アメリカに拠点を置く大手エンターテインメント企業のワーナー・ブラザーズは、現地時間8月22日(土)より開催されたオンラインイベント「DC FanDome」にて、協力プレイ対応のアクションアドベンチャーシューター『Suicide Squad: Kill the Justice League』を発表した。2022年発売予定で、対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X、PC。開発は『バットマン アーカム』シリーズで知られるロックステディ・スタジオが担当する。
発表にあわせて、ハーレイ・クインたち4人のタスクフォースXが街中でハチャメチャに暴れ回るトレイラーや、作品の公式Twitterアカウントも開設されている。
『Suicide Squad: Kill the Justice League』の主役はDCコミックスの悪役たちだ。トレイラーには「ハーレイ・クイン」、「キング・シャーク」、「キャプテン・ブーメラン」、「デッドショット」の4人がタスクフォースXとして登場している。
彼らのミッションはDCユニバース最大のヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」を倒すこと。頭部にナノ爆弾を埋め込まれている彼女らは、否応なく戦いへかり出される。
DC FanDomeにてロックステディは、『Suicide Squad: Kill the Justice League』はあえて「アクションアドベンチャーシューター」とジャンル付けしているとおり、「これまで同社が培ってきたアクションに銃撃戦要素も足した」と語っている。
タスクフォースXには銃を得意とするヴィラン「デッドショット」も所属しているため、かなり力を入れているようだ。トレイラーではマシンガンを撃ちまくる「キング・シャーク」の姿も収録されている。
また、ゲームの舞台となるメトロポリスは「タスクフォースXに続く第5の主人公」と語られた。『バットマン アーカム・ナイト』はゴッサムシティを舞台にしたオープンワールドゲームだったが、本作では「DCファンへのラブレターになる」というほど力を入れたという。
ゲームはシングルプレイから最大4人までの協力プレイに対応。シングルプレイでも自分が操作していないキャラクターはAIが操作し、好きなタイミングで切り替えられる。
ロックステディとしては2016年の『Batman: Arkham VR』以来久しぶりの新作となる。都市に力を入れたオープンワールド、近接戦から銃撃戦まで楽しめるゲームプレイなど、楽しみな要素は多い。
2022年と発売は少し先なので、ゲームプレイ動画などはまだ先になるかもしれない。本作に興味があれば、公式Twitterアカウントをフォローして続報を待つとよいだろう。
ライター/古嶋誉幸