アメリカに拠点を置くPCパーツ・周辺機器メーカーCorsair(コルセア)は、「iCUE LT100 Smart Lighting Towers」を発表した。台座から46個のLEDが配列された高さ約42センチの棒が垂直に伸びている商品だ。日本での発売は未定。
価格は129.99ドル。2本セットで、片方はコンセントとPCに接続するベースとなる。59.99ドルで別売の拡張キットを増設でき、最大4本のライトを配置可能だ。
「ゲーミング棒」としか表現しようがない商品だが、専用ソフトiCUEを使えばビデオゲームや音楽に合わせてダイナミックに明滅させることができる。また実用的な部分として、L字フックを取り付けてヘッドセットホルダーとして利用できる。利用者の創造性によって、ほかにもマウスのコードを引っかけたり、少し改造してコントローラーホルダーとして利用できるかもしれない。
正面を向けて光らせるだけでなく、壁に向けて光らせれば間接照明としてまた違った雰囲気が得られることもあわせて紹介されている。
iCUEとは、同社が展開するゲーミング商品を統合して制御するソフトウェアだ。ファンコントロールやシステム監視のほか、ライティングの制御も可能。このソフトウェアを利用すると、対応するキーボードやマウス、ヘッドセット、そしてこのLT100や、PCケース内のファン、メモリなどのライティングを一括して変化させられる。
前述の通り、iCUEを使えばゲーム内のイベントや音楽に合わせてダイナミックに光り方を変えられたり、さまざまなプリセットを使うことで部屋をゲーミングカラーに染め上げることができる。
「iCUE LT100 Smart Lighting Towers」は、画面やPCだけではなく、部屋全体をゲーミング化したいという方にはうってつけの商品となるだろう。最大4本使える拡張性を備えたライトとL字フックを使って、あなたなら何をするだろうか。
ライター/古嶋誉幸