近日中に基本無料のアイテム課金制に移行する『ロケットリーグ』。ゲームの開発と販売を担当するPsyonixは、基本無料形式への移行が完了して以降は、マルチプレイを遊ぶ際にPlayStation PlusやNintendo Switch Onlineの加入が不要になることを発表した。
つまり、PlayStation 4とNintendo Switchの『ロケットリーグ』プレイヤーは、マルチプレイを遊ぶための追加費用が不要となる。
基本無料化される正確な日付は未発表だが、9月中旬にゲームのアップデートを行い、その後すぐに無料で遊べるようになると伝えられている。
『ロケットリーグ』は、ロケットブースター付きの車がボールを追いかけるサッカーゲームだ。オフサイドなし、キックオフに攻守がないことや、フィールドが壁に囲まれてボールが場外に出ることがないなど、車でサッカーをするためにルールが変更されている。
ゲームは2015年にリリースされて今年で5年目。それを記念して2020年7月、ゲームは基本無料のアイテム課金制に移行する決定が発表された(リンク)。それに伴い、PC版はSteamでの販売を終了し、Epic Games Storeで再リリースされる。
今回の発表ではシーズンが整理され、バトルパスに相当する「ロケットパス」とシーズン、そしてトーナメントの開始日と終了日が統一され同じスケジュールとなることも発表された。プレイヤーランクも新たに「スーパーソニックレジェンド」が設置される。グランドチャンピオンの上をいくゲームの最高位だ。
基本無料に移行して、ますますプレイヤー数が増えそうな『ロケットリーグ』。まだ有料で販売されているが、購入者には「レガシーステータス」が与えられ、限定のコスメティックアイテムなどの特典がある。もしそういったものに興味があるなら、今のうちにゲームを購入した方がいいだろう。
ライター/古嶋誉幸