プレイステーション カスタマーサポートが運営する公式Twitterアカウントは、PlayStation 5のPlayStation 4との互換性についてあらため正式な情報を伝えた。
PS5の後方互換に対応したPS4のゲームであれば、店頭で買ったディスク版でもPS Storeで買ったダウンロード版でも、PS5上でそのままプレイ可能。ディスク版のPS4ゲームをプレイしたい場合は、PS5もディスクトレイが付いているモデルが必要になるとツイートしている。
PS5の互換動作に対応したPS4のゲームであれば、ディスク版でもデジタル版でもPS5でそのままプレイ可能です。PS4のゲームをディスクでプレイする場合は、ディスクドライブ搭載モデルをお選び下さい。以上PS5の互換性に関する窓口対応について不足がございましたので補足してお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/Ha0JZGHtf4
— Ask PlayStation JP (@AskPS_JP) September 23, 2020
PS5公式サイトでは、対応したPS4タイトルとPSVRタイトルはより高いフレームレートでゲームが動作する旨が記載されている。
また『Cyberpunk 2077』のように、一部のタイトルはPS4版(ディスク・ダウンロード)を買えば、PS5版にアップグレードも可能だ。『Cyberpunk 2077』は、PS4ディスク版を購入した場合はアップグレードするのにディスクトレイ付きのPS5が必要となる(参考ツイート)。
SIEの社長兼CEOのジム・ライアン氏はワシントンポストのインタビューにて、PS5のPS4との互換が保証されたゲームは数千本テストしたうちの99%、ほぼ全てが対応していると語っている。具体的なリストはまだ公開されていないが、以前より互換性のテストを続けていることは数回にわたって発表されていた。
一方ファミ通のインタビューでライアン氏は、PS5はPS1からPS3までのゲームソフトとは互換性がないことを伝えている。
PS4以前のアクセサリーについての互換性も以前発表されている(参考記事)。PS4のコントローラーDUALSHOCK 4ではPS5のゲームを遊べず、PS5のコントローラーであるDualSenseが必要だ。ただし、PS4のゲームであれば、PS5でもDUALSHOCK 4を使って遊べる。
PS4で正式に認可されたPS4向けのハンドルコントローラー、アーケードコントローラー、フライトスティックなどの特殊なコントローラーは、PS5、PS4どちらのタイトルでも利用できるという。
PSVRを持っている場合は、PS5にPSVRを接続すればそのまま利用できる。PlayStation Move モーションコントローラーおよびPlayStation VR シューティングコントローラー、PlayStationカメラもそのまま対応だ。PSカメラは専用のアダプターが無料で配布されるという。PSVRゲームはPS5でも問題なく遊べるという考えで問題ないだろう。
互換性についてまとめると、PS5を購入すればディスク、ダウンロード問わずテストされた99%のPS4ゲームがPS5で遊べる。またPSVRを持っていれば、PSVRを利用したVRゲームが遊べる。対応したPS4ゲームはより高いフレームレートで動作。『Cyberpunk 2077』のような一部のゲームは、PS4版(ディスク・ダウンロード)を購入すればPS5版にアップグレード可能だ。PS3以前のゲームとの互換性はない。
PS5にPS4のコントローラーは互換性があるが、PS5のゲームはPS4のコントローラーでは遊べない。PS4向けのフライトスティックやハンドルコントローラーなどはPS5のゲームであっても遊べる。
ライター/古嶋誉幸