未定だ。
発表に際し、本シリーズのアクション監修を務める稲船敬二氏がビデオレターに登場。前作から約4年ぶりの新作で、ようやく発表できてうれしいことや、アクションのいいところを積み上げ、みんなでおもしろい作品にしたいとのゲームの抱負を語った。
また、稲船氏から本作の新キャラクターの「きりん」が紹介された。同キャラクターでは、インティ・クリエイツらしさを持つ剣を使ったスラッシュアクションを完成させたいとしている。銃と雷撃を使うシリーズ通しての主人公「ガンヴォルト」との違いも見所と、新キャラクターの出来に自信を見せる。
発売まではまだ時間が掛かるというが、期待に応えるアクションゲームに仕上げていくと、コメントをまとめた。
公開されたトレイラーにて、きりんがお札のようなもので敵をロックオンしたり、敵の攻撃を剣ではじき返すシーンが見られる。ロックオンは避雷針を銃で撃ち込むガンヴォルトの得意とする攻撃のひとつだが、剣によるアクションがまた異なる魅力を放っている。
インティ・クリエイツと稲船敬二氏がコラボした『ガンヴォルト』シリーズはこれまでに『蒼き雷霆 ガンヴォルト』、『蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪』の2本がリリースされている。
「セブンス」と呼ばれる特殊能力者が存在する世界で、彼らの存在が物語に大きく関わっている。ガンヴォルトもそんなセブンスのひとりで、雷撃を操る。『蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪』では新たに、能力を持たない科学者「アキュラ」がプレイアブルキャラクターとして参戦した。
4年ぶりの新作『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環』のプロジェクトが動き出した。スタートしたばかりなのでまだ発売日やゲームの詳細については不明だが、インティ・クリエイツは公開できる段階で発表するとしている。
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ライター/古嶋誉幸