アトラスは10月29日(木)、『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』の発売を開始した。対応プラットフォームはNintendo SwitchとPlayStation 4。価格はどちらも税抜で通常版5980円、限定版1万3980円となっている。
『真・女神転生III -NOCTURNE』は、2003年2月にPlayStation 2で発売された悪魔を仲間にして戦うRPG。『真・女神転生』シリーズのナンバリングタイトルではあるが、前作の直接的な続編ではなく、新しい世界観となっている。
今回のHDリマスター版は、2008年10月発売の『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』の初回版に付属された『真・女神転生III -NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』に準拠している。『真・女神転生III -NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』は『真・女神転生III -NOCTURNE』 のゲーム内容をそのままに「葛葉ライドウ」との追加イベントや「エクストラダンジョン」など、さまざまな追加要素を加えたものとなっている。
本編では、「東京受胎」によって変わり果てた”トウキョウ”でその身を悪魔に変えた主人公が「新世界創造」の選択と葛藤の物語を描く。また主人公の選択により物語が変化する。
バトルシステムは、その後のアトラス作品にも受け継がれている、相手の弱点を突けば有利に戦闘を進めることができるシンプルながらも奥深い「プレスターンバトル」を採用。ほかにも悪魔と交渉し共に戦う“仲魔”にしたり、悪魔同士を合体して新たな悪魔を生み出す「悪魔合体システム」も搭載されている。
さらにHDリマスターならではの要素としてグラフィックスの向上やボイスの追加(ボイスのON、OFFは設定可能)、中断セーブ機能があり、さらに無料DLCで易しい難易度「MERCIFUL」が選べるようになる。
シリーズ屈指の名作として名高いRPG『真・女神転生III -NOCTURNE』のHDリマスター版、興味がある方は購入を検討してはいかがだろうか。