CD PROJEKT REDは、『サイバーパンク2077』がゴールドマスター承認されたことを発表した。ゴールドマスター認証とは、一般的にゲームディスクのマスター版が完成し、あとはプレス工場でゲームを生産する段階のことを指す。幾度か発売が延期された本作だが、11月19日(木)のリリースは揺るぎないものになったといえるだろう。
CD PROJEKT RED Japanの西尾勇輝氏は、自身のTwitterアカウントにて「これからも引き続きブラッシュアップを続ける」と語っている。ゲームの開発はゴールド宣言後も続けられるのが常で、ここから11月のリリースまでの期間に調整されたものは、発売後のパッチなどとしてリリースされるはずだ。
#サイバーパンク2077 がゴールドマスター承認されたことをお知らせいたします📀
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) October 5, 2020
11月19日、ナイトシティでお会いしましょう! pic.twitter.com/I1ZK59Cs1c
『サイバーパンク2077』はサイバーパンク世界の都市「ナイトシティ」を舞台にしたオープンワールドRPG。『The Witcher』シリーズのCD PROJEKT REDが、テーブルトークRPG『Cyberpunk 2020』をベースに、原作者のマイク・ポンスミス氏と協力して開発している。
プレイヤーは異なるバックグラウンドを持つ「V」と呼ばれる人物をキャラメイクし、広大なナイトシティを冒険。さまざまなサイバーウェアやインプラントで自身を改造したり、隙あらば裏切り出し抜こうとするギャングや企業とギリギリの取り引きを行ったりと、望むままサイバーパンクを堪能できる。
なおゴールド宣言のツイートでゴールドディスクを持っているキャラクターは、シリーズ通して登場している重要キャラクター「ジョニー・シルヴァーハンド」で、今回の作品ではキアヌ・リーブス氏が演じている。
日本で『サイバーパンク2077』は11月19日にPlayStation 4、Xbox One、PCでリリースされ、PlayStation 5とXbox Series X版への無料アップグレードにも対応。アップグレード版はリリース日未定だが、次世代機の能力を存分に活かした上位版となる。なお、互換性を使って次世代機で遊ぶことも可能だ。
11月19日のリリースを前についにゴールド宣言がなされた本作。度重なる延期にやきもきした方も多いだろうが、これ以上の先延ばしはないはずだ。ナイトシティでどんな生き方をするか考えながら、ゲームの発売を待ちたい。
ライター/古嶋誉幸