任天堂は11月5日(木)、2021年3月期第2四半期(2020年4月1日から2020年9月30日)の決算を発表した。ハード、ソフトとも好調な売り上げを記録し、前年同期間比で売上高は73.3%増の7695億円を記録している。
第2四半期では、2020年7月に発売した『ペーパーマリオ オリガミキング』が282万本、9月の『スーパーマリオ 3Dコレクション』は521万本(初月販売本数350万本以上)、そして『あつまれ どうぶつの森』が1427万本(累計販売本数2604万本)の売り上げを記録した。
Nintendo Switchのミリオンセラータイトルは、サードパーティ製のゲームもあわせてついに20本となった。
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携帯専用機のLiteを含むNintendo Switchハードの販売台数は1253万台(前年同期比80.9%増)で、累計6830万台を突破。また、ソフトの販売本数は1億25万本(前年同期比71.4%増)で、累計4億5649万本を販売している。
デジタル販売のみでも、パッケージ併売ダウンロードソフトの売上が伸びたことに加え、ダウンロード専用ソフトや追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は1715億円(前年同期比139.4%増)と大幅増。また、モバイル・IP関連収入等の売上高は267億円(前年同期比33.9%増)となった。
これらの好調をうけ、任天堂は2021年3月期の業績予想を大幅に上方修正している。
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10月には『ピクミン3 デラックス』や『マリオカート ライブ ホームサーキット』、追加コンテンツ『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』の第2弾となる「冠の雪原」が発売された。
今後は、11月に『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』、2021年2月には『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』など、『スーパーマリオ』35周年を記念した作品を含む、さまざまなゲームがリリースされる予定だ。